【リアル・パートナーズ】塾のルールを決めるとき、忘れてはいけないこと
┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.869◇◆━━━━━┓
『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2025.02.07~
当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【ご質問・ご要望も大募集中!】
「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
ご要望やご質問もお待ちしております。
お寄せいただいたご質問には、
メルマガ内で可能な限りお答えしてまいります!
→ info@r-partners.jp
【以前の記事はこちらから】
→(フルバージョン) https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog
【目次】
◇お知らせ
◆まえがき 『ビリギャル・さやかさんが、仲間(英語コーチ)を大募集』
◆今回のテーマ 『塾のルールを決めるとき、忘れてはいけないこと』
◆あとがき 『珍百景!?お客さんがいないゴルフ場』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇お知らせ(1)<共通テスト数学、ガチの分析会を開催!>
先日実施された大学入学共通テストの「数学」を
とことん掘り下げて分析・解説するセミナーを開催します!
講師は、高校数学参考書でおなじみのFocusGold代表執筆者・竹内英人先生です!
今年の共通テストは新課程として初めての実施で、出題傾向に大きな注目が集まりました。
数学では数II・Bが数II・B・Cに再編され、制限時間が70分に延長。
また、数I・Aでは選択問題が廃止され、全問必答形式に変わるなど、
試験の構成そのものが変化することも伝えられていました。
こうした変化が出題傾向にどのような影響を及ぼしたのかを分析することは、
次年度以降の指導方針を立てる上で非常に重要です。
そこで竹内英人先生にご登壇いただき、たっぷり2時間、
徹底的に深掘りして解説していただく予定です。
来年度の共通テスト数学対策に向け、
今年出題された数学の問題を深く深く理解したい方のご参加をお待ちしております。
今回も株式会社POPERさんとの共催で、同社のご厚意により参加費用は無料です。
高等部の充実に向け、ぜひご参加くださいませ!
<2025年共通テスト「数学」分析会>
■日 程 : 2月25日(火)11:00~13:30
■講 師 : 竹内 英人先生(Focus Gold代表執筆者/名城大学教授)
■参加方法 : Zoomを使ったウェビナー
■参加費用 : 無料
■申 込 : hhttps://contents.comiru.jp/seminar/20250225-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
講師紹介
=====
竹内 英人先生(たけうち・ひでと)
名城大学教職センター教授。元愛知県立高校教諭。
啓林館 中学校・高校数学の文科省検定教科書著者。高校数学参考書Focus Gold代表執筆者。
全国の学校・教育委員会で教師研修、出前講義を担当。
近年のライフワークは小学生対象の親子算数教室や親子作文教室を開催し、
作文と文章題を通して、思考力・表現力を育成する取り組みに力を入れている。
また、公教育と私教育の壁を取り払う運動として、
学校、塾、予備校の先生方を一堂に集めたセミナー、勉強会も定期的に開催している。
全国の塾・予備校へ講師研修を兼ねた出前講義にも力を入れている。
趣味はサッカーとB級グルメとスウィーツ(愛知スウィーツ男子の会会長)
=====
◇お知らせ(2)<総合型選抜対策ができる塾になるためのセミナー>
改めて、きたる3月30日(日)、4月27日(日)の二日間、
学校推薦型選抜・総合型選抜(旧称:大学推薦・AO入試)対策指導の先駆者である
株式会社Prima Pinguino代表取締役・藤岡慎二先生をお招きしセミナーを開催します!
会場は東京・品川駅前で両日とも13:00~15:30、
がっつり2時間半もの対面セミナーです。
それでもボリュームたっぷりの内容ですので、2回に分けてのお届けとなります。
藤岡慎二先生は、自ら教育ベンチャー企業を経営しながら、
有名な島根県立隠岐島前高校の事例など、
全国の離島中山間地の小規模公立高校立て直し支援に大きく貢献。
さらに産業能率大学で教授を務めるなど、
パワフルに活躍する教育界きってのイノベーターです。
特に学校推薦型・総合型選抜においては、
かつて推薦・AOと呼ばれたその黎明期から早くも独自の指導論を確立。
そのメソッドは早慶など最難関レベルの大学に次々と合格者を送り出し、
大手予備校や全国の学校でも取り入れられています。
弊塾教室長も12年前、藤岡先生より徹底したマンツーマン研修を受け、
関関同立クラスの合格者が毎年出るようになり、
ここ5年だけでも、20名以上が桜を咲かせてくれました。
ご存知の通り今後の大学入試は、
人物評価も含めたAO入試タイプ(総合型)に比重がシフトしていく流れが止まりません。
こんな状況の中、受験生目線で考えるならば、学科試験の対策しかできない塾と、
学校推薦型・総合型にも対応できる塾とでは、魅力度や安心感がまったく違います。
そこで、藤岡先生による2時間半×2日のみっちり研修で、
総合型選抜に強くなっていきませんか!?
