嫁VS姑&小姑100年戦争⑳
本編⑰~幼子が二人いるから、義妹のバス亭への送りは遠慮してくれるかと思いきや、お昼寝の最中でも構わず、大姑から電話がかかり、義妹を婚家からバス亭まで送って行けと言うのだから、もはや使用人扱いだ。なぜ運転の出来る大舅に頼まないのか?少しでもひ孫に会いたかったのか。いやしかし、16時にはもう晩御飯支度に行くのだ。つまりは嫁が何しているか気になった、嫁に暇な時間など与えるものか、しっかりこき使ってやれというのが正解かもしれない。
私は子供のお昼寝のリズムが崩れるので、頭には来ていた。
先に書いた夕食前のお菓子の大袋もそうだ。毎日お菓子ばかり食べさせるのは健康上良くない。なので、長男が大姑からもらったお菓子を少し食べた後、「又、今度ね」と取り上げると、大姑はマジ切れし、「食べたい言うもんは食べさせりゃええんじゃ!」と私を怒る。
正月には、大舅がまだ1才9ケ月の子に、牛蒡やハムを食べさせる。姑も普通のご飯を茶碗1杯食べさせる。
私はもちろん食べる前に止めたが、その時は、大舅がマジ切れ、また私が怒られる始末。とにかく、嫁の人格尊重などない、明治だ。おしんの世界だ。大姑、姑ともに嫁の言うことなど一切聞かない。
そんなこんなで、長男はついにお腹を壊した!丸々とかた肥えした健康な赤ちゃんだったのに、げっそりと痩せた。ついに、私は婚家へご飯支度へ行かなくなった。仕方ない。それでも週に1回、土曜日だけは百歩譲って行ったのだ。~つづく~