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ラーメンショップに着想したマグマーボー

マグマーボーのアイディアソース

そもそも居酒屋たむろという飲食店でメニューの一つとして人気のあったのがマグマーボーで、初めてのお客さんは必ずと言っていいほど注文してくださった思い出の一品で店を辞めてからもありがたいことに「レシピを売ってくれ」とか「マグマーボーの店やらないのか?」とか言われました。

お客さんが必ず注文してくれました


そこで、「自分が作ってきた中でこれだけ求められるプロダクトはない」と思いどうしたらマグマーボーを復活できるか考えました。
レトルトにするか?でも加熱殺菌したら微妙な香りは無くなってしまうなぁ、、、冷凍したらどうか?送料は工場は?ミニマムは?おおよその見積もりを出すも予算的に無理でした。
とりあえずスモールスタートでまた飲食店でもやるか?と物件を探すも全く見つかりませんでした。
途方に暮れていたらいつも気になっていた黄色いアメリカのバスが停めてある場所に人がいて声をかけました。

誰でも気にはなるのですが日に日に変化していきました


岡ちゃんでした。
物件探しをしていたときは車やバイクではなく自転車で回っていたのですぐに止まり声をかけれました。
話を聞いたら全て廃材や貰い物だけでお店を作るとのこと。
お金がない私はまだまだ努力が足りないと刺激を受けまくりその後も足を運びさらに教わることになりました。
飲食店の許可が難しい場所でどうやって許可を取るのか話し合っていた時に「ウルトラC」という言葉にグッときました。
言葉を汚くしたらグレーゾーン(笑)一気にそっちに頭が行き保健所に通ったのです。

新しくなった食品衛生法を見せていただきそこでアイディアが浮かびスパイスミックスを作ろう!!と思い立ったのです。
、、、とはいえそんな物どうやって作るんだ???

実はマグマーボーは友人のお店に作って卸たりスパイスだけ配合して最終工程だけ教えていたことがありました。
その頃の製法をもとにさらに3倍のスパイスを加え作り直した。4ヶ月の間繰り返し試作しました。


最近夫婦で行きました。

販売方法についての構想は、ラーメンショップでした。どこにでもある。昔からあるあの赤いテント看板のラーショです。

昔はあまり気にしていなかったラーメンショップは横浜に住んでいた頃、横浜家系ラーメンのルーツはラーメンショップだよと言われてからあちこち気にしながら楽しんでます。

ネギミソラーメン美味しかったなぁ


家系の元祖吉村家のオーナーがラーメンショップで働いていて独立して横浜家系が出来たんだとか。
そのラーメンショップがなぜそんなに支持されているのか?を考察してみました。
本部とお店のFCはとんでもなくゆるく、本部からとってもとらなくても良くて結局オリジナリティーを尊重するから故に基本的な味は豚骨醤油でお店の名前の「うまいラーメンショップ」というお店が地域密着型のソウルフードを作り上げたのではないのでしょうか?

富里の方にオススメラーメン屋さんを聞くとこちらなんです

その果てしなく自由なやり方に面白さを感じて、お客さんはラーショ巡礼をしたり勝手に人気投票があったりと「ベースが美味しかったら結局のところ味の正解はないなぁ、それよりもたくさんの人に同じマグマーボーを知ってもらおう!飲食店さんには自由な発想で創作してもらおう!」と思いました。
マグマーボー???誰も知りません(笑)だからゆるくやらせていただきそんなスパイスミックスを日本の出汁と外国のスパイスで構築して実際にあるメニューを再構築してみたらどうだろう?と考えたのです。
様々なお店の力を借りながらマグマーボーの足りない所を助けてもらいながら作ってます。

マクアケにて2月先行発売予定です。

北海道のマグマーボーが沖縄でも食べれたり台湾のマグマーボーが東京で食べれたりと
マグマーボーがコミュニケーションツールとして広がってくれたら横のつながりができるのではないかな?という夢も広がります。

日本人同士が繋がる、飲食店同士が繋がる、外国と繋がるそんな旅するマグマーボー仲良くなるマグマーボーであって欲しいと願ってます。


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