レベル2:スラスラと読める文を書く(2)
前回から、「書くことが仕事じゃない人のための、活動の魅力が伝わるライティング講座」のレベル2に入りました。
今回は以下の5つのポイントの「2.語順に注意」について解説します。
文中の"間違い"に注意
語順に注意
読点を効果的に使う
漢字・ひらがな・カタカナを効果的に使う
文の長さと順番を工夫する
語順で変わる読みやすさ
「語順に注意」という話は、レベル1の最初にも出てきました。そのときは、同じ語を使っていても、それをどう並べるかによって文の意味が変わったり、読む人によって異なる解釈が生まれたりするので要注意、という内容でした。
レベル1「正確に、誤解されないように書く」をマスターしたという前提で、レベル2では「読みやすさを意識した語順」について考えてみましょう。
例えば次の2つの文は、使っている言葉は同じ。語順は違っても伝わる意味は変わりません。より読みやすいのはどちらでしょうか?
※語順の違いによる変化が分かりやすいように、あえて読点(、)は打っていません。
多くの方は、Bの方がなんとなく読みやすいと感じるのではないでしょうか。
次の文はどうでしょう?
今度はCの方が読みやすいと感じる方が多いと思います。
AよりもBが、DよりもCが読みやすく感じるのには理由があります。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?