気づいたら高校生向けワークショップをしていた話
こんにちは。トッシーと申します。
この記事では、思えば「ミドルの憂鬱」に陥っていた私が、2018年9月以降1年間少しだけ昨日と違うことを始めた結果、ちょっとずつ見える風景が変わってきている体験を書いています。
やったことがないからやってみる
読書会コミュニティのFlier book laboに参加していることは以前書かせてもらいました。
このコミュニティは約30名、年代も職業も様々な人が参加しています。
面白いのは読書会以外の場でも、何か面白いことをやろうと考える人がいること。
今回、高校の教員のメンバーが、飲み会で何気なく話をした悩みから企画がスタートしました。
せっかく「本」をテーマに社会人が集まっているのだから、何か高校生に対してできるのでは?というアイデアです。
企画メンバーから企画に参加したい人の募集があり早速手を挙げました。
このときの自分の気持ちからすると「やったことがないからやってみたい」という気持ち。
おそらく以前の自分であれば「やったことがないからやらない」だった気がします。しかし、コミュニティのメンバーの前向きな姿勢や、このメンバーなら何か面白いことができるはずという感覚がありました。この感覚になれることがこのコミュニティの大きな力だと感じています。
高校生向けワークショップ
ワークショップの内容についてはbook laboメンバーが書いた記事が詳しいので、そちらをご覧ください。
いろいろな学びが!!
この企画を通して、私自身いろいろな学びがありました。
1つは企画当日に至るまでの企画検討フェーズでの学び。メンバーで物理的に顔を合わせる機会がほとんどなくても、限られた時間の中で集中して検討し、形作ることができるということ。これが企画メンバーの取りまとめの力が大きかったと思いますが、いわゆる「ウィーク・タイ」なコミュニティでのアウトプット経験は今後の可能性をいろいろ感じることができました。
2つはワークショップでの学び。私の視野・視座・視点、高校生の視野・視座・視点の違いが当然あるのですが、高校生とのやり取りを通じてその違いを楽しむことができる自分に気づくことができました。いままで会社、家庭といった同質性の高い環境にいた事から、はたして違いのある関係を乗り越えられるのかは未知数でした。しかし今回のワークショップを通じて、年代や価値観の違う高校生とも1つの場を作り楽しむことができたことは私の大きな自信となりました。
新しい見方が
この経験と自信が新しい可能性につながっていきます。たとえば、参加している勉強会コミュニティで、メンバー交流のための美術館企画を提案してみたりしました。現在進行形の企画のため、詳しくは別途記事にしようと思いますが、いろいろなバックグラウンドを持った人が、たまたま何かの縁でつながることに対する興味が非常にでてきました。私のちょっとした興味や関心をフックに、何らかの交流の場ができたら面白いなと考えることができるようになっています。
このような新しい見方ができるようになったのは、今回のワークショップの経験が大きいと思っています。