年金2000万不足が今は55万不足だって!
2019年に盛り上がった、年金2000万円問題。その後携帯電話代の削減など生活費削減の効果もあり、今では計算上、年金受給後での2000万円の老後の資金不足が55万円に減ったそうです!
といっても、これは今現在の数字を用いているだけで、数十年後も同じ生活費で、同じ生活水準が保たれるなんてことは想像しにくく、また2020年の10万円の特別定額給付金があったことで、55万円になっただけですし。
ということで下記書籍を通じて、年金不足を補うのみならず、ご自身の給与所得以外での資産形成を促すきっかけとして頂ければ、と思います。
また同じ生活費や生活水準が今後数十年続かない、というのは一方で、日本の全くインフレがない社会ではちょっとピンときませんが。アメリカのようなインフレがする(モノの値段が常に少しずつ上がる、人件費も上がる)状態をベースにすると、下記ビデオにもあるように長期的には株価は上がりやすくなる、とのこと。でも物価変動を考慮すると、日本も米国の株価(実質株価)も両市場の比率でみると結局横ばいの動きになる、といった興味深い話がありました。
ここで面白かったのは、『日本の生活費や生活水準が変わらない中で、米国株に投資するのは、長期的に米国のインフレや株価上昇を享受することが可能』というアイディアでした。確かにその通りだな、と。日常生活周りのコストが横ばいである中で、自らの資産形成方法を通じて、他国のアップサイドを享受できる、という当たり前で、かつシンプルな話が個人的には刺さりました。