各回のテーマは以下の通りです。
=====
● 3月30日開催・・・「ゼロから学ぶ!総合型選抜の仕組みと生徒へのアプローチ法」
● 4月27日開催・・・「ゼロから学ぶ!志望理由書・自己PRの書き方」
=====
3月30日のセミナーでは、ゼロから総合型選抜の仕組みを、
次いで4月27日のセミナーでは、書類作成で必要なポイントや添削方法、
生徒さんへのアプローチ方法などを学びます。
参加費用はそれぞれ24,200円(税込)、
対面参加の場合1塾あたり2名まで参加可能です(3名以上はご相談ください)。
両日ともご参加をご希望の方は、各回それぞれお申し込みください。
どちらか一方のみのご参加も可能です。
なお、当日、対面で参加できなかった方でも、アーカイブによる後日視聴ができます。
貴塾内で共有し、社内研修用教材としてもお役立てください。
総合型選抜対策ができるよう私たちがしっかり勉強し、
必要とされる高等部を作っていきましょう!
<Day1.ゼロから学ぶ総合型選抜の仕組みと生徒へのアプローチ法>
■詳 細 : https://r-partners.jp/1396/
■日 程 : 3月30日(日)13:00~15:30
■テーマ : ゼロから学ぶ!総合型選抜の仕組みと生徒へのアプローチ法
■会 場 : JR品川駅(東京)から徒歩5分(申込後にお伝えします)
■参加対象 : 塾関係者(塾長・教室長・社員・講師スタッフ)
■参加費用 : 1塾(2名まで)あたり24,200円(税込)
■定 員 : 12塾
■申 込 : https://beast-ex.jp/fx3926/AO
※アーカイブのみ(当日参加せず)の申込ももちろん可能です!
※1〜5教室を運営している塾さまに限ります(6教室以上お持ちの場合は、ご相談ください)
【特典】
・アーカイブで後日視聴が可能(4月21日まで)
<Day2.ゼロから学ぶ!志望理由書・自己PRの書き方セミナー>
■詳 細 : https://r-partners.jp/1396/
■日 程 : 4月27日(日)13:00~15:30
■テーマ : ゼロから学ぶ!志望理由書・自己PRの書き方
■会 場 : JR品川駅(東京)から徒歩5分(申込後にお伝えします)
■参加対象 : 塾関係者(塾長・教室長・社員・講師スタッフ)
■参加費用 : 1塾(2名まで)あたり24,200円(税込)
■定 員 : 12塾
■申 込 : https://beast-ex.jp/fx3926/AO
※アーカイブのみ(当日参加せず)の申込ももちろん可能です!
