「本を囲んだ語り部屋」2022/12/18 ロバート・フリッツ『偉大な組織の最小抵抗経路』
日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
今回はロバート・フリッツの『偉大な組織の最小抵抗経路』を取り上げました!!
最小抵抗経路の基本原理として「エネルギーは、最小抵抗経路に沿って進む」「根底にある構造が、最小抵抗経路を決める」「私たちは、新しい構造を創り出すことによって、最小抵抗経路を決められる」の3つがあると書かれていました。自然法則と同じように組織においても構造の中にある「最も抵抗の少ない道」(最小抵抗経路)を見ていくという視点はいろいろな気づきがありました!
組織変革がうまくいく組織の特徴として、何か問題が発生した場合に、トップは仕組みに原因があると捉え、ボトムは自分たちに原因があると捉える傾向があるというお話を聴いたことがあります。(CULTIBASE Radio 組織デザインと組織開発の「性善説と性悪説」)今回の本はまさにそのお話つながり、非常に解像度が上がりました!
さらにつながったのは荒木さんVoicyでお話されていたフライヤーCEOの大賀さんのお話です。資金調達のリアルを大賀さんらしく素直にお話されていましたが、ボトムではなかなか捉えにくい企業と投資家という構造を大賀さんの多様な目線で翻訳しながらお話されていたのだと思いました。(荒木博行のbookcafe 経営カフェ#3)
構造を捉えることとそれを他者へ翻訳していくこと。これは組織に限らず個人にも適用できる考え方だと思いました。自分はどんな構造の中にいるのか、改めて考えてみたいと思います!!