【リアル・パートナーズ】石丸伸二氏に見る、生徒さんへの接し方

┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.810◇◆━━━━━┓

『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2024.07.12~

当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

【ご質問・ご要望も大募集中!】

「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
ご要望やご質問もお待ちしております。
お寄せいただいたご質問には、
メルマガ内で可能な限りお答えしてまいります!
→ info@r-partners.jp

【以前の記事はこちらから】
→(フルバージョン)  https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog

【目次】

◇お知らせ
◆まえがき     『通信制高校サポート校の導入説明会、締め切り間近』
◆今回のテーマ  『石丸伸二氏に見る、生徒さんへの接し方』
◆あとがき     『前職の会社に心から感謝』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇お知らせ(1)<本当に納得できる大学選びの方法(高1・2生向け/録画配信)>

日頃からセミナーでお世話になっている「日本の大学全部行った男」山内太地先生に
「進路指導にそのまま使える!本当に納得できる大学選びの方法」というテーマで、
高1~2向けの動画を作成していただきました!

山内先生もめちゃくちゃお忙しいなか、快く引き受けてくださり本当に感謝です。

今までは、塾経営者(従事者)向けにご講演いただいていましたが、
今回はリアルな話をそのまま高校生に聞いてもらえる内容です!

制作は株式会社POPERさんの協力も得ており、視聴はなんと無料!!
いや、本当に私たちを褒めてほしいです(笑)。

今回は録画済みの動画ですので、お申し込みいただければ、視聴URLをお送りいたします。
そのURLを高1~2の生徒のみなさんにシェアしてあげてください。

保護者さんに見ていただくのも効果的だと思いますよ。

「こういうアドバイスもしてもらえる(動画を見せてもらえる)のね」と、
あなたの塾の信頼度も高まるはずです。

もちろん、社内スタッフにも共有していただいてけっこうです。
ぜひみなさんの指導サポートの質を高めてください!

<日本の大学全部行った男・山内太地先生 高1・2向けセミナー>
■テーマ   : 進路指導にそのまま使える!本当に納得できる大学選びの方法
■対 象   : あなたの塾に通う高1・2生とその保護者
■費 用   : 無料
■申 込   : https://contents.comiru.jp/seminar/2024-2-3/
※申し込み後、視聴URLをお送りします。その視聴URLを生徒さんにお送りください。

=====
【山内太地(やまうち・たいじ)先生 プロフィール】

株式会社最新学習歴 代表取締役

1978年岐阜県生まれ。学校経営コンサルタント、教育YouTuber。東洋大学社会学部卒業。
理想の大学教育を求め、日本全国約800大学をすべて訪問。
海外は14か国3地域約100大学を取材し、全国の高校で年間約150回の進路講演を実施。
大学・高校の経営コンサルティング業も行う。
編集者としては20万部のベストセラーを出し、最も売れた著書は7万2千部。
YouTubeは3,000万再生、X(旧Twitter)はフォロワー2万3千人と、
様々なメディアを使いこなす。

X(旧Twitter) : @yamauchitaiji

https://twitter.com/yamauchitaiji
https://tyamauch.exblog.jp
=====

◇お知らせ(2)<自立指導塾のプロから、自立指導メソッドを学ぶチャンス!>

近年、授業を行わずに自学自習スタイルで学習をサポートする
「自立指導型」の塾に注目が集まるようになりました。

理論的には、自立型は現行の塾のビジネスモデルとして利益率が最も高く、
しっかり利益を出すことができるとされる指導形態だと言われるにも関わらず、

「自立型で利益を上げる方法を知りたい」「授業がないぶん、思うように成績を上げられない」
「自立型を保護者さんにご理解いただけない(ただの自習だと言われる)」「生徒が増えない」

などなど、経営や教務、生徒募集に苦戦するケースも耳にするのが現状です。

これまで塾の最大の武器であったはずの「授業」が封印された状態で、
成績アップや生徒さん・保護者さんの満足度向上を果たしていかねばならないため、
問われてくるのが、塾長の圧倒的な力量です。

こうした現状をふまえ、自立型のプロにポイントを学ぶセミナーを開催いたします!

講師は、13年前に自立指導型学習塾「マイベスト」を創業され、
20坪弱の教室で年間50名以上の入塾があるという安田卓史先生です。

安田卓史先生 プロフィール
=====
英泉塾/少数精鋭・個人指導マイベスト/総合型選抜専門塾ユアーズ
有限会社EISEN代表取締役
安田 卓史(やすだ・たくふみ)
https://mybest-eisen.com
https://eisen-juku.com
https://yours-online.com

創業44年の個人経営塾「英泉塾」の2代目代表。
2000年代に入り、商圏に名だたる大手塾が大挙として進出してきた影響で
倒産の危機に瀕する。
しかし、一念発起してマーケティング、コーチング、自立学習メソッド等を学び、
生徒数300人を超える人気塾へと復活。
2011年、コーチングによるマインドセットで子どもの主体性を引き出す自立型学習塾
「マイベスト」を開校。
2020年には総合型選抜専門塾「ユアーズ」を開校。
常に教育的チャレンジと経営的チャレンジをし続ける熱血先生。
=====

