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10月26日(日)旅するなごや学「日本一の国際貿易港『名古屋港』をポートビルから見てみよう」

10月26日(日)、旅するなごや学「日本一の国際貿易港『名古屋港』をポートビルから見てみよう」に参加してきました。
今回は、名古屋海洋博物館の学芸員である山口真一さんを講師に迎え、名古屋海洋博物館、ポートビル展望台を観覧し、外に出て名古屋港を散策しました。


海洋博物館の展示では、名古屋港の様々な「日本一」を見ることができました。名古屋港は5つの分野で日本一を誇るそうです。その中の一つ、陸域面積が日本一だそうです。名古屋港は名古屋市にとどまらず、飛島村、東海市、知多市、弥富市にもまたがる港なのだそうです。また、扱う荷物の量も日本一です。そんな荷物の多さを支えるのが独自のターミナルシステムです。荷物を運び、船に乗せるまで無人で行われています。ここでは動く模型を見ながら説明していただきました。とてもリアルな模型に感心しながら皆さん写真に収めていました。

常設展の最後では、名古屋港の歴史について学ぶことができます。名古屋港の開港には、賛成派と反対派がいたようで、反対派の抗議活動が激しく起こっていたようです。その反対派を説得するのに尽力したのが奥田助七郎という人物だったのです。この人がいなければ名古屋港はなかっただろうという話に、参加者の皆さまは深くうなずき、山口さんのお話に聞き入っているようでした。 


そんな歴史を学んだあと、名古屋港ポートビルの展望台に行きました。エレベーターが着き、海が見えると、皆様の「おお」という声が聞こえました。絶景でした。展望台から見えている範囲はすべて名古屋港ということで日本一の大きさを実感することができました。
その後名古屋港の周りを散策しました。海の上では観光用の水陸両用バスが走っており、皆さんの目を引いていました。また、昔貨物列車が走っていた跡だと思われるレールの部分が一部分残っていました。名古屋港の周りは現代と歴史、ともに感じることができる素敵な場所でした。


山口さんの港愛溢れる解説であっというまの二時間でした。魅力あふれる名古屋港ですが、今では水族館のイメージが強く博物館に訪れる人は少ないようです。ぜひ名古屋港だけのすごさを感じることができる博物館も訪れる人が増えるといいですよね。

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レポート:森陽菜  写真:ジェイ

■レポートしたプログラム

■旅するなごや学

■やっとかめ文化祭

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