ボルテオでエルフを許さないマンになった話
0.はじめに
やたぴりかです。対エルフ特化ボルテオについてつらつらと書いていきます。他の対面は捨てていますのでご了承ください。メモ書きなので前置きは色々省略します。実績はマネフィとかです。強い人の記事ではないのであしからず。今期はボルテオを使って1700付近をずっとうろうろしてましたがボルテオを捨てた途端に破産しました。合掌
閑話休題
なむりすさんの記事をみて練習0でレートに持ち込んだらなんかエルフにずっと勝ち続けることができたことが嵌ったきっかけです。そこから如何にエルフに負けないボルテオを作るかに傾倒しました。ちなみに下がボルテオの戦績です。相方が全体面に6割近く出ていたので持ち込みましたが、普通ならば採用圏外になるような戦績です。レートに持ち込むことはオススメしません。
これを見てもまだ握る勇気のある方にむけて構築の意図やマリガンについて書いていきます
0.5. ボルテオの勝ち方
強いフォロワーが生き残って殴れば勝ちと思ってるそこのあなた。そんな勝ち方できるほどレートは甘くないです。ひたすら守護を並べ続けて息切れしたところで飛翔などを絡めて削るのが本筋になります。基本的には耐久デッキに分類されます。
1.対エルフの負け筋について
負け筋は主に3種類あります。LO負け、ライフを詰め切られる、ボルテオが引けないの3つです。それぞれについて解説していきます。
LO負けは主にサジタリウスをひたすらバウンスされる事で発生する負け筋です。バハムートを素引きできている場合は概ね勝てますが、基本的には厳しいと言わざるをえません。何も対策を取らない場合、こちらの山は毎ターンに3枚ずつ減っていきます。対して相手はバウンスで6回+サジタリウスの枚数分だけ全体除去をしてきます。ルヴァン×2やレオネルなどで凌ぐターンもあることを考慮すると、およそ10t耐久されます。30枚の山消費(最低でも20体以上のフォロワーも消費)に耐えれるわけがありません。
ライフを詰め切られる場合は盤面を処理しきれずに負けるパターンと、空中打点で守護貫通の2つがあります。レートでアグロプランに屈したことは無いためそちらは考慮しません。ヴァーミンやロキサス絡みで強い盤面を作られたり、序盤からルヴァンポイントを貯めて5点を飛ばされるというイメージを持たれると分かりやすいかもしれません。また、ソーンに関してですが3枚採用の方に3回ほど当たりましたが2-1だったのである程度有効なのかなとは思いました。1枚採用程度では基本的に貫通されません。
最後に、これが一番多い負け方ですが、ボルテオを引けなかったパターンです。最遅で後10tボルテオで勝利したこともありますが、基本的には9までに着地できないと厳しい印象です。神に祈りましょう。
2.構築
生き物35枚に吐き気をもよおす方もいらっしゃるかもしれません。一般的なボルテオのリストとはかけ離れております。これが私なりの対エルフ特化の結論になります。
構築する際に注意した点は、LO耐性、回復の総量(自傷は-計算)と多面処理です。
ざっくり説明すると、生き物がそもそも多ければ直接召喚できる機会が増えてLOしにくくなります。また、ラスワでドロソ持ちを減らすことでそもそもの山の消費を抑えることができました。
次に、回復するカードが多ければ多いほど直接召喚の守護を並べて耐久することができます。多くの試合で私は10点以上の回復を行えている認識です。
多面処理はボルテオ着地まで耐えるという目的の他に、ボルテオ後に相手の盤面を制圧するために必要になります。ボルテオの直接召喚は守護を並べることができますが、除去を行うことはできません。一例ですが、ロキサスヴァーミンで盤面を全処理しつつ横並べしてきた際に回答が無いと負けてしまいます。そのため、なるべく多くのAoEを用意する必要があります。
3.マリガン
ここが一番簡単です。基本的にはボルテオ全力で3マリガンです。鏖殺よりもマリガンした方が引ける可能性が高いですし、密約は自傷が重い。追憶に進化を切れることは稀有ですし、ダルホードも多面処理要求だと置けない可能性があります。そして、ラミエルも1ブーストしたから有利になる対面ではないので必要ありません。とにかくボルテオです。
例外が1枚だけあって、ショーダウンデーモンになります。私は基本的に返していますが(山を過剰に掘ってしまうことと、手札を捨てるデメリットが重い)持っても良いかもしれません。
ここから例外編です。対面がロキサスであることが判明している場合、ブラッドフォール及びハザンを持ちます(両方来てる場合はハザン優先)。ロキサスの超展開を凌いでしまえばボルテオを安着できるので必要な経費と割り切っています。
ボルテオを引けている場合は良さげな札を持ってください。私の場合は
ゼルガネイア、ハザン、フラッフィーエンジェル≫越えられない壁≫2コス生き物>AoE>回復札(ルーゼンを除く)
みたいな基準にしています
4.ゲームプラン
ゲーム開始からボルテオ着地に向けて心血を注ぎます。進化権もリソースも全て吐き出して問題ありません。ボルテオ着地に全力です。
ボルテオを着地してからですが、ここではサジタリウスLOへの抗い方を書いていきます。鍵になるのは8t及び10tです。サジタリウスLO対策でフォロワーを2面展開しても守護が1枚だけだとルヴァンやレオネルといったカードで除去されやすく、サジタリウスの回数を消費しにくくなります。ですが、1回目は守護が1面でも、乗り物が盤面に残るため、連続2回目以降は守護を2面並べることができます。その際、1回目の2面展開を最速の8にするのか、ゼルガネイア(ゼルガネイアは殴ってはいけません!!!)が直接召喚されるため展開しやすい10tにするかの2択になります。余裕がある場合は最速、ない場合は10tを狙いましょう
5.終わりに
ボルテオは可能性の塊ですが、現状だとエルフにしかやれません。ですが、今後有利な対面が環境を取ることもあり得るので、メタデッキ一覧に頭の片隅にいれていただけると幸いです。
何か気になる点がございましたらお気軽にDMください。
ここまで読んでくださった方のために、エルフにおけるボルテオ対策はぼーいんさんのツイートが非常に参考になるのでぜひご一読ください。
気が向いたら加筆や修整するかもしれません
2021年2月6日やたぴりか