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デザイナーが多趣味だと得する5つの理由
デザイナーは多趣味だと得するな。と何度も思ったことがあるので、コンパクトにまとめてみました。
興味が無いことに誘われたり、あまり乗り気じゃないけど付き合いで何かに参加する状況は少なからずあると思います。
そんな状況のデザイナーの方に読んでいただければ幸いです。
【目次】
メリット①案件が取れる
メリット②デザインの質が上がる
メリット③雑談力が上がる
メリット④ブランド・著名人を知れる
メリット⑤好奇心が増す
最後に
僕の趣味(ご参考までに)
趣味:サッカー・バスケ・テニス・バレー・スポーツ観戦・スノボ・ロードバイク・カメラ・映画・漫画・絵本・ファッション・家具・絵・美術館・博物館・ボードゲーム・お笑い・ライブ(ロックバンド)などなど...
メリット①案件が取れる
まずはこれです。前職に努めていた時の体験談があります。
新卒入社した会社の研修期間中、円谷プロのウルトラマンのファッション系のECの依頼が、舞い込んだと上司から聞きました。
僕は小さい頃から大のウルトラマン好きで、特に怪獣が好きでした。
ゼットンやジャミラ、レッドキングなど...
このチャンスを生かさねばと思い、研修期間中だったにもかかわらず、必死にウルトラマン好きをアピールし、リニューアルデザインに携われることになりました。
他にも、大手家具ブランドのリニューアルを1人で任せてもらったり、フリーでやっていたときに、「こういうの好きそうだよね」と案件を降ってもらったり、といった経験もあります。
「好き」「知っている」はとても大きなアピールポイントになります。
メリット②デザインの質が上がる
知っているモノについてデザインする場合と、知らないモノについてデザインする場合では労力が大きく異なります。
例えば、ダーツバーのサイトの案件があったとします。
ダーツを知らない人であれば、まずはダーツのルールやダーツバーの仕組み、雰囲気などをリサーチしなくてはなりません。
しかし、趣味でダーツをやっていた場合、予備知識があるため、足りない部分をリサーチするだけで次の工程に進む事ができ、デザインに取り掛かるまでの時間を短縮することができます。
必然的に趣味の数だけ、デザインの守備範囲が広がるんです。
注意点
知っているからと言って、主観的にデザインするのは危険です。
「知っているつもり」は往々にしてありえます。客観的に対象のデザイン物に向き合い、足りないところはしっかりリサーチする必要があります。
メリット③雑談力が上がる
これに関してはある程度イメージが湧くかもしれません。
あるイベントでWEBの制作をやっている35歳くらいの方とお話する機会があり、ロックバンドやフェスのサイトを主に作っておられる方でした。
僕はロックバンドが大好きで、ある程度知識があったので、年代に合わせ、ハイスタの話だったり、Ken Yokoyamaの話をすることで意気投合しました。
実際に何も知らなくてもコミュニケーションはできますが、趣味や趣向が一致したときの親近感は絶大です。
ヒアリングやユーザーインタビューのアイスブレイクで役立つこと間違いなしです!
メリット④ブランド・著名人を知れる
これもかなりGOODポイントです。
趣味の領域のブランドや著名人に触れる機会が必ず出てきます。
例えば、スノボブランドならBURTON(バートン)やSALOMON(サロモン)、YONEX(ヨネックス)。
スノボ選手ならスノーボードの神とも言われるクレイグ・ケリーや、レジェンドのテリエ・ハーコンセン等。
趣味に関わるブランドや偉人について知ることは、その領域におけるデザインの幅を大きく拡張してくれます。
ブランドを知っているとはロゴデザイン時のリファレンスとしても役に立ちますね!
メリット⑤好奇心が増す
多趣味だとチャレンジ精神や、更にやりたいことが湧き上がって来ます。
(僕だけでしょうか...笑)
カメラであれば、「もっと壮大な自然を撮りたい」と思えばアイスランドにオーロラを見に行きます↓↓↓
富士山より高い山でスノボがしたいと思えばイタリアにスノボをしに行きます↓↓↓
今では、動物好きが影響してマダガスカルに行きたかったり、ROCKが好きなのでロックバンド系のサービスが作りたかったり、どんどんやりたいことが湧き上がってきます。
本田圭佑がピアノを弾けたり、ボルトがサッカーをできたりするのも、全く異なる競技や事柄でも共通点や学べる点、新しい発見を自分に活かすことができるからだと僕は思っています。
デザイナーとして好奇心を持ち続けることはとても重要なことだと思います。クリエイティブに好奇心は欠かせません。
クリエイティブに好奇心は欠かせない
好奇心は「発想」の燃料(没頭)
好奇心は「推進」の燃料(実体験)
好奇心は「チーム」の燃料(共感)
【参考】
トップクリエイティブにみられる「一流の好奇心」──デザインは“職能”でなく“生き方”
最後に
以上、デザイナーが多趣味だと得する5つの理由でした。
好きなことの数だけデザインの幅は広がります。(と僕は信じています。)
あまり乗り気ではないことからも学べることや、本当に好きなことに活かせる点を見出すことはできると思います。
一歩踏み出して色々なことにチャレンジして感性を豊かに、デザインを豊かにしていきましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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