シャドールのプレイング解説(リプレイ) vs閃刀姫

はじめに

お久しぶりです。Nです。
今回から3本ほど、実際のリプレイを参照しながらシャドールを回している時に考えていることを書いていきます。
プレイングの基本的な考え方については以前に記事を書いていますが、実例を見る方が圧倒的に分かりやすいのではないかと思います。
私がやらかしているミスも含め、自分のプレイング練習のためのアウトプットとしてnoteに書いているだけの文章ですのでご了承下さい。
文章が長くなるので略称を使用します。

※今回はマスターデュエル環境のシャドールのリプレイです。
OCGのシャドールはティアラメンツからミドラーシュを連打して終わりということが多いので、記事には適していませんでした。

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note用 pic.twitter.com/myt8sRLVQD

— えぬ (@yatsushiro_note) May 29, 2022

ランク : ダイヤTier1
対戦相手 : 閃刀姫 (相手の先攻)

ターン1

誘発を持っていないので閲覧します。

【こちらの読み筋】
伏せ : エリアゼロで加えたイーグルブースター+ウィドウアンカー/泡影/墓穴
手札 : G/うらら

ターン2

一番の狙いは影依融合によるデッキ融合です。
(以下、アクションごとに①, ②, ③, …と分けて説明しています)
①     エルドリッチの効果発動 (対象 : デスフェニ)
融合にチェーンしてデスフェニの効果で自身とシズクを破壊されるとデッキ融合できなくなり、エンゲージ+エリアゼロ+墓地のディバインガイによるリソース差が致命的になるので、まずはエルドリッチでデスフェニの効果を踏みにいきます。
(墓穴チェックも含んでいます)

こちらとしてはデスフェニの効果を使われない方が嫌でしたが、破壊効果で自身+エリアゼロを破壊→墓地のデスフェニ効果のみ発動という動きだったため、メインにモンスターを出したくない=イーグル以外の伏せはウィドウと推測しました。
(エルドに撃っていないので墓穴ではない)

不確定な手札の残り1枚がうららである場合が致命的になるため、墓穴はデスフェニには撃たずキープします。
この一連のやり取りで不確定要素がほぼなくなり、勝勢になりました。

②     ウィドウを踏むためにマスマティシャンns→ウィドウで効果無効&奪取
(スルーされていた場合はドラゴンでウィドウを破壊)

③     満を持して影依融合を発動→不確定札であったうららを墓穴で弾く→エリアルとヘッジホッグを素材にアプカローネを融合
ここでやりたいことは、以下の2つです。
・デスフェニ、レイ、ディバインガイの除外によるリソースカット ⇒ エリアルを素材
・次ターンに相手が強貪などから上振れて偽典+盤面を処理してきた場合に、回収した影依融合を確実に撃つためのシャドールの確保 ⇒ ヘッジホッグを素材

相手がデスフェニの効果を使ってくれているので、レイを除外した後にシズクを処理すれば、強制的にssされるダッシュガイが邪魔になり手札のエンゲージからスタートできなくなります。
モンスター/エリアゼロ/マルチロールを引けば解決されますが、モンスターnsからリンク召喚でダッシュガイを処理する流れは偽典を躱しつつエンゲージ→カガリ→エンゲージでリソースを伸ばすのが難しく、リソース差で勝勢になるため、この時点で引かれて形成が巻き返される札は一般的にはレイ/エリアゼロ/マルチロールぐらいしかありません。

が、ここで1つめのプレミ(小)をしました。
上記の通り、モンスターを引かれても特に問題ないにも関わらず、神智を引けばモンスターnsからリンク召喚の流れを完全にケアできると考えて、ヘッジホッグの効果でビーストをサーチしています。(アプカローネで捨てる用)

しかし、ドローから引いてきた金謙は回答にはならないため、デッキに残り2枚しかない神智を1ドローで引きにいくのはさすがに上振れを狙いすぎでした。(それしか手がないのであれば仕方ありませんが…)
ここでは、相手にGがない今のうちにファルコンを起動するため、後でシャドールの種類を決められるリザードをサーチした方がよかったと思います。

④     バトルでシズクを処理
⑤     アプカローネをグラコンに変換して偽典をサーチ→ビーストを捨てて1ドロー
ミスはしてしまっていますがプレイ中は気付いていないので、ひとまず読み筋通りの動きをし、引いた泡影をセットしてターンを返します。

ターン3

相手のトップはレイ/エリアゼロ/マルチロールではなかったようで、自爆特攻できるモンスターをこちらが立てていないので、ひとまずダメージを取りにきました。
リンク召喚する気配を見せるまでは動く必要がないのでとりあえず閲覧していたところ、ターンが返ってきました。

【こちらの読み筋】
リンク召喚されなかったので、トップで引いたのは撃てない閃刀魔法と推測+伏せはイーグルで有効な防御札ではない
→返しのリンク召喚+偽典からssしたネフィリムとnsしたファルコンで作るバロネス+エルドリッチでワンショットを狙う

ターン4

最大のプレミをしました。
読み筋通りにワンショットしにいこうと思った折、ふとニビルの直撃をケアしようと思い立って偽典を先に発動してしまいました。
しかし、
1. 墓地に光がエルドリッチしかいない
2. マスマティをアルテミスに変換してからバロネスを作ってもニビルカウントは4
⇒ 先に融合する意味は全くありません。

さらに、先ほどのトップがモンスターであればnsしてリンク召喚しているだろうと思っていたため、偽典にGを撃たれたことが予想外で驚いてしまい、元々出す予定かつリソース的に損はしないネフィリムをそのまま出してしまっています。
後から考えると、ここはミドラーシュを守備で出せばギリギリ事なきを得ていたのですが、大きなプレミをしたことで勝勢(90 : 10)から有利(60 : 40)ぐらいにまで戻ってしまいました。

このターンはわらしをケアするために偽典の発動と効果の使用を分けたところぐらいしかまともなプレイがない酷いターンでした。
見返すたびに恥ずかしくなりますので、真似しないようにしましょう。

ターン5

後からプレミに気付いて偽典→ミドラーシュを出してダッシュガイの自爆特攻を防ぎましたが、結果的にEXのネフィリム1枚と墓地のエルドリッチを無駄にするという散々な結果になりました。

ターン6

マスマティを引いたので、ニビルやヴェーラー等を撃たれてもリソースが残るアクセスコード展開ができるようになったため、動くことにしました。

①　マスマティns→フェリスを落としてGを確認→チェーンなかったためハリファイバー経由でアクセスコード+ネフィリムの形でワンショットをしにいきます。

案の定ニビルが墜落しましたが、セット状態のファルコンはリリースされないためファルコン+偽典が残りリソースが途切れません。また相手の場にモンスターが残る形になるので、ターン3と同じ状況になります。
ターン3と異なるのは、セット状態のファルコンが追加で存在するため、エンゲージ1枚では返しのデッキ融合をケアしつつこちらのリソースを全てカットすることはほぼできません。
1度エンゲージ→カガリ→エンゲージを使わせてしまえばリソース的にほぼ追いつかれなくなるので、今回は何を引かれても特に問題なしと判断しました。
保険として接触→ネフィリムでアフターバーナーを躱す準備だけしておき、そのままターンを返します。

ターン7

先述の通り、リンク召喚からエンゲージを撃たれましたが、偽典を躱しながら盤面を取り切ることは難しく、リソース差が致命的であるためサレンダーされました。

おわりに

今回は大きなプレミも含むリプレイを例に挙げたので少し長くなってしまいました。
まだまだ精進が必要です。
次はもう少し短くします。 ⇒ なぜか短くなりませんでした。