奈良・三輪の大神神社ー狭井神社:病気に立ち向かう神秘の薬井戸
奈良県三輪の大神神社に旅したときのお話をもうひとつ。
大神神社には「狭井神社」という神社があります。
ここは三輪の神様の荒魂(あらみたま)をまつる神社であり、
その力強いご神威から病気平癒の神様として信仰されています。
狭井神社までの道は「くすり道」と呼ばれ、
薬業関係者奉納の薬木や薬葉が植えられています。
道の右も左の灯篭の名前は製薬会社ばかり。
そしてその狭井神社の奥に、薬井戸という井戸があり、
万病に効くという水が湧き出るといわれています。
自然豊かな場所に建つ、「狭井神社」
この神水を求めて、参拝にいらっしゃる方が後をたちません。
人々はここの水を汲み、ここの水を飲んで病気に向き合うのです。
実は私も7年前にある大病をしました。
その際、今回一緒に旅に連れていってくださったお友達が、
わざわざ私のために兵庫県からこの水を汲んできてくださって、
そして東京まで送ってくれたのです。
私は入院中にこの神水をいただき、そしてお友達に感謝しました。
7年経過した今、完治したとはいえませんが、
今のところ問題なく暮らせています。
お友達が
「大神神社に行けば、狭井神社で大病から元気になった
ちびこさんのお姿も神様に見せられるし、お礼もできる」
そういって私をここに連れてきてくださったのでした。
この神の水なる薬井戸をもつ、
狭井神社、大神神社は三輪山をご神体とするだけではなく、
その三輪山から湧き出てくる水をご神水として、併せ持つパワースポット。
ぜひ、奈良を訪れるときは
少し足を延ばして三輪の大神神社をぜひ参拝してください。
その神聖なる水の力に触れ、
健康と感謝の気持ちで満たされることでしょう。