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11月5日(火)「名古屋城のお濠を走った電車と幻の駅跡を巡る」

11月5日(火)景雲橋小園から「名古屋城のお濠を走った電車と幻の駅跡を巡る」に参加した。
鉄道愛好家 山田司様のご案内で、名古屋城のお濠を走った電車の駅跡にフォーカスし、当時の写真と現代に残る痕跡を見比べながら歩いた。


先ず公園で、瀬戸電の設立の経緯、外濠に線路を敷いた説明があった。物流として瀬戸焼を堀川に運んでいた事は理解していたが、守山の歩兵連隊の移動手段と関連して、陸軍管理下にある外濠の借用許可が絡んでいるのは驚きである。また、1905年開通から来年で120年だそうである。

久屋駅のすぐ東には、外堀の南東隅部の角に沿ったためにできたS字の急カーブ区間があり、曲線半径が60mだったことから、ヤード・ポンド法の3チェーン(1チェーンが約20m)からとって、サンチャインカーブなどと呼ばれていた。出展:Wikipedia



サンチャインカーブ~土井下駅間は、名鉄の杭が残っているので、今も名鉄の管理と思われる。この、外濠東側から久屋大通を通る事で栄町乗入れが可能となった。
土井下(仮)駅跡:今は緩いカーブの道路になっている所が、栄町までの地下化工事中の仮駅で、写真と比べて周辺の建物が残っている事が興味深い。
ブラタモリの撮影時のお話も伺え、また前回から、より駅に詳しい解説を頂き、大変面白い街歩きだった。

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レポート:着物の伝チャン 写真:こんどうあきこ

■レポートしたプログラム

■旅するなごや学

■やっとかめ文化祭

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