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嫁VS姑&小姑100年戦争⑬

本編⑩~姑は大姑のいとこのいとこ、夫の叔父の妻も大舅のいとこの娘で、皆、親戚からの嫁入りだった。しかも、舅の初婚相手は倉紡のバレー選手だったそうで、速攻離婚して帰ったので、再婚相手に親戚の姑が選ばれ、姑はまだ家が新築だったので嫁に来たと話していた。大舅大姑もいとこ同士だった。

つまり、私は他家から来た初めての嫁だった。
叔父家族は盆正月にいつも二泊三日、多い時は三泊四日居たが、叔父の妻は自分の母=大舅のいとこや姪も連れて来るので、総勢6人。ひよこ饅頭1箱で、私の作ったご飯を朝昼晩、食べていた。
何回も書くが、これで支度してやってということは全くないから、全部私達の自腹。1回だけ、一緒に初詣に出かけたことがあって、其のときだけ、ラーメンをおごってくれた。

叔父が不慮の事故で亡くなるまで約20年間で、1回だけ。義妹の夫の勤める店へ皆で(義弟家族、義妹も)食べに行った時でさえ、支払いは私だった。義叔母が払うかなと待ったが払わないから私が払った。義叔母は「◯ちゃん(夫)、次は◯(叔母の長男)が大人になったら出世払いさせるから待っとって。」と笑った。そして、他の者は誰も礼を言わない。長男が払うのは当たり前らしい。出世払いも今だにない。~つづく~