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「本を囲んだ語り部屋」2022/12/11 志村けんさん『志村流』

日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
今回は志村けんさんの『志村流』を取り上げました。

テレビでの印象とは異なる一人の人間としての志村けんさんの生き方・人生哲学を感じる本でした。

flier要約の中で印象的だったのは志村さんは仕事の肝を押さえお金と時間をかけて投資していたという点でした。「人は誰しも得意や不得意がある。自分の能力や価値を知った上で、不足している部分や不得意な部分は、他人の協力を得るなど、お金を払ってでも補っていくことが大切」とありました。

前半では志村さんの人生哲学について語り合い、後半は自分たちに引き付けながら自分の中にあるアイデンティティの話になりました。

意識的なアイデンティティと無意識的なアイデンティティ。前者は言語化できますが、後者は言語化がしづらいもの。時に言語化されたアイデンティティに引っ張られ過ぎて自己のアイデンティティを正しく把握できないこともあるのではないかという話をしました。その中でくぼあやさんが他者から投げかけられたと話されていた「あなたは何を握りしめているの?」という言葉にはハッとさせられました。

「自分が握りしめているもの」は何か?、自分の心と身体に問いかけながら過ごしている日曜日です。何か握りしめてしまっている感覚が自分にはあります。それが一体何なのか、ゆっくりと捉えてみようと思います。

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