今回、そんな安田先生に、ご自身の経験をふまえて、
自立指導型学習塾のメリット・デメリットを解説いただきます。

自立型で成功するための教務・集客・経営におけるポイントを、
リアルな失敗談も交えながらご紹介いただく予定です。

・既存の指導形態を変えず、自立学習のオプションを設置して売上を伸ばしたい
・自立学習のノウハウをテスト対策や季節講習に応用して経営効率を高めたい
・既に教材を導入して自立型指導を行っているが、生徒の成績を上げきれない
・自立型指導を始めたが、集客につなげられていない
・自立型で成功している塾の話を聞いて、自立型指導を始めてみたい
・自立型指導をどうやって始めたらいいのか知りたい
・自立型指導に関する、経営のノウハウを知りたい

上記に1つでも当てはまる方はぜひご参加ください。
きっと、教室運営のヒントになるはずです!

今回も、教室運営システム「Comiru」の株式会社POPERさんとの共催です。
POPERさんのご厚意で、どなたでも「無料」で参加可能となっております。

太っ腹なPOPERさんへの感謝の意味でも、
Comiru未導入塾さんはぜひ導入をご検討ください。

IT導入補助金も使えますのでかなりお得に導入できますよ。

<自立指導塾のプロから自立指導メソッドを学ぶセミナー>

■テーマ   : 「自立指導=ただの自習」になっていませんか?
創業13年の自立指導塾が失敗を乗り越え、
成績アップと利益アップを確立したメソッドを大公開!
■講 師   : 安田 卓史先生(有限会社EISEN代表取締役)
■日 程   : 9月11日(水)11:00~12:30
■参加方法 : Zoomを使ったウェビナー
■参加費用 : 無料
■申 込   : https://contents.comiru.jp/seminar/20240911-3/
      ※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
      ※申込情報は株式会社POPERと共有いたします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆まえがき<サポート校導入説明会、申し込み多数で締め切り間近>

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

先日の当メルマガでも案内しました「通信制高校サポート校立ち上げ支援」の
導入説明会ですが、予想以上の申し込みをいただいております(私がびっくりしています)。

【ついにリリース!通信制高校サポート校 立ち上げ支援(7月3日配信分)】
https://r-partners.jp/1170/

少しでもたくさんの方にお話を聞いていただきたく、
定員を増やすなどできる限りの対応をしておりますが、
すでに実施済みの回や満席となっている回もあり、
残すは「7月15日(月祝)12:00〜12:50」、「7月19日(金)12:00〜12:50」の
2回となりました(2日とも同内容です)。

定員になりしだい締め切りとなります。

通信制高校サポート校の立ち上げ支援にご興味をお持ちの方は、
下記ページよりお早めにお申し込みくださいませ。

【導入説明会 申し込みページ】
https://forest-highschool.jp/support/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆今回のテーマ<石丸伸二氏に見る、生徒さんへの接し方>

先日の東京都知事選で、何かと話題をさらった石丸伸二氏。
舌鋒鋭く論理的に相手を論破していく姿勢がとても印象的ですよね。

ネットでは、さっそく「石丸構文」なるネタが流行っているようです(笑)。

石丸氏に関してはさまざまなトピックが飛び交っていますが、
「これって、学習塾にも通じるものがあるな」と思ったやりとりがありました。

石丸氏の言う「政治屋」の「定義」は何なのか、
社会学者の古市憲寿氏とやり合ったエピソードです。

<「なぜ喧嘩腰?」古市憲寿氏、日テレで石丸伸二氏との“舌戦”に視聴者が覚えた“違和感”>
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7a21a4913bd9070ff2e96b449b99bb07fd2957a

話をするときは、前提となる「定義」が共有できていないと議論がかみ合いません。

例えばA・B・Cさんの間で「友達は大事だ(or大事ではない)」という議論があったとして、
どういう人のことを「友達」と呼ぶのかの定義が共有できていないとどうなるでしょうか。

仮に、三者が自分の中ではこのように「友達」を定義していたとします。

Aさんの考える「友達」:何でも話せて、心許せる信頼できる人
Bさんの考える「友達」:趣味などを共有できる人
Cさんの考える「友達」:クラスメイトなど、自分の意思とは無関係に同じ集団に属している人

Aさんは、この定義のもと「人生において友達は大切だ」と主張し、
Bさんは「いればいいけど、大事というほどでもない」、Cさんは「大事ではない」と言います。

いつまでたっても議論が平行線になるのは目に見えていますよね。

まずは「友達」とは「○○な人」のことと定義します、とした上で議論しないといけないのです。

仕事においてもそうですよ。

上司が「この書類を明日までに仕上げてくれ」と指示したとして、
「明日まで」とは明日の何時を指すのでしょうか。

明日の始業時?
上司が出勤してくるまで?
日付が変わる今晩の24:00?