※1〜5教室を運営している塾さまに限ります(6教室以上お持ちの場合は、ご相談ください)
【特典】
・アーカイブで後日視聴が可能(5月19日まで)
【講師紹介】
◆藤岡慎二先生
株式会社PrimaPinguino 代表取締役
https://pripin.co.jp/
産業能率大学 経営学部 教授
予備校講師、教材開発、カリキュラム開発などを経て、
その経験を活かして「高校魅力化プロジェクト」を全国に広げる。
AO入試の可能性に早くから注目し、その指導を単なる受験対策に留めず、
ハイレベルな人材育成カリキュラムにまで高めた先駆者。
前例にとらわれて思考停止することを嫌う根っからのイノベーターで、
「改革を仕事にする」「自分の足元を世界の中心に」をモットーに、
荒波に最初に飛び込む「ファーストペンギン」を育てることに尽力。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆まえがき<ビリギャル・さやかさんが、仲間(英語コーチ)を大募集>
こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。
昨年、講演会でもお世話になりましたビリギャル(本人)・小林さやかさんが、
英語学習サービスを提供する会社を立ち上げられました。
コンセプトは「英語を話せる人を増やすのではなく、
英語学習を通して人々のマインドセットを変えて、自信を持ってもらう事業」とのことです。
【日本をアゲてくプロジェクトを発足しました。/小林さやか】
https://note.com/sayaka_suto/n/nc729b7bc9c87
実はこの英語学習サービスのモニター生として、私も2ヶ月間お世話になっておりました。
お世辞抜きで、このサービスのおかげで英語学習に自信をつけることができたと思います。
そして今回、このプロジェクトを広げていくために、
仲間(英語のコーチ)を募集されるそうです!
さやかさんと一緒にお仕事できるチャンスかもしれません。
興味のある方は上記ブログからエントリーしてみてください!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆今回のテーマ<塾のルールを決めるとき、忘れてはいけないこと>
当メルマガでも時折取り上げているテーマ、「塾のルール」。
あなたの教室でも、大なり小なり、
生徒さんが守るべき何らかのルールを設定されていることでしょう。
弊塾は比較的厳しくルールを設定して厳格に運営するスタンスですが、
意図的にゆるくしている塾さんもいらっしゃると思います。
どんなルールを、どのくらいの量、どのくらいの「強制力」を持って運営するかは、
塾のブランドや塾長の方針・教育観などにもよってきますので、
それぞれに判断が分かれるところです。
もちろん、何が正しいとか間違っているとかいう問題でもありません。
ただ「ルール」の存在や内容について、子どもたちや学校がどう捉えているか、
現代社会のトレンドを抑えておくことは役に立つと思います。
そこで、こんな記事を見つけましたのでご紹介させてください。
併せて、塾経営へのヒントを一緒に考えてみましょうj。
<校則の見直し「必要」が8割強 生徒指導提要改訂が影響か>※有料記事
https://www.kyobun.co.jp/article/2025012904
有料記事ですので、内容をざっくりとレジュメ的にまとめます。
・校長と生活指導担当の先生方に、アンケートを実施
・関東7都県にある高校のうち、校則の見直しについて8割超が「必要」と考えている
・実際に校則見直しを「実施している」「予定している」学校も8割以上
・生徒指導提要の改訂が強く影響していると思われる
一つ目のポイントは、子どもたち自身ではなく
先生方(学校)も「校則を変えたほうが良い」と思っていることだと感じました。
下着の色の指定や、地毛が茶色系なのに黒く髪を染めさせるなど、
人権侵害にも近い “ブラック校則”が社会問題にもなりましたが、
やはり先生方も客観的に考えて「それはおかしい」と思われているのでしょうね。
ちなみに、見直すべき校則で上位に入ったのは「制服のジェンダーレス化」、
「制服の夏服冬服切り替え時期の柔軟化」、「登下校時の服装」、
「スマホや携帯の使用に関すること」だそう。
傾向として共通して言えそうなのは、ルールで縛って押し付けるのではなく、
「生徒自身の主体性や判断に委ねる」要素が強いことではないでしょうか。
これが一般化していけば、現代の子どもたちの「ルール観」も
おそらくそのように変わっていきます。
つまり、かつての強権的な学校(先生や校則)のイメージは
弱まっていくことが予想されるわけですが、これが塾にも影響するかもしれません。
あまりに強引だったり、極端だったり、
時代錯誤が過ぎたりするようなルール設定を続けていると、
「学校と違って、塾は強制的にルールを押し付けてくる」
「学校と違って、塾の先生は生徒を信用してくれない(からルールで縛る)」
と思われてしまうかも……
とは言え逆に「学校が“ゆるい”から、塾では厳しくしてもらったほうが勉強に集中できていい」
と感じる生徒さんもいると思います。
ある程度、強制力があったほうが動きやすいタイプの子どもたちですね。
