嫁VS姑&小姑100年戦争No.31
本編28~手紙に書いた内容は~"今の婚家の土地では、会社や駐車場を建てるには狭く、道中が社用車が通るにも(道が)狭くて、通学の子供達を巻き込む危険もあり、将来に渡り心配が残る。こちらに建てれば、大きな道路に面しているので、すぐに出ることができ、巻き込む危険もなく、ガソリン代も節約出来る。なので、こちらへ建てます。"と書いた。婚家からは何の援助もないのだ。自分達だけで建つなら、思うように建てたいと思った。
案の定、3人とも口を聞いてくれなくなった。仕方ない。今回は折れない。すでに全ては始まっていて、止めることは出来ないのだ。私達だけで地鎮祭もして、3ケ月後には自分達の城が出来た。本音を言えば、離れた所へ建てたかった。
大姑が、「新築したら、組内(町内会)を呼んで家を披露せんと火事になる。」と又、変わったことを言うので、それは仕方なくのみ、家具を入れる前に、組内を呼んだ。嫌だったが、家中見てもらい、ランチを用意して、婚家で宴会をした。
皆、御祝いをくれたが、それをまた姑が取った。結婚から5年たっていたが、クセが悪いのは変わらない。放っておいたが、しばらくして、実家の父が私達が礼を言わないのを不審に思い、「今回は奮発したど。受け取ったか?」と聞いてきて、初めて30万もらったのを知った。父が姑にやったんじゃないと言うので、それだけは返してもらった。後から友達のも返してもらったように思う。夫の元会社の上司も10万くれていたが、これは10年後の上司の娘の結婚で祝いを送る時、自分達の時にいくらもらったか知る必要があり、姑に控えを見せてもらい、初めて知った。姑は自分の家の新築祝いでもないのに自分が取り、何も言わないのだった。本当に私には考えられないことだった。~つづく~