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シャドールのプレイング解説(リプレイ) vs召喚デスピア

はじめに

こんにちは。Nです。
実際のリプレイを見ながらシャドールの回し方を考えるシリーズの2本目です。
自分のプレイング練習のためのアウトプットとしてnoteに書いているだけの文章ですのでご了承下さい。
文章が長くなるので略称を使用します。

※マスターデュエル環境のシャドールのリプレイです。


ランク : ダイヤTier1
対戦相手 : 召喚デスピア(相手の先攻)

ターン1

特にやることがないので閲覧します。

【こちらの読み筋】
手札の2/4はアレイスター、大導劇神で確定
わざわざおろ埋を使ってまで大導劇神をサーチしていたので、伏せは赫の烙印、メルカバーのコスト用の魔法/影依融合をケア可能なうららを持っているのかなと考えています。
一方でメルカバーをEXモンスターゾーンに守備で出していないので、もしかして召喚デスピアシャドールか?とも考えていました。

ターン2

後手を持つのは非常に厳しい手札です。
緊急テレポート/接触をメルカバーで無効にされると何もできなくなるため、金謙でメルカバーを踏めるカードを探す必要があります。

①     金謙→ダッシュガイ、FD、マスマティシャン→FDをピック
金券にチェーンして赫の烙印→クエリティス+大導劇神が出てきて凶劇をサーチされましたが、ここまでは予想通りです。

ダッシュガイは論外として、残りの2枚はどちらもメルカバーを踏めそうなので、相手が持っているカードの予測に基づいてどちらをピックするか決めます。

残りの手札2枚がうらら+魔法である場合はどちらを加えても無理ですし、ヴェーラーやGだけの場合はどちらも大した影響がないのでおいておきます。

・魔法のみ
マスマティ : メルカバーで接触を無効→緊テレからアナコンダ→大導劇神で無効→×
FD : メルカバーでFDを無効→緊テレ+接触でネフィリム→○

・うららのみ
マスマティ : メルカバーで無効除外→緊テレをうららで無効→×
FD : うららでFDを無効→緊テレ、接触、偽典をセットしてエンド→△

正確に妨害を当てられた場合に即敗けにならないのはFDであるため、FDを拾いました。

②     FD→発動無効なし→大導劇神でデスフェニを無効
FDの発動が通ったので、うららはない/魔法もない可能性が高い(人によるので確定ではない)と推測できます。
デスフェニが着地したことで緊テレ+接触を使う択はなくなりましたが、代わりに以下の2つの択が生じました。

ここがこのデュエルの分水嶺です。

【読み筋1 : デスフェニで攻撃せずターンを返す】
相手ターンにデスフェニでメルカバーを踏む→緊テレ+接触で展開→影依融合に触る+ウェンディと偽典で耐えることを狙う
詳細は長いので割愛しますが、相手の手札に凶劇とアレイスターがあるため、ウェンディと偽典で耐えようとしても貫通してワンショットか必至級の盤面でターンらしきものしか返ってこず、敗けになります。

【読み筋2 : デスフェニで攻撃する】
デスフェニでメルカバーを攻撃→アレイスターを使わせる→相手ターンに緊テレ+接触で展開、以降は1と同じ(ただしメルカバーで魔法を無効にされると即敗け)
アレイスターを使わせない限り見えているカードだけで敗北が確定してしまうので、読み筋2の択を選択しました。


③     デスフェニでメルカバーに攻撃→アレイスター効果で返り討ち→墓地のデスフェニ効果をメルカバーで無効

デスフェニでメルカバーと相討ちしにいくことでアレイスターを強要します。
墓地効果を止めるためにもう1枚手札を消費するため、相手の残り手札は凶劇+何か(モンスターの可能性が高い)となります。
その後、展開のための緊テレ+接触+偽典を伏せてターンを返しました。

確定負けは回避しましたが、アレイスターに繋がるカード/うらら/魔法のいずれを引かれてもダメなので、勝ち筋は残っているものの10 : 90ぐらいで敗勢の局面です。

ターン3

恐らくトップで引いたであろう召喚魔術からマスカレイドが出てきました。
こちら視点ではその魔術をキープしたまま攻撃されるだけで負けていましたが、相手視点では得体の知れない3伏せに対して罠コストなしのメルカバーだけを擁して攻撃するのは厳しいと判断されたのかもしれません。

①     緊テレ+接触→ネフィリム→cip効果でリザードを経由して影依融合を墓地へ
この瞬間は相手の手札がなくなったため、ネフィリムで相手の除去を要求するとともに、偽典を発動するための準備をします。
後続が確保できない形でクエリティスを除去するための準備として、リバース効果でバウンスできるドラゴンをウェンディからリクルートしておきます。

②     偽典→アプカローネ→偽典でマスカレイドを墓地へ+cip効果でメルカバーを無効
ここまでの流れで必要経費とはいえ大量にライフを払っているため、マスカレイドを残していると、返しのターンで影依融合から盤面を返すために払うライフが足りなくなります。
また、手札を確保されるとメルカバーでネフィリムが突破されるため、墓地送りはマスカレイド、無効はメルカバーに当てました。

⇒ メルカバーがEXモンスターゾーンに出ていなかったことが幸いし、除去のケアのために墓地に残していたであろうアルベルが出てこられなかったため、ディンギルスは出されますがネフィリム/アプカローネ/ドラゴンの3枚を全て処理することはできず、生き残ることが確定しました。
盤面を処理された後ディンギルスの上にアーゼウスがssされたものの、偽典が残った状態でターンが返ってきたため、この時点で状況がかなり好転し70 : 30ぐらいの優勢になりました。

③     アプカローネのpig効果で影依融合をサーチ+ネフィリムのpig効果で接触を回収
マスカレイドをssせずにアルベルが出てきていた場合はアプカローネのpig効果でファルコンをssして無理矢理耐えるつもりでしたが、余裕ができたため影依融合サーチに切り替え、回収効果は接触にまわして次のターン以降の打点・妨害を磐石にしておきます。

読み筋通りクエリティスはドラゴンでバウンスして後続をカットします。

ターン4

①     偽典→ネフィリムを出してアーゼウスを墓地に送る→ヘッジホッグを落としてファルコンをサーチ
アーゼウスで全体除去されないままメインフェイズがきたので、まずは偽典からネフィリムを出してアーゼウスを除去します。
同時にヘッジホッグからファルコンをサーチし、先ほど出したネフィリムとともに後ほどバロネスを組んで制圧します。

②     影依融合→ネフィリム(エリアル+エルドリッチ素材)→ビーストを墓地へ
次にデッキ融合でネフィリムを出し、エリアルで墓地リソースであるアルベル/魔術を除外しつつ、回収しておいた接触をコストにエルドリッチをssします。
墓地肥やし効果が余ったのでビーストを落として1ドローします。

③     攻撃で盤面を全て処理→ネフィリム+ファルコンでバロネス→魔法陣を破壊してターンを返す
相手の盤面・手札・墓地リソースを全て処理した上でバロネスの無効が残っているため、勝ちが確定しました。

おわりに

途中ほぼ負けというところまで行きましたが、相手のドローに救われて何とか勝ちまでもっていくことができました。
非常に厳しい状態の中でも細い勝ち筋を逃さないために最善のプレイをすることが大切だと感じる1戦でした。
(次は短くするとか言ってた気がしますが、前と同じような文章量になってしまいました)

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