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【妊夫日記1128】ふたり暮らしだったころの季節に

PAYDAYである。2年前の春ごろに、ウチの家計って赤字では?と思ってから収支を整理して、世帯収入程度の預金確保をまずは目標に生活している。といっても、原則として節約はしない。行動を見直して、効率を上げる、幸福度も上げる、結果的に預金額も確保できるとゆうイメージだった。まぁまぁその取り組みは成功したと言える。
お金は欲しい、しかし一方で、転職したら必ずしもベースアップが望めない金額の給与所得は、なんとなく自由を奪われそうな気がしている。一般的には、子どもが出来ると「お父さん、ますます稼がなきゃね!」と声をかけられることは必ずあるが、そんなに父の首を真綿で絞めなさんなよ。その時々の状況に応じて、家族の中で稼げる人が稼ぐ。目の前の嵐を突破するのにノーペイワークが必要な時は、躊躇わずに乗り越える。そもそも僕は早く、父親の働き方に自由さを与えてやらないと、母親だって自由になんて生きられないんだぞ、とゆうことに気づいて欲しいと思うね。
とにもかくにも、貧乏になっても皿が美しければ飯は旨いと思って食器は好きなものを揃え、外食するより自宅の飯が旨いから自然と食費も減り、ライブに行くより家族で歌い、必要なものは自分でつくり、便利を購入の理由にしないことで知恵を使って、だんだんと家族力が強くなった。
結婚当初の写真を見返すと、なんて僕らはナイーブだったんだろうと思う。8年前、横浜に二人で引っ越して、暮らし始めた季節。

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