年賀状からの解放が年末の気持ちを楽に
11月も下旬になり、
年末の雰囲気が漂い始めるこの季節。
私たち夫婦にとって、この3年間で一番ホッとすることがある。
それは、年賀状書きからの解放だ。
30代、40代の頃は、
12月25日までに年賀状を投函しなければならない
というプレッシャーに追われていた。
年賀状の購入、はがきのデザイン選び、
送る相手のリスト作成、印刷、
そして一言メッセージを書くという一連の作業は、
毎年の恒例行事だった。
しかし、この「25日までに出さなければならない」というプレッシャーは、実は何とも言えないストレスだったようだ。
忙しい年末は、どうしても後回しになってしまい
24日、25日に慌てて印刷し、メッセージを書いている。
4年前、私たちは「年賀状を卒業します」と宣言。
それ以来、年末のストレスが一気に軽減された。
昨日も主人と
「年末の年賀状って本当にストレスだったね」と話していたところだ。
年に一度だけ、
友人や親戚から届くお便りや写真付きの年賀状を見て、
「ああ、お子さんが大きくなったな」とか
「こんなことがあったんだ」と近況を知ることは確かに嬉しいことだった。しかし、時代とともに、
SNSで簡単に連絡を取り合うことができるようになり、
近況もすぐに知ることができるようになった。
年賀状の存在感は次第に薄れていくばかり。。。。
50歳を迎えたのを機に、私たちは年賀状から卒業し、
私はSNSで年始のご挨拶をするようになった。
形は変わったけれど、
心の中でのプレッシャーもなくなり、
年末を穏やかに過ごせるようになったのだった。
郵便局さんには申し訳ないけれど、
年末の年賀状作成からの解放。
実はかなり大きいものがある。
イラストはSUZU710さんの作品をお借りしました。
SUZU710さん、ありがとうございました。