小樽の名もないが、実は名店!洋食『No Name』
小樽といえば、
美しい運河や風情ある街並みが魅力の観光地ですが、
ここには小さながらも特別な洋食レストランが存在します。
その名も『No Name』。
カウンターが6席、テーブルが2つという小さなお店ですが、
実はこのお店には素晴らしい歴史と味わいが詰まっています。
『海猫屋』からの誕生
この小さなレストランのマスターは、
かつて小樽にあった『海猫屋』という有名なレストランのオーナー。
『海猫屋』は1976年に喫茶店・ライブハウスとしてオープン、
2016年10月に閉店するまで多くの人々に愛されました。
映画やテレビドラマ、CMなどの舞台としても使われ、
1986年には直木賞作家の村松友紀氏がこの場所を題材に小説を書くなど、
その名は広まりました。
手作りの洋食メニュー
『No Name』の魅力の一つは、
洋食メニューが一つ一つ手作りされていることです。
マスターはかなりの年齢にも関わらず、
料理に対する情熱はまるで若者のよう。
お客様の注文を迅速にこなし、
料理には彼の愛情がたっぷり詰まっています。
こだわりの料理と乱暴ながらも温かいサービス
マスターは口は悪いけれど、料理に対する情熱は本物。
「お客さんが1回転したら店締めちゃんだ。
一人で仕込みや料理は大変だからさー。
今日のお昼ももう締めちゃうよ。」
とちょっと乱暴な口調で話しますが、
その言葉通り、お客様の注文をどんどんこなしていきます。
絶品のナポリタンとビーフシチュー
『No Name』でいただいたナポリタンとビーフシチューは、
まさに絶品と言えるでしょう。
野菜やお肉がたっぷりと入っており、そのクオリティに驚かされました。
何よりも、この料理が手作りで提供されることが特別感を高めます。
また行きたいお店
最後に、マスターは「また来てね」。
『No Name』は、その歴史と料理の美味しさで
地元の人々や観光客に愛されているお店。
私たちも絶対に再訪し、次回は夜に予約して楽しんでみたいと思います。
小樽の隠れた名店、『No Name』。
ぜひ一度足を運んでみてください。
あなたもきっとその魅力に惹かれることでしょう。
10月16日 追記
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