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鞍掛山ハイク中に突然奴はやってきた。

自分は、山登りが好きだ。
3年ほど前から、夫婦で山登りを始めた。
きっかけは、今回登った地元の山「鞍掛山」にほぼ毎週のように登る先輩のYouTubeを見たからだ。
鞍掛山でコーヒーを飲んだり、カップラーメンを食べる様子が楽しげで、同じようなことをしてして楽しみたいと思い、一緒に動画を見ていた妻に「登ってみようか?」と提案したのがきっかけだった。
以来低山ばかりだが雨の降らない日曜日には、ほぼほぼどこかの山に登っている。
この日は、土曜日で自分だけが仕事オフだったので、1人でその鞍掛山に向かったである。
妻を職場に送り届け、義父の車のスノータイヤ交換、妻車のスノータイヤも交換、加賀市の親戚のスノータイヤも交換、帰りに鞍掛山へ寄って、サクッと登るという予定。

順調に予定をクリアしていき、13時前には登山口近くの滝ヶ原の第一駐車場に到着できた。
タイヤ交換のため着ていたツナギを脱いで、スパッツ、ハーフパンツを履く。
上は、全て脱いでからファイントラックのドライレイヤー、ワークマンの汗抜けの良いロンT。
そして❗️先週?先々週か?
鞍掛山brothersのK5さん(登山のきっかけを作ってくれたYouTuber)に手配していただいた、鞍掛山Tシャツ‼️

うーん、腕のところの文字のデザインに惚れ惚れ😍うっとり😚しながら写メ📸る🤣

いよいよ俺も鞍掛山フェチの仲間入りか〜🤭

よし、今日はスタートが遅いから、ハードだけど距離が短く意外と短時間で登れそうな中の谷コースから登るとしよう❗️

2度目の中の谷コースでの登りだ。

前回は体調良くて、思ったより時間かからずに登れたような気がする。今日もそうだと良いなーと思いつつ、スタートする。 

最初の林道は、軽く走っちゃおうか!と登山口まで緩く走る🏃‍♂️💨

おー,調子いいんじゃない❓

よし、そのまま登山口に入り 足速に登る。

どのくらい登っただろうか?

あれ?

おかしい…。

おかしいぞ…。

こ、これは!

も、もしかしてもしかすると、ヤツなのか?

そうなのか⁉️

だとしたらどうする⁉️

やばい❗️やばいぞ❗️

いや、やばいというよりは、まずい❗️これは非常にマズイ❗️

この緊急事態に対応できる選択肢は2つ❗️

まず、第一の選択肢だが…

①来た道を引き返す❗️ソロリソロリとヤツがこれ以上出てこないように、とにかくソロリソロリが絶対条件なのだ❗️

万が一、走ろうものならヤツは容赦なく俺を奈落の底に突き落とすだろう‼️

そして第2の選択肢だ。

②まずは身を隠すのだ❗️安全な場所で周りからは発見されない様にスッポリと身を隠すのだ❗️

そ、そして、ヤツをヤツを、解き放つ❗️

駄菓子菓子❗️だがしかし❗️

俺は、今日から鞍掛山のフェチとなったのだ❗️

鞍掛山Tシャツを着ていると言うのに、

ま、まさか俺の排泄物を神聖な鞍掛山の斜面になどとは死んでも出来ない❗️

そんな事をしようものなら、俺は、俺は…二度と鞍掛山には…😭

よし❗️戻るんだ❗️

そう決断した俺は、焦る気持ちと強烈なヤツの解放要求を抑えつつ、ソロリソロリ…

だが❗️足速に…

ソロリソロリ…

だが❗️足速に…

ソロ…

もうええて…😔

そうこうしながら車に戻る時にもヤツは突然強烈な、この世のものとは思えない程の解放要求をしてくるのだ❗️

も、もう、無理かも…。

そう、諦めそうになった瞬間だった。

どこからともなく声が聞こえてきたのだ❗️

「これまでの登山は何のためじゃ⁉️」

え❓今の声は❓何❓

「お主のこれまでの登山は何のためにあったのじゃと問うておる❗️」

あ、貴方様は?

「鞍掛山の神じゃ❗️」

いや、神様。良いですか❓

僕は今それどころではないことはお分かりですよね❓

ほ、ほら❗️来た❗️ヤツが来てしまったじゃないですか‼️

ウ、ウォーっ❗️ヤバイ❗️マズイ❗️

「よく聞け❗️良いか❗️

お主のこれまでの登山は、今お主に強烈な解放要求をしておる便意を抑え込む為に、内肛門括約筋と外肛門括約筋を鍛える為にあったのじゃ‼️」

はっ❗️そうか❗️そうだったのか‼️これまで急登に続く急登を登り続け、激下りの坂を走り抜けてきたのは、その為だったのか‼️

よし❗️抑え込んでやる‼️

まずは内肛門括約筋をフルパワーで締めるのだ‼️

そしてその上から、外肛門括約筋をこちらもフルパワーで締め上げるっ‼️

よし‼️抑え込んだ‼️抑え込んだぞ‼️

ヤツの解放要求も弱まった❗️

今だ❗️今のうちに

ソロリソロリ…。

だが❗️足速に。

ソロリソロリ…。

だが❗️足速に。

ソロリソロ…。

もうええて🤣

と、何度かヤツの強烈な解放要求を内外の肛門括約筋を最大限に発揮しつつ抑え込み、やっと、やっとだ❗️車を停めた第一駐車場に着いた❗️

駄菓子菓子❗️だがしかしだ❗️ここで気を緩めてしまったら、これまでの苦労は水の泡と化してしまう❗️

それは……。

少年期のある夏のことだ。

「お母さん、俺、明日の朝からマラソンするから早く起こして欲しいんだ。」と頼んだ。

翌朝、母に起こされ準備体操をして走り出したんだ。

ものの、10分くらい走っただろうか?

