【リアル・パートナーズ】生成AIが「理想の教師」像を変える!?
┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.856◇◆━━━━━┓
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~2024.12.20~
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私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
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【目次】
◇お知らせ
◆まえがき 『ピリッとした空気感』
◆今回のテーマ 『生成AIが「理想の教師」像を変える!?』
◆あとがき 『クリパでビンゴ大会』
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◇お知らせ(1)<個人塾塾長必見セミナー!「複数教室を展開する中で、個人塾が大切にしてきたこと」>
<複数教室を展開する中で、個人塾が大切にしてきたこと>
■詳 細 : https://r-partners.jp/1352/
■日 程 : 1月22日(水)11:00~12:30
■講 師 : 岩田 英証先生(学習教室サクセス塾長、浄福寺住職)
■参加方法 : Zoomを使ったウェビナー
■参加費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20250122-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
講師紹介
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岩田 英証 (いわた・ひであき)先生
「学習教室サクセス」塾長、浄土真宗本願寺派・浄福寺住職
1975年兵庫県生まれ。浄土真宗本願寺派・浄福寺住職。「学習教室サクセス」塾長。
龍谷大学大学院文学研究科真宗学専攻修士課程修了。
3年間大手学習塾に勤務したのち、2003年伊丹市にて「学習教室サクセス」を独立開業。
地域でも話題になった朝6時半からの「早朝特訓」、2日間の合宿型の「カンヅメ特訓」など、
ユニークな取り組みで塾業界に新風を送り込んでいる。
■著書
「試験前たった1週間の早朝学習で5教科100点アップする勉強法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4769610351/
「早朝学習が奇跡を起こす~子どもの学力を上げるシンプルな方法~」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CLKSZQJP
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◇お知らせ(2)<大学受験の専門家・コバショー先生再登場! 2025年共通テスト、全教科の振り返りと解説>
<大学受験のプロ&教育系YouTuberコバショー先生、オンラインセミナー>
■詳 細 :https://r-partners.jp/1362/
■テーマ : 2025年共通テスト全教科の振り返りと解説
■講 師 : 小林 尚(コバショー)先生(個別指導塾CASTDICE 塾長)
■日 程 : 1月30日(木)11:00~12:30
■参加方法 : Zoomを使ったウェビナー
■参加費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20250130-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
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株式会社キャストダイス 代表取締役
個別指導塾CASTDICE 塾長
小林 尚 (こばやし・しょう)先生
1989年生まれ。埼玉県出身。
高校受験で私立開成高校に入学し、弁論部キャプテンとして活動。
現役で東京大学文科1類に入学。
卒業後、経営コンサルティング会社の戦略部門を経て、株式会社キャストダイスを設立。
大学在学中には大手予備校に勤務し、東大・医学部合格者を多数輩出する他、
経営指標で全国1位を度々獲得。
コンサルタント時代には新規事業開発、人材・組織変革に取り組む。
近年はYouTubeチャンネル“CASTDICE TV”で受験・キャリアに関する動画を配信中。
大学や教育機関での講演・セミナーも実施している。
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◆まえがき<ピリッとした空気感>
こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。
弊塾の地元・宝塚市内の学校は12月25日が終業式で1月6日が始業式と、
冬休みがほとんどありません。
今週は学校の懇談期間ということもあり、学校が午前中授業となっています。
そのため弊塾では今週からすでに冬期講習に突入しており、
14〜15時ごろから通塾する生徒さんが増えてきました。
もう冬休みみたいなものとして、冬期講習期間をできるかぎり伸ばしている感じです。
入試が近づくこの時期は、受験生もピリッとしており、良い緊張感の中で勉強しています。
夏期講習のころと比べても、顔つきが全然違います。
私はこの空気感が大好きで、毎年冬期講習を楽しみにしています。
人が必死になって頑張る姿を間近で見られる仕事って、本当に幸せですね。
私も生徒さんに負けないように、目の前の業務を必死にこなしていきたいと思います。
受験生のみなさん、ファイトです!!!
