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【拡散していただけるとありがたいです】天狼院書店さんで短編講座の講師をやります
WEB連載の「桔梗の人」よろしくお願いいたします! と共に、2019年2月新刊の「奇説無惨絵条々」(文藝春秋)と文庫化「曽呂利」(実業之日本社)もよろしくお願いいたします。
はいどうも。まずはお知らせです。
拙作『奇説無惨絵条々』(文藝春秋)が週刊新潮の書評欄で紹介されました!
拙作「奇説無惨絵条々」(文藝春秋)が週刊新潮今週売り号の書評に取り上げられました。「傑作」の太鼓判。評者は縄田一男先生。ありがとうございます!
— 谷津矢車(戯作者/小説家) (@yatsuyaguruma) March 28, 2019
詳しくは週刊新潮で! pic.twitter.com/Vk4WH5076e
一ページまるまる書評を頂けるとは……。評者の縄田先生、誠にありがとうございます。「傑作」というお言葉に救われる思いです……。
さて、そんな『奇説無惨絵条々』にも絡む話なのですが、イベント情報です。
いつもお世話になっている天狼院書店さんで、短編を書きたい方向けの講座が開かれますよ。
えっ? お前長編作家やん、ですって? いやいや、何をおっしゃいますやら。わたしはデビューから一貫して短編も書かせていただいてますよ。数えてみたら、プロになってから仕事として書いた短編だけ(スピンオフ・連作短編を除く)で11作短編を書いてます。え? 連作短編は短編じゃないのかって? わたしにとって連作短編は長編なのでノーカンです。
短編の良さは短い天地の中で世界が始まり終わるところだと思っています。もちろん、広大無辺な天地の中でのびのびと筆を遊ばせることのできる長編も大変面白いのですが、限られた狭い大地でテーマを深めていく短編も、また楽しいものです。
言うなれば、小さな箱庭、あるいはプラモデルを組み立てる感覚なんですよ、短編を書くのって。そんな短編執筆の楽しさを皆様にお伝え出来たらなあと思っています。
基本的には初心者の方~公募に出したい方向けの内容にすることになってます。たぶん、プロの方や公募の最終選考常連の方には参考になるものは少なく、むしろ「小説を趣味にしてみたい」という方や、「どうしても小説というものを書いてみたい」という方向けです。
細かな描写が云々、というよりは、短編を書く際のフレーム(枠組み)の作り方、とか、こういう風に小説を理解すると、より楽しく描けるようになりますよ、といった内容にするつもりです。
というわけで、皆様のお越しをお待ちいたしております!