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【アート】見えないものを美しく可視化する天才集団-ライゾマティクス
雨の激しい金曜日、
東京都現代美術館で開催中の
「ライゾマティクス_マルティプレックス」
へ行ってきました。
緊急事態宣言で、一時美術館が閉鎖されていたところ、
6月から再開、開催時期も伸びて、
また完全予約制となっています。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53892339/picture_pc_6dbfc55c06b425edda8169f35708c8d2.jpeg?width=1200)
ライゾマティックスは2021年に設立15周年を迎える商業的・芸術的プロジェクトを制作する、
日本に拠点を置くクリエイティブ集団。
私はPerfumeのライブで彼らの虜になり、
ライブでは毎回度肝を抜かれるような演出に驚き、
またいくつかのイベントに参加しても、
どのイベントでも想像を超える演出なので、
「天才集団」と思っております。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/5WQ6JMKVWK/
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53892363/picture_pc_23418b3bdd07221ab672d7a041591646.jpeg?width=1200)
展覧会もはじめの展示から
「おーライゾマさん!きたぞ、きたぞ」
と感じながら観ていました。
同時に展示を見ながら、
今は開催できていないLiveが
彼らの中で大きな比重を占め、
クリエイティブを更にレベルの高いものへと
昇華していたのだとあたらめて思います。
映像プロジェクション、正確に動く動くロボティックス、リアルな表現をバーチャルに演出。
我々が見ていると
「あれ?これってリアル?バーチャル?どっち?どっち?」
という感覚が何度も訪れます。
脳の反応、身体の動きの連続性、
株価の動き、五感の反応など、
我々が目にできない感覚をデータ化、可視化するだけではなく、
それを更に美しく表現するのがライゾマティックスの得意技で、
それはまさに「芸術」そのもの。
そして基盤の美しさにもこだわっていて、
あちらこちらにライゾマさんや
Perfumeのロゴが入っています。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53892408/picture_pc_cc7e9b1ced9901c4aa6f5da3b56626f3.jpeg?width=1200)
一番圧巻だったのは、
やはり「particles 2021」
動くボールにレーザーをトラッキングさせるなんて、やはりライゾマならでは。
音と光の演出で、いつまででも見ていられる展示です。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53892468/picture_pc_eb5b62b121b62d73fc8767f1784fc890.jpeg?width=1200)
ライブが出来る日を一日でも早く期待するし、
MIKIKO先生とライゾマが演出だったであろう
オリンピック開会式は今や実現はしないのですが、
彼らだったらコロナ禍をどう創造したのかな、
と思わざるを得ない展示会でした。
夜ライゾマティックス開催の「Staying Tokyo」を見ながら、
彼らの才能に改めて感謝の念を覚えました。
あーライブ行きたいよ。