コロナ対策の過程をみて
2020年6月19日の県外移動自粛の解除を含めて、日本でのコロナ自粛も一旦緩和され始めた、ということから、偉そうな?感じではありますが、コロナ状況を振り返ってみたいと思います。
2020年1-2月の中国・武漢での発症や旅行者による拡大、加えてダイヤモンドプリンセス号を大きなきっかけとして、日本にも新型コロナウイルスが入ってきて、ウイルスが変形して、中国型や欧米型などあったとか。一方で一番感染者が多かったとみられる東京都内で行われた抗体検査によると、(2種類とも)感染者は0.1%程度だったとのこと。大阪のほうが比率的には若干高かった(0.17%)とか。この数字の逆でいうと、99%以上の方はまだ感染もしてないのか、という事実と、第二波以降のインパクトの大きさの可能性、と、経済的影響と世の中を回すには?、といったかなり難題が色々ありそうだな、と感じました。
コロナウイルス感染対策として日本では強制力がないロックダウン(所謂コロナ自粛)が行われ、それに批判的な意見も多々あったり、同時にスウェーデンは日本に似た緩いロックダウンを行っていて、なんかコロナ禍でも経済を回している、という面でモデルケース?的な見方もされていました。その後、スウェーデン(抗体検査で陽性率は6%程度だったそうです)は北欧隣国対比では感染者が多い状況みたいで、EUや北欧諸国が国境開放を始めたものの、スウェーデンは取り残された、ということで。日本も緩いロックダウンで批判も色々あり、今後国境開放という面で、タイやベトナム、オーストラリア、ニュージーランドといった国との渡航から、となっていますが。そして日本の感染拡大阻止に関して、筑波大の研究では外出抑制が効果あったとか。少なくとも、ロックダウンの強度だけでウイルス感染拡大をコントロール、といったことではないようですね。
その中でユニクロ、アイリスオーヤマを含めた様々な日本企業が(新たな機能付き?の)マスク生産・販売を始めた、という記事も多く見られます。ここからは私の個人的な見解ですが、日本企業はイベント発生(事故・災害・感染症拡大等)してから、2-3カ月ほどで、対策用の商品を販売となっているような気がします。なので日本企業もそれなりに対応・対策が早いのでは、と思いました。
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