電通にいたから分かる再委託のニュース
ここ最近の電通が再委託のバッシングを浴びてます。
僕も電通でお世話になっていたから少しだけ電通という会社が分かります。
今日は電通の報道について、僕の私見を書きました。
正直言ってスゴイ人ばかりです。
電通には7千人程の従業員がいます。
僕のいる町とさほど変わらない人数です。
この従業員のほとんどが、頭もキレる。
電通の人脈はスゴイし。
全然寝なくても仕事できちゃいます。的な人も結構います。
そして電通という会社と仕事をすると、憧れを持たれる会社でした。
自分も電通で働いたときは、周囲から『電通マン』といわれた時期もありました。
それだけ電通という会社はスゴイ人が揃っていますし、スゴイ人との人脈があります。
電通に限らずだと思いますが、仕事をどうすれば受注できるのかという政治的な動きも徹底しています。
民間企業からのコンペでも政治的な動きは当然あります。
事前に役員やコンペ審査をするキーマンを抑えて、コンペ資料を制作する。
とにもかくにも、値段は高いけれども、この会社に任せておけばある程度の結果を残してくれるだろうというお得意(クライアント)が多かったことでしょう。
それだけ電通という企業ブランドは大きいのです。
今回の再委託の話などです。
政府側からすれば、電通にお願いすれば、ミスはないだろう。
別に自分のお財布から出しているわけではないし、高くてもいいだろう。
とにかくミスが一番よろしくない。
新規の会社に委託して、ミスをしたほうが政府としては痛手です。
という話でしょう。
そしてそれだけ電通という会社が各政治家や業界の人との人脈があるから当然という結果だと思います。
民間の人だと分かると思いますが、素晴らしい提案も大事ですが、その企業が審査員に気に入られていることも大事ということです。
例えば、その会社に審査員の親族がいたとしましょう。
そうすると、ヒイキしてしまう人もいるでしょう。
だからこれだけ大きな仕事も引き出せる電通の手腕がある意味スゴイというのが僕の感想です。
そして委託先をこんな形で決めてしまう政治家を選んでいる僕たちの責任でもあるということも痛感します。
皆さまは各ニュースを見てどのようなお気持ちなのでしょうか。
でもこのようなニュースが錯綜するということは、電通に対して何か圧力が働いているのかなという気にはなります。
普通ではここまでバッシングをしないこの報道に対してメディアが叩く理由。
何でしょうね。
自分はそこが気になっています。
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