古のCSでの奇妙なプレイの真相
初めまして。YPのNと申します。
最近マスターデュエルで久しぶりに環境デッキと戦うようになり、昔のCSでの出来事を思い出したりしたので、記録として残すことにしました。
もう1年半も前のことですが、2020年11月8日に第9回きのこCSがありました。
3人チーム戦で、当時の環境は電脳・ドラグマ系・十二獣・プランキッズ・サンダーなどが流行っていました。
そんな中、私含めたチーム3人が選んだデッキは【鉄獣戦線】でした。
デッキ選択当時はキットが発売してから1週間も経っておらず、ベアブルムなんていう素敵カードは影も形もありませんでしたが、
1. キットの登場でフラクトール1枚から強い盤面が作れるようになった
2. 一滴の採用率が低く王神鳥結界像の解答が非常に少なかった
3. 何より鉄獣の抗戦というハイパーイカレパワーカードを使いたかった
以上の理由から、結界像プランの【鉄獣戦線】を使うことになりました。
結果としては、3人ともメイン40枚が同じ鉄獣戦線を使用し、運よく優勝することができました。
対戦レポはチームメイトの1人がnoteに書いていますし、
私自身は3勝0敗3分1不戦勝という、いてもいなくても大して変わらないような戦績だったので詳細は割愛します。
ただ、チームメイトのnoteの中に「うららを投げないプレイで勝っていた」という記述がありましたので、その奇妙なプレイについて少しだけ書き残します。(カード名等の略称を使用します)
当日の戦績
1回戦 vsサイバー 先×後○後- チーム勝ち
2回戦 vs電脳 先○後×先- チーム勝ち
3回線 vsコードトーカー 後×先○後○ チーム勝ち
4回線 vsドラゴンリンク 先○後○ チーム勝ち
トナメ1回戦 シード
トナメ2回戦 vsコードトーカー 後×先○後- チーム勝ち
決勝 vs十二獣 先○後○ チーム勝ち
今回の話は4回戦のvsドラリンの2戦目、後攻での出来事です。
メインのおはなし
1戦目を腕組み結界像ですぐに終えたサイドチェンジ。
結界像に対して即畳みだったので展開系の可能性が高いかなと考え、ライスト一滴を投入して2戦目に臨みました。
こちらの初手を確認すると
うらら、天キ、天キ、ライスト、一滴
相手はドラグニティ初動だったため、ドラリンが確定。
ニビルケアのクリスタル+サベージ+ヴァレルエンドの展開で、それなりにリソースが残るかつ盤面が硬めの展開です。
手札のうららをロムルス等に打つこともできますが、展開のための手数が「天キ」しかないため、サベージ+ヴァレルエンドだけでも負けます。
そこでもう一度初手をよく見てみると、
うらら:誘発だがドラリンへの妨害力は低い。
天キx2:フラクトールから1枚で盤面取りつつ結界像までいける初動。ただしターン1。
ライスト:全部攻撃表示で置いてくれれば強い捲り札になりうるが、当然そんなことはしてもらえない。
一滴:これに全てがかかっている。
自分のトップ解決力を全く信用していない私がこの手札を見て考えたことは、
「モンスターうららしかいなくね…」
でした。
無論うららでクリスタルの着地を防ぎつつ、トップでモンスターを引いてそれをコストに一滴
→天キからフラクトールをサーチして墓地肥やしと盤面処理
→結界像で蓋
がベストシナリオですが、モンスターが必要な時に都合よくモンスターを引けるような人生は歩んでいません。
そこで私がとったプレイが、「うららを投げずに一滴のコスト用のモンスターとしてキープし、一滴を通すことに全てをかける」でした。
結局というか案の定というか、トップで天キの3枚目を引きました。
やっぱり…と思いつつ天キからフラクトールをサーチし、
うららと天キ2枚をコストに一滴で全員を沈黙
→ライストでヴァレルエンドを破壊
→なんやかんやで盤面処理して結界像で蓋して勝ちとなりました。
もしうららを投げていたら、天キx3、ライスト、一滴では守備サベージ+ヴァレルエンドを超えられず負けていました。
あのタイミングでモンスター (または泡) をツモる確率は60%以上ありましたが、そんなご都合ドローはできるわけがないと自分を信用した結果が「うららを投げないプレイ」だったというだけの話です。
今回のオチ
特にプレイがうまかった話でもなくオチもありませんが、そんなこともあったんだよって感じの記録として書きました。
あと優勝賞品の金券で金謙をシクにしました。
おわり
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