ヤツが、ヤツがやってきたんだ❗️

俺は、すぐさま踵を返し、当時住んでいたマンションの自宅に猛ダッシュ…いや、ソロリソロリだが❗️足速に…

ソロリソロリ…

いやだからもうええて🤣

そして、なんとか家にたどり着く。その瞬間だ。気を緩めてしまった俺は…😭

ヤツの解放要求に屈してしまったのだ。

そのあと、マラソンは諦めたのは言うまでもない。

そう❗️だから、わかっているのだ❗️ここで気を緩めてはならない事を❗️

気の緩みは、内外肛門括約筋を緩める事になるのだ❗️

さあ、行こう❗️ソロリソロリと運転席に座り、万が一に備え少し腰を浮かせる。(ここ大事笑)

だが、内外肛門括約筋は決して緩める事なく、第二駐車場のトイレにいざ❗️行かん‼️

そしてあっという間に、第二駐車場のトイレに着いた。

あーやれやれ😮‍💨やっとこの話も終わるか。と、思った貴方❗️🫵🏽

甘い❗️甘いですぞ❗️

そう、ここが最大の山場❗️気を緩めたい私と私が気を緩めた瞬間に緩まろうとする内外肛門括約筋とのせめぎ合い‼️

ここを乗り切らなければ、少年期の私は全くもって成長してない事になるではありませんか‼️

ここは、なんとしてもヤツの、ヤツの解放要求を抑え切ったまま、まずはハーフパンツの紐の蝶々結びを解き、更にはインナースパッツの紐の蝶々結びを解き、最後にパンツを下ろし、更に便器の上に跨る。

そこまでがヤツと私の最終決戦なのである❗️

まずは、トイレの外扉の閂を外し扉を開ける。そして外扉の鍵を閉める。

ふーっ😮‍💨ここまではなんとか抑え込めてる。いいぞ❗️俺❗️

よし、次は内扉だ!どこだ?どこをどうすれば扉が開くんだ?おーーーーーーいっ‼️

分からんぞっ❗️

落ち着け❗️

よく見ろ❗️

よく見ればわかるはずだ‼️

あ、これか⁉️これをつまむのか⁉️ガチャ

あ、開いた❗️

ヨシ❗️

さあ❗️中に入れ‼️鍵を閉めろ‼️

ハーフパンツの紐を緩めろ‼️

違う‼️

それは、スパッツの紐だ‼️

落ち着け‼️

あ、どうせスパッツの紐も緩めるんだからいいのか…😫

そんな事はどうでもいいから

急げ❗️

と、その時だ‼️

ウォーっ‼️来た‼️まるで最終兵器リーサル・ウェポンを持ち出してきたかの様な、強烈な便意だ❗️

ここだ‼️ここが最大の勝負所‼️ここを読み違えたら、俺のこれまでの苦労はなんだったのかとなりかねない‼️ここは、一旦全ての動きを停止させるのだ❗️そして、一点集中❗️フルパワーの肛門括約筋をヘルプする為に左右の大臀筋をフルパワーで締め上げるのだ‼️

さあ❗️勝負だ‼️来い‼️

来るならきてみやがれ‼️

ウォーーーーーーーーーーッ‼️

………。

勝った❗️勝ったぞ‼️

あの信じられないほどの最終兵器リーサル・ウェポン級の便意が少し緩んだ‼️今だ❗️

パンツを、58歳の爺さんには派手すぎる蛍光オレンジ色🧡のパンツを❗️

下ろすんだ‼️

そして間髪入れずに

跨がれ‼️

しゃがめ‼️

そして、締め上げていた内外肛門括約筋を全開フルオープンにするんだ‼️

シャー♪ブリブリブリブリ♪@#?&〒〆*%$€☆

「あ〜〜〜〜〜〜っ😮‍💨

か.い.か.ん🥹」

ふーっ😮‍💨

さてと、YAMAPアプリを一旦活動停止してと…。

よし!再スタートして行ってきまーす♪

と何事もなかったかの様に、中の谷に向けて再出発するのであった🤭

the end


長々と汚らしいお話をお読みくださり誠にありがとうございます。今回山で初めて強烈な便意に襲われると言う大ピンチの話でありましたが、これは登山を楽しむものとして、避けては通れないテーマでもあるかと思います。実は、簡易トイレもザックに入れてあったのですが、いかんせん身を隠す場所がない。

誰かが通ったらと思うと、簡易トイレをそこで使うと言うのは、中々難しい状況です。

やはり、事前にトイレをしておく。少しでも尿意便意が有れば事前に済ましておくのが一番で、それでもしたくなったら、ポンチョ被って簡易トイレなのでしょうか?それとて、何をしているのかは一目瞭然だと思いますが😔

皆様はどう対処されているのでしょうか?ご意見お聞かせください。🙇🏾‍♂️🙇🏾‍♂️🙇🏾‍♂️





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