この定義の認識が違っていると、トラブルのもとです。

この場合、上司が明確に「何時まで」と指示するか、
部下も「何時までですか?」と聞くべきだと思います。

では、これらのケースを学習塾に置き換えてみます。

宿題をやってこない生徒さんに「きちんとやってきなさい」と叱ったとしましょう。

このとき「きちんと」とはどういう状態を指すのでしょうか。

(1)課されたものを、もれなくやってくること?
(2)演習問題などを全問正解してくること?
(3)ノートのとり方なども含めて、丁寧にやってくること?

あなたの中で「きちんと」の定義が(1)だったとしても、
生徒さんによっては極端に家庭学習が苦手で、
宿題のすべてを終わらせる(問題などを解く)ことができなくとも、
自分なりに頑張って、自分としては「きちんと」やったつもりかもしれません。

このとき先生から「きちんとやりなさい!」なって叱られた日には、
「自分はきちんとできない人間なんだ……」と自信をなくしてしまうかもしれません。

他にも「頑張ろうね」なども何気なく行う声掛けですが、
「頑張る」とはどういう状態か定義した上でのコミュニケーションでなければ、
先生は「頑張れと言ったのに、この子は頑張らないなあ……」、
生徒さんは「頑張ってるのに頑張れと言われる。あの先生キライ」という
行き違いも起こります。

「やる気を出す」「全力を尽くす」「まじめにやる」なども定義があいまいで、
同じような行き違いが起きそうです。

心理学的には「スキーマ」で考えることができると思います。

スキーマとは、「経験の積み重ねによって、一定の情報からものごと理解するための枠組み」
のことだそう。

例えば、小さな子どもはどんな動物も「わんわん」と言ったりしますよね。

これは「犬」を理解するときに、「四本足で歩く」生き物を「犬」だと認識するスキーマです。
まだ経験が少なく、「犬」を構成する前提情報が「四本足で歩く」しかないからです。

ここに「犬はワンワンと吠える」「猫はニャーと鳴く」など別の経験が加わることで、
犬と猫を区別して認識できるようになります。

つまり、先ほどの「きちんと宿題をやってくる」「頑張る」「やる気を出す」「まじめにやる」なども、
生徒さんのスキーマによって定義づけられている可能性は多分にあるということです。

私たちの考える「きちんと」「頑張る」「やる気」も、自分の経験からくるスキーマです。

これら、人によって解釈が分かれる要素は、やはり定義づけが大事だと思います。

「きちんと」ではなく「ここからここまで問題を解いてきてね」、
「まじめに」ではなく「ゲームやスマホは封印して、勉強時間にそれ以外のことはしない」など
子どもたちが分かりやすい定義を共有し、具体的に指示することが必要ではないでしょうか。

自分は分かっているつもりでも、定義が共有できていないことはよくあります。

お互い、普段の自分の言動を振り返ってみませんか?

【今回のまとめ】
・定義があいまいだと意思疎通がうまくいかない
・生徒さんが分かりやすい、具体的な定義で指示を出す

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆あとがき<前職の会社に心から感謝>

先日、以前に勤めていた個別指導塾が民事再生法の適用を申請したと知りました。
驚きもありますが、やはりお世話になった会社だけに悲しい気持ちでいっぱいです。

ベンチャーの会社だったこともあり、いろいろなことにチャレンジさせてもらいました。

チャンスがそこらじゅうに転がっているような会社で、
めちゃくちゃ忙しかったですが、めちゃくちゃ楽しかったです。

つらいこともそれなりにありましたが(笑)、
20代後半の約5年間をこの会社でお世話になれて本当によかったです。

会社の方針と私自身の考えがズレたことで退職することになりましたが、
独立開業し、今の自分があるのもこの会社のおかげですし、
前々職からの転職時に「うちへおいで」とお声がけくださった社長のおかげです。

本当に感謝しかありません。

社長が落ち着かれたら、またいつかどこかでお会いしたいです。
私の中では、ずっとかっこいいカリスマ社長のままですので。

────────────────────────────────────────────
株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~

〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司

◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
ご意見・ご感想等、お気軽にお伝えください。→ info@r-partners.jp

◇以前分のメルマガはこちらをご覧下さい。
→(フルバージョン)  https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog

※このメルマガは、著作権により保護されています。
許可無く、内容を無断掲載・無断引用することを禁じています。
従って、内容を誰かに教えたい、共有したいと思っていただけた場合は、
読者登録( http://www.mag2.com/m/0001341233.html )をお勧めくださると嬉しいです。
私も、少しでも多くの方に喜んでいただけるよう、頑張って参ります。

────────────────────────────────────────────
(c)2011-2024 Real-Partners All Rights Reserved.
このメルマガは、まぐまぐさんのご協力により配信しております。
ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?