「有松・鳴海絞」~自分で絞る、染める、ほどく~
「有松・鳴海絞」~自分で絞る、染める、ほどく~(午前)
秋空も爽やかな有松で、有松絞りの手拭いを自分で一部縫い絞りして、染め屋さんで染色してもらい、糸を解いて仕上げて持ち帰るという2時間半の製作体験でした。
有松絞り会館ではこの道50年という齢90歳の伝統工芸士の女性お二人からお話を伺ったり、実際手拭いに自由に縫い絞りを入れる体験では糸針に苦心しながらも皆さんワイワイ和やかに。
次に染め屋さんに移動して、有松特有の藍色かやっとかめ文化祭のテーマカラーの黄色のどちらにするか手拭いの色を選び自分で染めます。
酸化によって色が変わる薬液の為、染色液の予想外の毒々しい色に皆さんビックリ!
その後染め上がった手拭いの糸をハサミで解くのですがまたコレがまた細かくて一苦労!こんなに細かい工程が幾重も必要な伝統工芸、有松絞り。出来上がった愛着ある自作の手拭いを手に大満足な皆さんでした。
伝統工芸士さんの「有松絞りを絶やして欲しくない。残していきたい」というお話しが心に残る貴重な体験でした。
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レポート:いっこ 写真:ちぃちゃん
■レポートしたプログラム
■まちなか寺子屋
■やっとかめ文化祭
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