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アウトドア用品店のランチタイム

こんにちは。
今日はYAUのランチタイムを紹介します。

YAUでは、
お店が落ち着いている場合には、
店舗外スペースで焚火調理をしてランチタイムにすることがあります。

キャンプ用品店ならではのランチタイムですね。

ガスでパパッとラーメンを作ったりすることもありますが、
先日は、とても暇&なんだかじっくりと炎を眺めていたい気分でしたので、
水蒸気炊飯をしておりました。

途中で来店されたお客様方は、「なんか飯盒乗ってる…」
と焚き火を眺めていましたが、
僕のランチでした笑

まずは火を熾します

よく使う焚き火台

よく使う焚き火台はFIRESIDEのTipi150です。
外に据え置き型なので、思い立ったらスグに使えるのが良いところ。
ただ、約50kgあるので、一度設置したらなかなか動かせません笑

火を熾すといっても
店内の薪ストーブから燃えている薪を持ってくるだけなので、
一瞬で完了です。

水蒸気炊飯とは?

飯盒の中蓋(中子)で調理をします。
本体に水を入れ沸かし、その水蒸気で中子のご飯を炊いていきます。

水蒸気炊飯のメリット

  • 底面を直接火にかけないため、焦げることがなく、綺麗に炊き上がる

  • 米の形が崩れたり焦げついたりする心配がない

  • しっとり甘く炊き上がり、ふっくらとした食感を楽しめる

  • 米や水の量が大雑把だとしても失敗しにくい

  • 火力調整が難しい焚き火でも安心して調理できる

水蒸気炊飯の手順

  1. 米を水に浸す(約30分~1時間)

  2. クッカーや飯盒に米を入れて、本体の準備をする

  3. 本体に調味料や食材などをすべて入れたら、米を入れた中子を載せる

  4. 水を入れて、十分米が水を含んでからフタをし、火にかけます

  5. 湯気が出るまでは強火にかけ、沸騰するまで様子をよくみます

  6. 湯気が出はじめたら弱火に変えて12〜15分

  7. 火から下ろして15分ほどフタを閉めたまま蒸らして完成

本体部分で炊くよりも、
時間はかかりますが、じっくりと火を通していくために、
甘く炊きあがります(気がします)。

そして、米が入った底面が直接火にあたる訳ではないので、
焦がしてしまうことがなく、失敗知らず。
後片付けも楽です。

いざ調理!

今日のおかずはBUTCHERのソーセージ

今回使う飯盒はEVERNEWの山岳飯盒弐型です。
本体では2合炊飯できますが、
今回は中子で炊くため、1合までです。

米を浸漬している間に本体に水を入れて冷凍ソーセージを解凍します。
火にかけて米を炊く際にはこの本体部分でレトルト食品を温めたり、
スープやおかずを作るのがおすすめです。

火にかけます

本体部分でソーセージをボイルしても良かったのですが、
個人的にBUTCHERのソーセージは
焼いてパリッと食べるのが好きなので
本体部分は水のみで火にかけました。

焚き火調理は熾火でじっくりとしていくことも多いですが、
水蒸気炊飯の場合は、
中子の水が沸くまで加熱しないといけないため、
はじめはガンガン炎が上がっている強火状態で、
飯盒を置きます!

外気が0℃近く水がかなり冷たかったこともあり、
なかなか時間がかかりました。
強火で湯気が出てくるまで約20分火にかけ、その後弱火で約15分。
(これだけじっくり温めていったら甘いご飯だろうな~と
お腹をグーグー鳴らしながら待ちます)

焚き火からおろしたら約15分蒸らします

蒸らしている間に…

ソーセージを焼きます!

使っているのはHD.ALU Pan 14。
先日個人的に購入したフライパンです。

これは無垢のアルミのフライパン。
フッ素加工などが施されているフライパンも多いですが、
キャンプなどでは無垢が個人的にはおすすめ。

何も気にせずガンガンと使い、
そしてガシガシと洗えます。

無垢だからこそ永く使えると思います。

熾火でじっくりと焼いて…

完成です!

ご飯とソーセージだけ!!
ですが、ご飯はふっくらと甘く、
ソーセージはパリッとジューシー。

デッキに座って北アルプスを眺めながら、
贅沢な昼食時間でした。(ほぼデイキャン…)

お店が落ち着いている日はこんな感じで
デイキャン?をしていることもありますので、
気軽に混ざってください笑

YAUでは薪を購入いただければ、
自由に焚き火をしていただけます。

店頭ではソーセージの他、
味付き肉やラーメン、パスタなども販売しております。
デザートのジェラートもあります!
道具は無料で貸し出ししているので、
同じようにランチタイムなどにしてもらってもOKです!
(食材持ち込み可!)

いつでもお立ち寄りください~

齋藤

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