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埃よサラバ!4ステップでテレビ裏のごちゃついた配線を綺麗に整理する極意

ごちゃごちゃ配線

ゴチャァ…。

見るのも嫌になるこんなごちゃごちゃ配線、あなたの家にもありませんか。
テレビ裏とかデスクトップPC周りとかテレビ裏とかテレビ裏とか!

これを読んでいるということはきっとあるんだと思います。

頑張って整理しようとしたけど、なんかまとまらない。
整理の仕方が分からない。
どうしていいか分からず途方に暮れている。

今回はそんな”配線難民”な方向けに、
ごちゃついた配線を4ステップで綺麗に整理する方法を紹介します。

配線がごちゃつきがちな場所

電源を必要とする機器が複数あるような場所がこうなります。
家庭で多いのは主にこんなところ。

1. テレビ周り
テレビ本体はもちろん、BDプレイヤーや家庭用ゲーム機など複数の家電が置かれるのがテレビ周り。
必然的にコード類も密集します。

2. ネット回線機器周り
回線終端装置やセットトップボックスといったネット回線を家庭に引き込む装置、そこから繋がるルーターやWi-Fi機器など、小型だけどコード類が多い機器が密集しがち。
すぐ近くにデスクトップPCを置いてる家庭なんかは、更に配線とホコリの密集地帯に…!

配線がごちゃついているデメリット

・ホコリが溜まる
・掃除しづらい
・掃除が面倒になって更にホコリが溜まる
・火事になる危険
・移動させたいときや配線を触りたいときに絡まって大変
・見ただけで嫌な気分になる

配線が床に散乱してると、ホコリが溜まりやすくなります。
これが掃除しづらいのなんの(;´Д`)
掃除しづらいと面倒になって配線付近の掃除をサボりがちになります。
すると更にホコリが溜まっていくという悪循環に!

見た目も悪いし、ホコリが溜まってると触りたくないし、何より火事になる危険性が高まるので良いことがありません。

頑張って配線を整理しましょう。
テレビ周りの配線整理を例に解説していきます。

配線難民でも分かる配線整理の簡単な考え方

配線整理を始める前に、原因と対策のポイントを押さえておきましょう。

まずは原因について。
配線がごちゃごちゃになる原因は2つあります。

 1. コンセントと機器群の間にコードがいくつもある
 2. コードが長すぎる

テレビ台の上に42型テレビが乗り、
テレビ台の上段には映画鑑賞用のBDプレイヤー、
下段にはプレイ○テーション5、
更にテレビの脇にはニン○ンドースイッチが置いてある。

こんなテレビ周りで例えるなら、コンセントと機器群の間には少なくとも電源ケーブル4本とテレビのアンテナ線の、計5本のケーブルが通っていることになります。

もうこれだけでごちゃごちゃ。^^;

大抵はコンセントのすぐ近くにテレビ台を置くと思うので、電源ケーブル達は長さが余って床にだら~り。
更にBDプレイヤーやゲーム機から映像と音声をテレビに送るために、少なくとも3本のHDMIケーブルが伸びる…。
これも大体は長さに余裕があるので床にだら~り。

ああもうメチャクチャ…。゚(゚´Д`゚)゚。

これがごちゃごちゃ配線になる原因です。


では、ここからはその対策について。

 1. コンセントと機器群の間にコードがいくつもある

これについては、電源タップを使ってコンセントから伸びるコードを一つにしてしまいましょう。

ポイントはテレビ台側に電源タップを置いて、全ての機器の電源ケーブルをそこに接続すること。
アンテナ線だけはどうしようもないとしても、これでテレビ台とコンセントの間に通るコードを2本だけにすることができます。


 2. コードが長すぎる

コード1本1本を適切な長さにまとめて、固定しましょう。
100均で手に入るアイテムを使った上手いやり方を後ほど紹介します。

電源タップに繋いだ各機器の電源ケーブル。
各機器同士をつなぐHDMIケーブル。
これらは一度設置してしまえば、機器同士の位置関係が変わりません。
なので不必要に長いコードはまとめることで必要最小限の長さにしてしまえばいいわけです。


配線を整理する4ステップ

では実際に配線を整理する4ステップを解説します。

 1. 配線整理用アイテムを揃える
 2. コード固定用のワイヤーネットを配置する
 3. 電源タップの位置を決め、固定する
 4. コードを1本ずつ巻いてまとめ、ワイヤーネットに固定する

