現代建築見学ツアー「かわりゆく名城地区を散策」〜「名古屋造形大学」「tonarino」をめぐる〜
11月2日午後、現代建築見学ツアー「かわりゆく名城地区を散策」〜「名古屋造形大学」「tonarino」をめぐる〜に参加しました。
名古屋造形大学地域社会圏領域教授の蜂屋景ニさんのガイドで、名城公園地域の最近の移り変わりなどを説明していただき、名古屋造形大学の内部をじっくり案内していただきました。
名古屋造形大学は、昨年小牧から、名城公園駅の横に移転しました。
この地域に合わせた学校をということで、1階にはアートストリートと呼ばれる道を作り、ボックス型スペースでイベントなども行い、また、学食も一般に開放しているそうです。
5つの領域(学部に相当するもの)があり、それぞれに四角や丸などの記号を割り当て、わかりやすく表示しています。
地域社会圏領域のスタジオを見学しました。
主に建築デザインの研究領域で、学生さんのデザイン模型が多数並べられていました。
実際にこんな建物があったらいいな、とワクワクしながら拝見しました。
建築に関心がある方も多く、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けていらっしゃっいました。また、多数の質問も出ました。
橋を造る時の工法を用いたり、場所に合わせて鉄筋コンクリートと鉄骨を使い分けたり、四角の部屋のイメージと音響の良さを両立させたホールを作るなど、さまざまな工夫が凝らされているそうです。
見た目がとても印象的な格子壁ですが、実は4階部分の耐震の意味で重要な役割を持っていると知りました。
大学の西側では、愛知県体育館が建設中です。
地下鉄への動線も変わり、どんな街になっていくのか、先生も注目していらっしゃるそうです。
===
レポート: 三宅由美子 写真:おおのきょうこ
■レポートしたプログラム
■まち歩きなごや
■やっとかめ文化祭
===