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◆今回のテーマ<生成AIが「理想の教師」像を変える!?>
先ごろ、ベネッセさんが「生成AI×教育」の展望について
記者説明会を開催されたそうです。
<教育現場で進む生成AIの活用、注意点は? ベネッセが語る「教育×生成AI>
https://www.mapion.co.jp/news/column/cobs2846017-1-all/
説明会では、これまで約2年にわたって同社が実践してきた生成AI活用について、
その事例紹介や今後の可能性、課題などが語られたとのこと。
生成AIの活用については、教育現場でも家庭でもいまだ賛否が分かれているそうですが、
個人的には、遅かれ早かれ「積極的に使う」方向に進むのではないかと思っています。
なぜなら、一つの技術としてそこに生成AIが存在している以上、
もはやそれに蓋をして「ないふりをする」ことはできないからです。
加えて(使い方にもよりますが)それが教育や学習にも有益な効果があるのなら、
使わないでいることのほうが難しいと思うんですよね。
少し極端な例ですが、紙のノートが発明される以前、
記述媒体はパピルスや木簡や羊皮紙だったわけです。
鉛筆が発明される以前は、黒鉛に紐を巻き付けた筆記具を使っていました。
しかし時代が進み、誰もがノートと鉛筆を使える状況にあるのに、
まるでそれらが存在しないかのように、
あえて不便な旧時代の筆記具を使うほうが不自然なのです。
自ら進化を拒んでいるとも言えます。
古いものを大切にすることや、歴史や文化を学ぶ大切さは理解しますが、
それとはまた違う次元の話です。
実際、ICTが教育に導入され始めたときもそうでしたよね。
「ICTなんてけしからん!」というICT反対派の意見はかなり強くありましたが、
あっという間に「ICTを使うか否か」というレベルで議論する時期は過ぎ去り、
「ICTをどう使うか」が論点になっています。
探究学習も同じです。
「授業はトーク&チョークが基本!」という考えから、
より能動的な学びのスタイルを重視するようにもなってきました。
つまり、個人の教育観やこだわりを守ることも大事ですが、
だからと言って、時代の変化を否定したり目を背けたりするばかりでなく、
「いかに取り入れていくか」という姿勢は持っておいたほうが良いということです。
特に民間の事業体である塾は、このあたりの柔軟性が強く求められると思います。
そんな中で、今回のベネッセさんの実践発表の中で、気になるコメントがありました。
リンク先の記事では言及されていませんが、
同社イノベーションセンターの主任研究員である庄子寛之氏が
「生成AIの出現によって、従来の『良い教師像』は転換していくだろう」
と述べられたのだそうです。
例えば生成AIは、一定の正解があるものならば、ものの数秒で答えを提示してくれます。
以前は、そうした「答えを教える」「解き方を教える」という仕事を担っていたのが、
学校や塾の先生でした。
そして「良い教師(塾の先生も含む)」の定義とは、
それらを分かりやすく教えてくれる先生だったのです。
事実、愛知教育大学などによる調査でも、
小中学生が「尊敬する先生」の第1位は「分かりやすく教えてくれる先生」でした。
ジブラルタ生命が教員を対象に実施した「理想の教師像」に関するアンケートでも、
やはり1位は「授業が分かりやすい」だったという結果が出ています。
子どもたちも先生も、それこそが「良い教師」の1番の条件だと思っていたということです。
生成AIは、おそらくその理想像を変えていきます。
庄子氏によると「ティーチャーではなくファシリテーター」としての機能が
より重視されるようになっていくだろうとのこと。
これは、まさに塾講師(授業を受け持たない塾長や教室長も含む)に
求められる人材的素養も変わってくるということです。
これまで塾講師という職業は、やはり「教えたい」という気持ちの強い人や、
教えるのが上手な人が就く仕事だったと思います。
しかしおそらく今後は、それよりも生徒さんに寄り添う力や、
モチベーションを高める力のほうが、塾講師としても大事な能力になってくるのでしょう。
もちろん今でもそれらは大事ですが、今後はもっと重要になるかも、ということですね。
今でこそ、講師自身の学力はとても大事です。
自分が分かっていないことを人には教えられませんので、当然と言えば当然だと言えます。
でももし、その部分をAIが担えるとしたら、
人材の採用基準や、育成(研修)の力点も変わってくるかもしれませんね。
考えてみれば、プロスポーツの名監督や名コーチが、
必ずしも選手時代に華々しい成績を残しているわけではありません。
それと同じように「勉強を教える人は、勉強が得意である」という
基本的な概念さえ変えてしまう可能性もあります。
いずれにせよ、私たちが今持っている技術や常識は、
いつまでもそれがスタンダードであり続けるとは限りません。
年末も押し迫り、今年の反省や来年の目標を考えるにはいい時期です。
単に「塾で生成AIをどう使うか」だけでなく、
それが業界全体に及ぼす影響まで俯瞰しながら、
来年以降の教室運営に思いを巡らせてみませんか?
そう考えると、わくわくするような、ぞっとするような……(笑)。
一緒に頑張っていきましょう!
【今回のまとめ】
・生成AIが塾講師に求められる資質を変えるかも
・理念やこだわりは大事だが、時代に合わせて変化する意識も持とう
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◆あとがき<クリパでビンゴ大会>
弊社では、個別指導塾と並行して別事業で通信制高校サポート校を開校しております。
通信制高校に在籍する生徒さんの学習面や
生活面、精神面などの支援を行うことが主なお仕事です。
そんな通信制高校サポート校ですが、先日2学期の最終登校日を迎え、
クリスマスパーティとして、スタッフがビンゴ大会を企画してくれました。
ノーマルビンゴに加え、斜め揃い限定、真ん中(free)は除外など、
みんなにルールを考えてもらって楽しんだのですが、ビンゴ成立のルールが厳しすぎて、
ビンゴと同時に25マスすべてが開くという奇跡の生徒さんも(笑)。
基本的にはおとなしめで静かな生徒さんばかりですが、
やっぱりみんなでワイワイするのはとても楽しそうでした。
ゲットしたお菓子をカバンに入れて、サポート校の生徒さんの2学期は無事に終了です。
少しは生徒さんも気持ちよく2学期を終えることはできたかな。
充実した冬休みを過ごせますように!
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株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~
〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
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