変わらない~、Japan!
って郷ひろみさんに歌ってもらえたら、投稿映えもしますね!笑
それはさておき、2020年2-3月ごろから始まったコロナ感染拡大の時代、所謂Withコロナ時代において、日本の社会制度に関しては依然大きな変化がまだ見られていない、と言われています。
上記記事のユーグレナの出雲社長が仰るように、コロナ禍で一時期話題となった、9月入学は1年/5年の移行期間を通じても、どうも変わりそうにないですね(下記記事にリンク張っておきます)。また日経での記事を通じて、「難しいそうだね」風を吹かせたい、という考えがある方々もいらっしゃるでしょうし。
同時にWithコロナではないものの、近年見られた中国政府の香港に関する政治的圧力の高まりや去る2020年7月の国家安全維持法の制定など、金融都市香港から高所得人材の日本や東京へ移住が進むのでは、という期待?憶測?はそれなりにあるのですが…いつも言われる税や入国許可の人材のハードル・永住権(記事に書いてあるほど難しかった?)、金融面での現地化の必要性、そして言語などのバリアもあり、今後もすぐには変化が進まなそうですね。(一方で医療制度や安全性、生活面でのコスパの良さなど生活環境面での環境整備を上手く対外的に出していけば、他のハードルも高すぎ?には見えないのかな?なんて、希望的観測を以前の投稿で書いております)
もう一方で国際政治学者のイアンブレマー氏曰く(下記抜粋をご確認ください)平和保全、経済の安定性や平等の精神、相対的な表現・言論の自由など、日本の”安定力”が輝くのでは、と言っているのである。要は日本の『変わらないこと』が社会的価値を提供している、という見方もあるそうで。
もちろん東京五輪を2020年に開催できなくなったことは残念ですし、日本が新型コロナの感染拡大から受けた経済的なダメージは決して小さくない。...ただ世界の中で見ると、日本は比較的失業率を低く抑えられています。日本経済は新型コロナ前から成長していたわけではありませんが、安定しており、それは今も同じです。米国などと比べて貧富の差も小さい。ですから日本は再興をどう果たすかというより、日本社会がもともと持っている経済安定性や平等社会といった良い部分をどう生かすかを考えるべきでしょう。
今回の投稿は、社会的制度というかなりふわっとしたものについて書いており、学校や移民など一つの特定事例を使いApple-to-Appleと言われるような厳密な比較をしているわけでありません。加えてステークホルダーである政府や企業、そして個々人の姿勢・態度・見方も加えておりません。ですが、変わることにも、そして変わらないことにも価値を見出すことは可能なのでは、と変わらない日本で育った私は天邪鬼のように感じております。
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