オリンピック関連投稿②ダブスタ上等!
東京2020オリンピックが先週から始まり、SNS界隈の投稿も、ここまで人生を懸けてきた選手たちの応援へと変わっているようです。
このように伝統的なメディアは連日オリンピック関連の情報を出し、あれ、オリンピック開催反対してましたよね?など政治家などでもダブスタ(ダブルスタンダード)があるようで。一方以前投稿にも書いたように、中止や反対を唱えるのは、開催や賛成に対して比較的荷が軽いのかな、と感じるものの、我々の想像力不足で『もし開催したら』という仮定を上手く活用して議論できていないのかな、という点も感じました。
ダブルスタンダード?という点でいうと、以前リニア新幹線の工事建設へ反対を示した静岡県側(並びに国交省出身の土木に精通している難波副知事)ですが、去る熱海市土砂災害での専門家からのコメントに対する対応がダブスタでは?とも言われているようです。
難波副知事は熱海の土砂災害では、塩坂氏の発言を「不確定な情報で危険性を指摘するのは不適切だ」と批判する。しかしリニアに関しては、塩坂氏が不確定な情報で危険性を指摘することを黙認する。これはダブルスタンダード以外の何者でもない。さらに、塩坂氏が県専門部会の委員に選ばれた経緯について県は口をつぐむ。しかし、環境調査会社代表だった塩坂氏は県事業を受注してきた利害関係人である。はたして中立性は保たれているのか。塩坂氏の人選経緯を難波副知事はきちんと説明するべきである。
意見や考えが常に一貫していることや、同じ専門家からの意見は常に聞かないといけない、となると様々な縛りを掛けてしまい、それはそれで問題である一方で、時や状況の変化に応じて考えを変えることも『ダブルスタンダード』と言われてしまう。ということで、周りからの意見もあるものの、それなりの根拠がある前提で、臨機応変に対応したという面では、ダブスタ上等!で良いような気も個人的にはしますが。