テニス肘

具体的には上腕骨の外側上顆炎または内側上顆炎のことです。

整形では外側上顆炎をバックハンドストロークの際におこるので

バックハンドテニス肘

内側上顆炎をフォアハンドストロークで発生するので

フォアハンドテニス肘といって分けているそうです。

対処は基本的に他でも使われますがRICEといって

・Rest     (休息) 運動を止めて休む
・Ice       (冷却) アイシングをする
・Compression (圧迫)    テーピング等で患部を圧迫する
・Elevation     (挙上)    患部をできるだけ高い部分に上げる

というのが一般的です。

勿論これも、腱断裂や亀裂骨折までいったのは適応外です。

さて整体的な見方なのですが、テニス肘も「痛み」の初期の段階であれば、

整体で改善させる事が可能です

普段の状態とテニス肘になった状態の違いは、

明らかに軟部組織である筋肉と腱の部位だけです。

そこの回復が思うようにいかなくなっている訳です。

勿論マッサージ等で回復をはかるやり方もありますが、

長時間のマッサージは逆に筋肉に負担をかける場合もあります。

整体は短時間で、原因となる部位に直接アプローチすることが出来ます。

テニス肘の場合であれば内側外側問わず、

可働制限と主訴を確認。筋肉の状態を触診。

そしてその症状をおこす原因となっている部位を特定し、

そこに対してのアプローチと

上肢帯の肩や肩甲骨周り筋肉、そして首~上背にかけての

筋肉の疲労(つまり収縮)を取り去るのです。

すると

「1回で治った!」

と仰る患者さんも多いです。

ですが、それは「痛みがある時に比べて」であって、

「完治には程遠い」状態です。

その場、楽になるのと、治るのとは天地程の差があります。

また「また痛みが出るのではないか?」と思いながらのプレーでは

100%力出し切れないですよね。

なので、筋肉をゆるめた後の状態をみながら施術をしたいので、

間をあけず(中2~3日)もう一度みて

キチンと残りの負担をとりさり、また疲労を普段から残さない方法まで

患者さんに説明して、という方法をとります。

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