ナゴヤ面影座「空海(そらうみ)のうた ~うたかたの国ナゴヤLIVE~」
11月19日、日没後の八事山興正寺・ライブラリーサロン華宮に70名のお客様が集まりました。ナゴヤ面影座のリアル開催は3年ぶり。今回、小島伸吾さんはどんなライブを企画されたのだろう、皆さんの期待が伝わってきます。
今回のゲストは、世界各地でご活躍の音楽家・土取利行さんと歌手・松田美緒さん。会場はすぐに、多彩な楽器の音色と伸びやかな歌声で満たされました。
空海生誕1250年の今年、土取さんが特に注目したのが、空海の母・玉依御前です。土取さんは、彼女にこそ空海そして日本の本質があると考えました。そして作られたのが「玉依御前のうた」。彼女については不明な点が多いのですが、このうたによって、また、松田さんの祈るような表現によって、その人となりがくっきり浮かび上がります。真言宗のお寺で聴く、それもまた彼女を感じる大きな要素だったのではないでしょうか。
雄大な時間の流れと自然とを感じるライブでした。お客様からは惜しみない拍手が送られました。
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レポート:こんどうあきこ 写真:ジェイ
■レポートしたプログラム
■ナゴヤ面影座
■やっとかめ文化祭
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