本の棚 #128 『マンガでわかる つみたてNISA』
『マンガでわかる つみたてNISA』
監修:横山光昭
マンガ:サイドランチ
『預金バカ』にも書いたけれど
この流れは止められない…
国策という後押しがあるなかで
利用しないという選択をすることが
もったいないとすら感じる。
多くの人が「聞いたことはあるけど…」
と思いながらもう何年も経っている。
「今さら遅い」なんて思わずに
今から取り組んでみてはどうか。
著書にはマンガというとっつきやすさと
一般的なファミリーを主人公にすることで
よりリアルにつみたてNISAを感じられる。
お金の勉強で大切なのは
勉強しながら実践すること
頭でっかちになる前に一歩踏み出そう。
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固定費の見直しはしているか?
奥さんが実家の両親に対して
固定費の見直しをすすめていた。
例えば通信費。
携帯電話、タブレットの料金を調べて
見直しの手続きをテキパキとこなしていた。
しかし、そこで見えてきた現実として
60代〜70代、つまりぼくらの親世代は
不必要なサービスにお金を払っているのではないか?という疑問。
データ通信量なんてほとんど必要ないのに
月々7000〜10000円のプランに入っていたり
WiFi環境下でしか使用しないタブレットに
毎月のデータ使用料がかかるプランに入っていたり
さらにはよくわからない「サポートプラン」
一度もサポートしてもらったことないのに…
業界の闇を感じずにはいられなかった。
結果的に両親の通信費は一月で10000円も
下がったのだ。
ぼくの両親は…大丈夫だろうか。
つみたてNISA ✕ iDeCoの合せ技
iDeCoの3つの節税メリット
①掛け金が所得控除になる
→所得税と住民税が安くなるかも?
②運用益が非課税になる
→20.315%の税金がかからない
③受け取るときにもいいことあり
→年金として受け取る場合は公的年金等控除の対象
年金の優遇措置で65歳未満なら70万まで、65歳以上であれば120万までの所得が非課税になるため、控除に収まる部分は非課税で受け取れる
→一括で受け取る場合は退職金所得控除の対象
非課税で受け取れる額が多くなる
企業年金のない会社員なら年間67万円の運用益が非課税に
つみたてNISAとiDeCoの併用によって
得られるメリットは大きい。
ただiDeCoは長期にわたって資金が拘束される
という点で注意が必要だ。
つまりすぐに現金化できない、ということで
NISAとは異なるため
それぞれの制度を理解して
自分の、家族の目的に合った運用を
計画することが大切だ。
お金に関する勉強、今日はおしまい。
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