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【映画】本好きは絶対見てほしい!‐ 丘の上の本屋さん

本好きの方におすすめしたい
イタリアの素敵な映画!
「丘の上の本屋さん」Il diritto alla felicità
(2021年製作の映画)

ネタばれしたくないのですが、簡単なあらすじを。

イタリアの丘陵地帯を見下ろす
小さな古書店の店主リベロ。
毎日本を探しにくるお客様、売りにくるお客様を相手に
ゆっくりと商売をしています。
ある日、店の外で中古漫画を眺める移民の少年エシエンに声をます。
好奇心旺盛な若いエシエンを気に入り、
漫画から長編まで店の本を貸し与え、読み終わると
本はどうだったのか?好きな部分はどこか?
リベロとエシエンの会話が続きます。

映画の中で本について語るリベロのセリフが深すぎます。

リベロ「…本は2度味わうんだよ。」
エシエン「どうして?」
リベロ「最初は理解するため。2度目は…
考えるためだ」


リベロ「何でも説明が必要とは限らない
肝心なのは どうやったかより
何をしたかってことだ」

リベロ「ゆっくり読んでごらん
すると中身が体にしみ込んでいく
そして、ある日
不意に現れるんだ」

リベロ「物語というのはとても奥が深い
最初に感じたことが全てじゃないんだ
読むことで じっくり考える時間ができる」

リベロ「本は自分で読まなきゃわからない
食べ物と同じだよ
食べてみなきゃ
好きか嫌いかわからない」

丘の上の本屋さんより

年老いた古本屋店主リベロを中心に
様々な人が本を通じ
人生の大事なことを会話する。
すてきな映画でした。
イタリアの自然と街の風景が
深みを増します。

現在Amazon Primeで見れます!


リベロがエシエンに薦めた本

ピノッキオの冒険
イソップ寓話集
星の王子さま

白鯨
アンクルトムの小屋
白い牙
ロビンソンクルーソー
ドン・キホーテ


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