実際に弊塾にも、そう言ってくれる生徒さんは多数います。
もう一つのポイントは、「生徒指導提要の改定の影響」という部分です。
生徒指導提要とは、生徒指導における基本的な考え方や価値観、
方法論などを示したガイドブックのようなもの。
平成22年に始めて作成され、令和4年に改訂がなされました。
改定の要諦はいくつかあるのですが、
留意したいのは「児童生徒の権利の理解」という項目が新設されたことです。
生徒指導を実践する上で、子どもの権利条約の一般原則に沿って
「差別の禁止」「子どもの最善の利益の保障」「生命・生存・発達への権利」「意見表明権」への
理解が不可欠とされました。
つまり、校則や学校での生徒指導は、これらが根底になければいけないということです。
もっと言えば、そもそも「子どもの権利条約」は世界条約ですので、
校則とか学校とか関係なく、子どもであるというだけで保障されるべき権利なわけです。
だとすると、いくら塾が私企業であり、
塾長の価値観や方針によって個性が生まれるものだとしても、
それによって独自の塾内ルールを定めるのだとしても、
「子どもの権利」を無視することがあってはなりません。
注意したいのは「子どもの最善の利益の保障」「意見表明権」あたりでしょうか。
そのルールは、真に子どもたちの利益に適うものか(=塾の都合を押し付けていないか)、
子どもたちに意見を述べる機会を与えた上で作ったものか、
を客観的に見直してみる必要があると思います。
特に「意見表明権」については、そのような権利を子どもが有していることすら
知らない大人が多いことが大きな問題になっているそうです。
「つべこべ文句を言うな、黙って従え」は不適切であるというのが、
現代社会の価値観だと考えておきましょう。
もちろん、厳しいルールを設定してはいけないとか、
子どもたちにおもねらなくてはいけないという意味ではありません。
上述したように、子どもの権利およびその条約については、
社会的な周知徹底ができていないのが現状です。
しかし、この認知が広がり社会が変わってくれば、保護者さんや生徒さんの中にも
「この塾のルールは、子どもの権利を無視しているのでは?」と考える人も増えてきます。
そうなったとき、「いや、これがうちのルールなので」の一点張りでは、
塾として選ばれなくなる可能性もあるでしょう。
ルールを設定・運用するときは、子どもの主体性を信じつつ、
かつ子どもの権利が保障されているか、忘れないようにしていきたいところです。
【今回のまとめ】
・学校も、社会も、ルールに対する意識が変わりつつある
・塾でも、子どもの権利を意識したルール運営を
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆あとがき<珍百景!?お客さんがいないゴルフ場>
先日、懇意にしている塾長さんたちとゴルフのラウンドをしてきました。
朝8時の時点で氷点下、しかも風も吹いているおかげで体感温度もぐっと下がり、
もはやスキー場にいるよう感覚です。
晴れていたのが唯一の救いと言ったところでしょうか。
こんな状況下ですから他のお客さんもまったくおらず、ゴルフ場のスタッフさんも
「2月はもともとお客さんが少ない上に、あまりの寒さにキャンセルもたくさん出たよ」
とおっしゃられていました。
ただ、ラウンド中に他のお客さんに遭遇することもなく、
まったくのストレスフリーでラウンドできたのは良かったです!
まるで超名門のゴルフ場を貸切でラウンドするような感覚でした(笑)。
気分転換になりましたし、たくさん歩くことができてとっても気持ちよかったです。
めちゃくちゃ寒かったですが、めちゃくちゃ楽しかったラウンドでした!
────────────────────────────────────────────
株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~
〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司
◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
ご意見・ご感想等、お気軽にお伝えください。→ info@r-partners.jp
◇以前分のメルマガはこちらをご覧下さい。
→(フルバージョン) https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog
※このメルマガは、著作権により保護されています。
許可無く、内容を無断掲載・無断引用することを禁じています。
従って、内容を誰かに教えたい、共有したいと思っていただけた場合は、
読者登録( http://www.mag2.com/m/0001341233.html )をお勧めくださると嬉しいです。
私も、少しでも多くの方に喜んでいただけるよう、頑張って参ります。
────────────────────────────────────────────
(c)2011-2025 Real-Partners All Rights Reserved.
このメルマガは、まぐまぐさんのご協力により配信しております。
ありがとうございます。