1000年以上の歴史を紡ぐ尾張の繊維産業
10月30日まちなか寺小屋「1000年以上の歴史を紡ぐ尾張の繊維産業」へ参加してきた。
今回は、名古屋城事業の「城子屋」との連動企画と言うことで、本丸御殿の孔雀之間で行われた。会場に入ってびっくりしたのが、「柱、しょうじ、ふすまには素手で触れません」と注意書きがあったこと。皆さん恐る恐るの入場となった。
講師には、野田隆弘先生をお迎えした。尾張の繊維産業について、地形から観た特徴、歴史、生産技術、流通システムと幅広い学びの場となった。
実物の綿花などの豊富な資料に加え、熱のこもった説明は皆さんにも伝わり、真剣なまなざしや熱心にメモを取る姿が印象深かった。時には笑いを誘う脱線話もあり、あっという間に時間が過ぎた。
1000年以上継続できた理由として挙げられたのが次の2点。
(1)気候が温暖であったこと
(2)木曽川など「水の利水」に恵まれたこと。
名古屋城の雄姿を見ながら、守り・伝えることの大切さを感じながら、帰路についた。
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レポート:おーつぼ 写真:Jassi
■レポートしたプログラム
■まちなか寺子屋
■やっとかめ文化祭
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