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名古屋城二之丸の考古学散歩
11月18日(土)、まち歩きなごや『名古屋城二之丸の考古学散歩』へ参加してきました。
前日の雨の水たまりが残る寒い日でしたが天候にも恵まれ、講師に名古屋城調査研究センター学芸員の花木ゆき乃さんをお迎えし、二之丸を考古学的視点からお散歩してきました。
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二之丸は、二之丸庭園と愛知県体育館の南までの名古屋城で一番大きな区画(曲輪)です。江戸時代に描かれた御城二之丸図を見ながら外周に沿って歩くと、その広さを実感します。
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重要文化財の名勝に指定されている二之丸庭園を、江戸時代の資料の『尾州御留守日記』にでてくる「嘉永元年四月一九日美濃高須松平十代当主 吉建 お庭拝見」のルートで、『御城御庭絵図』を見ながらたどると、当主の一行に混ざった気分になりました。こうした資料が残っているのもすごいですね。
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庭園の歴史を聞いたり、絵図や写真と発掘された遺構とを照らし合わせながら、当時の庭園風景に思いを馳せ、楽しいひと時を過ごしました。
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レポート:Julia 写真: Jassi
■レポートしたプログラム
■まち歩き名古屋
■やっとかめ文化祭
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