noteが読まれない本当の理由とは? 自己紹介から見直すコミュニケーションの原点
「やはり『what』の前にまず力を入れるべきは『who』ということか」
昨日、noteのつづけ方について考えをまとめました。テーマは「自己紹介」、つまりプロフィールの書き方についてです。
「自分なりに頑張ってクオリティの高い記事を書いているのになかなか読まれない…」そんな思いをしている方は多いのではないでしょうか。過去私もこの感覚を経験したことがあります…。noteを書きはじめた時は正に新参者。誰も知らない存在感ゼロの状態です。書いても書いても読まれない。結構辛いですよね。
そんな状況ではいくら質の良いアウトプットをしてもなかなか読んでもらえません。ではなぜ読まれないのか、その原因の一つが「何を書いたのか」という『what』の部分よりも「誰が書いたのか?」という『who』の部分の信頼構築ができていないことにあります。だからこそ自己紹介がとても重要だと思っています。
ちょうど同じ日にとても近い視点でわかりやすく整理された記事に出会いました。竹村さんの記事です。不躾ながらご紹介させていただきます。
この記事の中で竹村さんはこう解説されています。
「誰が言うか」の部分を確立しないと、何を言っても聞く耳をもってもらえません。よってまずは、読み手のことを考えて、「求められていること」を書いてみてはどうでしょうか?
"まずは「どういう人なのか」が知られていないと、何を言っても聞いてもらえない。これは現実です。なので、専門的なことを語るのもいいのですが「より多くの人に知ってもらいたい」「読んでもらいたい」と思うのであれば、まずは読み手の要望に応えて、自分のことを知ってもらう必要があるのではないかと思うのです。
とても腹落ちする内容です。記事の中身の前に、「そもそもあなたは誰なんでしょうか?」という根本的な疑問にお応えする所からコミュニケーションははじまるということですね。
私も自己紹介の記事を書きプロフィールに固定表示していますが、実はその記事はnoteを初めて100日が経った時に書きました。今思えばもう少し早く書くべきだったかなと少し反省します。その記事がこちら。
当時の私の考え方は「無名の自分になど誰も興味はない」→「だからこそ質の高い記事を書こう」という発想でした。だからこそ100日経つまで自分の個性というものを意図的に消して記事を作成していました。自分のことよりも「読んでくれた人が気づきを得て態度変容を促す、そんな役立つ記事とは何か?」ばかりを追求して取り組んでいました。
それはそれで、読み手のことを考えて意味ある記事を書くというnote筋肉の筋トレにはなったと思ってます。でも、竹村さんの記事を読むとwhoの部分がやはり重要だとわかります。もう少し早めに自己紹介しておけばよかったかもしれません。
一方で、竹内さんの記事には自己紹介で理解がもらえない場合についても言及されており、そんな時は自分の立場から発信できる「みんなに役立つような情報やノウハウ」を発信すれば良いとのアドバイスも書かれています。結果的には私はこちらのルートで自分の人となりを理解してもらっていたのかもしれません。ただわかりにくかったとは思いますが。
いずれにしても、noteを始めたばかりの人は特にプロフィールをしっかり作り込む、その上で読まれた方にプラスになる情報を発信していくことがとても大切ですね。
まとめ
noteはオンラインサービスですが、記事を読む、フォローするというのは、リアルで言うと会話して、友達になるという事と同じだと思います。いくら会話の内容がためになるものでも、「あなた誰ですか?」という状況だと友達にはなれません。
顔が見えないオンラインサービスだからこそ、顔が想像できる自己紹介が重要ですね。軽視しがちな自己紹介、noteで言えばプロフィールの情報は誠意を持って作り込む必要があります。
顔が見ない中で信頼し合うのは難しいですが、だからこそ、そこは手を抜かずに丁寧にコミュニケーションして良い関係が築かれたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
プロフィールを磨き上げる要点は下記の記事で細部までこれまで培ったノウハウをまとめていますので、ご参考頂ければと思います。
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