知らない事ばかり!紫式部伝説がうずまく白川公園周辺を歩く
本日は、快晴。
まち歩きにはうってつけの日。
さぁ、ご参加の皆さま、ガイドの坂下信夫さん、我らやっとかめスタッフと共にまち歩きスタートです。
集合した矢場公園は、熱田台地の付け根に当たり、” ゾウの鼻 ”と言われる台地の背骨にあります。
その結果、降った雨は矢場公園を分水嶺として流れ、この辺から西方に流れていくのがむらさき川です。
紫川の伝説の始点の場所は、栄三丁目で現在は、商業ビルになっています。
紫川の由来ですが、
平安時代に、紫式部に仕えていた女性が、川に身を投げました。浮き沈みしていく遺体の黒い衣が岸に引っ掛かり紫色に見えたそうです。後に、その川は紫川と呼ばれるようになったのです。
なんと!!そうなんですね!
そして白川公園ですが、若宮大通り南側の一帯、常盤通り、花園通りは、旭遊郭が広がった場所でした。
この通りの下に流れていた川が白川でした。
遊郭の花魁たちが、白粉を川で洗い流していて、川が、真っ白になりこの地区を白川と呼ぶことなり、白川公園へとつながったそうです。
え~。オドロキ。
歩き続けると紫川の出口にあたるのが洲崎神社です。
現堀川の西方は海だったのでこちらは” 港の守り神 ”と呼ばれていました。
この近くには、空襲を免れた聖運寺、熱田神宮そのものの熱田皇大神宮、尾張最初の内閣総理大臣加藤高明氏が通っていた大須小学校が有り、なんとも歴史深い場所であります。
「近くをしょっちゅう通っとるけど知らんことばっかりだったゎ。」
のお言葉を聞いて本日のまち歩きは解散になりました。いゃはゃ。本当に知らんことばっかを知ることが出来た一日でございました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!!
<レポート:美ッちゃん、カメラ:かとじゅん☆>
■今回参加したまち歩きhttps://yattokame.jp/2020_teaser/machiaruki/629.html
■まち歩きなごや
https://yattokame.jp/2020/machiaruki
■やっとかめ文化祭
https://yattokame.jp/2020/