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安倍外交の評価

2020年のビックリイベントの首位はやはりコロナウイルスでしょうが、その後のコロナ禍において、日本にとってみたら、安倍総理の辞任もそれなりに驚きがあったことかと。

安倍総理やポスト安倍時代の関連投稿は、下記をご確認ください。
日本のリーダーとは
ポスト安倍の金融政策

安倍総理時代のReviewも多くみられるようになり、内政や金融政策等で様々な意見がある一方で、外交に関しては、国内外のメディア問わず、総じて良い評価が多かったみたいです。

また安倍外交において、日本一の長期政権であったため、じっくり時間を掛けて取り組めた面もあったでしょうが、個人的には下記のような戦略的なスローガンも多かったな、と感じました。(そして比較的実行に移そうとはされていた、気もします)

「戦後外交の総決算」
「地球儀を俯瞰する外交」
「自由で開かれたインド太平洋」

首相として国連やDavos会議、様々な首脳・経済会議に参加、基調講演などのスピーチを行い、また米中など日本を上回る経済大国や、中東・アジア・アフリカなど新興国との首脳対談も複数回行ったり、「安倍マリオ」に扮して東京オリンピック2020をコマーシャルをしたり。それ以外にも、下記投稿にもありますが、自分が出向いて自ら時間を割いて、そしてひざを突き合わせて話し合う、ということに関して、顔が見える外交を行っていった、という点が他の首相との違い、安倍外交での高評価に繋がっているのかな、と思います。

政治でも運は重要なポイントでしょう。そして安倍首相が任期中におこっていた世界の流れ(米トランプ大統領に代表される自国第一主義、中国の外交・経済的、軍事的台頭、国際協調の薄れ等)や国内の流れ(長期政権が可能)に加えて、安倍首相の父であった安倍晋太郎元外相の仕事ぶりを秘書としてご覧になり、勉強したこともあるでしょうが、首相として時間を掛けて自由や国際協調という価値を外交を通じて伝えていったことも、評価される事項・事実なのでしょう。

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