Step1. 配線整理用アイテムを揃える

まずは配線整理に使うアイテムを揃えましょう。
電源タップと100均で手に入るものを用意します。

●電源タップ

電源タップ

電源タップ選びのポイントは以下の点。

 ・必要な口数を備えているか
 ・差込口同士の間隔
 ・コードの長さ(必要な長さ+1m程度の余裕があるといい)

必要な口数を備えているのはもちろんのこと、差込口同士の間隔も重要です。
というのも電源ケーブルによってはプラグの形状が大きいものがあり、電源タップの差込口同士の間隔が近いと、隣の口を塞いでしまうことがあるからです。
タブレットの充電器やACアダプタなんかがこれに該当します。

電源タップのコードの長さは、テレビ台を動かすことを想定するなら普段遣いの長さよりも1m程度余裕をもたせたほうがいいでしょう。

●100均アイテム
100均で以下のアイテムを手に入れましょう。

・ワイヤーネット

ワイヤーネット

・結束バンド

結束バンド

・S字フック

S字フック

長さが余った電源タップのコードをまとめるのに使います。
テレビ台を動かしたい時にコードの長さを調節できて便利ですよ。

Step2. コード固定用のワイヤーネットを配置する

テレビの裏やテレビ台の裏などにワイヤーネットを固定しましょう。
固定には同じく100均で手に入る結束バンドや両面テープ付きフックなどを活用します。

Step3. 電源タップの位置を決め、固定する

電源タップを「固定する」というのは結構大事な要素です。
電源タップの位置がしっかりと定まることで、初めて各種電源ケーブルの適切な長さが決まるからです。

電源タップが固定されてないと、例えばテレビ台を動かした時に電源タップ自体も動いてしまい、床に落ちてしまったりタップにつながっている電源ケーブルに無理な力が加わってしまったりします。

それを防ぐためにも、電源タップは位置を決めて固定しましょう。

両面テープ付きのマジックテープでテレビ台の裏に貼り付けたり、ワイヤーネットに固定したり。
テレビ台に金属面があるなら、マグネット付きの電源タップを使うのも手です。

Step4. コードを1本ずつ巻いてまとめ、ワイヤーネットに固定する

ワイヤーネットと電源タップを固定したら、いよいよ結束バンドを使ってコードをまとめていきます。

ここでいう「まとめる」というのは、複数のコードを一つにまとめることではなく、長さを縮めるために1本ずつ巻くようにして結束するという意味です。

で、そのやり方ですが、百聞は一見にしかず。
以下のサイトをご覧ください。

結束バンドだけでこんなに綺麗にまとめることができます。

一つ注意してもらいたいのが、あまりキツく締めすぎないこと。
ケーブルは熱を帯びるので、キツく締めてしまうとその部分が高温になって動作不良になったり、火事の原因になることがあります。

特に電源ケーブルは熱を帯びがちなのでご注意を。

コードをまとめたら、後はワイヤーネットに固定するだけです。
結束バンドを使ってくくりつけてもいいし、取り外し可能にしたいならワイヤーネットに引っ掛けられるフックを使う手もあります。


いかがでしたでしょうか。
これら4ステップをやるだけで、ごちゃついていた配線はかなりスッキリします。
手元に画像がなかったので、作業後の見た目は検索するか心の目で見てください(^o^;)

自分でもやってみよう

まずは電源タップを決めましょう。
何個口必要?
差込口同士の間隔は?
コードの長さは?

そして100均でアイテムを揃えましょう。
ワイヤーネットの大きさは?
どこに取り付ける?
どうやって取り付ける?

アイテムを揃えたら、後はやるだけ。

今回ご紹介したのは、配線整理に成功したことがないという配線難民向けの簡単な整理術です。
発展させれば様々な整理方法があり、もっと洗練された見栄えにすることもできます。
例えばこんな感じ↓↓↓

配線がまとまると、間違いなく見た目がスッキリします。
それだけではなく、コードが空中に浮いてるのでホコリが溜まらないというメリットもあります。
掃除も楽^^

ネット回線関係の機器周りでも理屈は同じです。

ぜひやってみてください。

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