【リアル・パートナーズ】GIGA端末、3分の1が使われていない!?

┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.846◇◆━━━━━┓

『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2024.11.15~

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「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。

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【以前の記事はこちらから】
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【目次】

◇お知らせ
◆まえがき     『「2050年、大学定員の3割が埋まらず」の衝撃』
◆今回のテーマ  『GIGA端末、3分の1が使われていない!?』
◆あとがき     『自分に非がなくても事故は起こる』

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◇お知らせ(1)<2年ぶりの開催!ビリギャル著者・坪田信貴先生、オンライン講演会!>

先日開催いたしました「ビリギャル」本人・小林さやかさん講演会に続き、
今度は「ビリギャル」著者である坪田信貴先生の講演会も開催します!

今回のテーマは「人材」。

「塾の価値は働く『人財』で決まる!すぐに使える坪田流・人材育成&マネジメント法」
と銘打ってお届けいたします!

さて、改めてになりますが、ビリギャル&坪田先生といえば、
我々塾業界や教育業界で知らない人はいないのではないでしょうか。

【ビリギャル 10周年記念サイト】
https://birigal-anniv.com/zh/

坪田先生原作の
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
はベストセラーになり、映画化され、『ビリギャル』は社会現象にもなりました。

【学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話】
https://www.amazon.co.jp/dp/4048919830

今回のテーマでもある「人材」についてですが、
坪田先生、実は人材育成についても凄腕であることをご存じでしょうか。

自塾の社員・講師さん育成だけでなく、
吉本興業ホールディングス株式会社の社外取締役や
大手企業の人材コンサルタントとしてもご活躍されてきました。

心理学的見地を駆使した「生徒さんのモチベーションアップ」が
坪田先生の真骨頂というイメージがありますが、
その技術と通じるものがたくさんあるのでしょうね。

塾の価値を大きく左右する「人財」。

しかし、その大切さを分かっていても、
良い社員・講師を採用できるかどうかは別問題ですし、
よしんばうまく採用できたとしても、その後にどう育成したら良いのか分からず
困っている方も多いのではないでしょうか。

今回の講演会では、坪田先生に人材育成やマネジメントについてお話いただきます。

あなたも、坪田流の心理学や行動学のアプローチを学んで、
そのコツを具体的につかんでみませんか?

しかも、なんと今回も、共催の株式会社POPERさんのご協力により、
参加費用は「無料」とさせていただきます!!!

ただし、坪田先生のご意向により、アーカイブ(後日視聴)はございません。

「時間を作ってでも聴いてみたい!」という、
熱意あるみなさんのご参加をお待ちしております!

<ビリギャル著者・坪田信貴先生 オンライン講演会>

■テーマ : 塾の価値は働く『人財』で決まる!すぐに使える坪田流・人材育成&マネジメント法
■詳細: https://r-partners.jp/1298/
■日 時 : 11月21日(木)11:00~12:30 
■配信方法 : Zoomを使ったウェビナー
■定 員 : 1,000名(先着順)
■対 象 : 学習塾関係者(塾オーナー・塾長・教室長・社員・講師スタッフなど)
 ※生徒・保護者さまへのご案内・ご参加はお控えください。
 ※アーカイブ(後日視聴)はありません。
■受講費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20241121-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします

◇お知らせ(2)<優秀な学生講師を採用・育成するためのポイント(セミナー)>

弊塾では、ありがたいことに毎年50件程度の講師応募があります。
しかも、手前味噌ながら、人間性もめちゃくちゃ素晴らしい学生講師たちばかりです。

もちろん勝手に応募があるわけでも、育ってくれているわけでもなく、
それぞれ一生懸命工夫していろいろな施策を行った上での結果です。

そうした経験をふまえ、「学生講師の採用手法(応募数増加)」および
採用後の「育成法」にもスポットを当ててセミナーを開催します!

ちょうど弊社単体の有料セミナーとして実施を考えていた矢先に
POPERさんからお声がけをいただき、
共催の無料セミナーの形で届けできることになりました!

内容は有料級のセミナーが無料開催となりますので、ぜひご参加ください!

「良い人材の確保」と「きちんとした研修」の2本柱が両立してこそ、
優秀な学生講師として働いてもらえる環境が整います。

これらについて、弊塾で実際に行っている講師募集や育成方法を
たっぷりご紹介する予定です!

加えて、採用後のミスマッチに対応していくための手法もお伝えします。

期待して採用したものの、「思った以上に微妙な人材だった」といったケースは、
弊塾でも山ほど経験があります。

弊塾では、しっかり研修する仕組みを作りつつも、研修期間の中で見極めをして
合わないようなら雇用を見直す仕組みも作っていますので、そのあたりもお伝えできれば。

ちなみに弊塾が求める人物像は
「コミュニケーション力があって、人の気持ちに寄り添え、さらに学力が高い」ことですが、
正直なところ、かなり厳しい条件を設定していると思います。

今年もすでに47件の応募がありましたが、
その中から厳選して、本採用に至ったのは1名のみです。

ずいぶん強気な採用だなと思われるかもしれませんが、
それも相応の応募数があるからこそできることです。

だからこそ、できる限り講師応募の数を増やし、
安定して質の高い講師を確保し続けることが必要なのです。

・優秀な講師の採用・育成に苦戦している
・卒業生の採用だけでは講師の数が足りないが、外部から良い講師を採用する方法が分からない
・良い講師を採用したいけれども、応募が少なくて採用できない
・外部から講師を採用したけれど、どうやって育成したらいいか分からない

などでお困りの方には、きっと本セミナーがお役に立てるはずです!

なお、今回のセミナーは、個人塾向けや小中規模塾向けの内容となっておりますので、
その点はあらかじめご了承ください(大手塾さんでも参考になる部分はあるとは思いますが)。

また、アーカイブの提供はございません。

私も本気で今回のセミナーに取り組みますので、
日程を調整してでも参加して聞きたい!という熱量の高い方のみご参加ください。

熱い思いをお持ちのみなさんのご参加、お待ちしております!

<外部からも優秀な学生講師を採用・育成するためのポイント>

■詳 細   : https://r-partners.jp/1326/
■日 程   : 12月5日(木)11:00~12:30
■配信方法 : Zoomを使ったウェビナー
■対 象 : 学習塾関係者(塾オーナー・塾長・教室長・社員・講師スタッフなど)
 ※アーカイブ(後日視聴)はありません。
■受講費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20241205-3/
 ※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
 ※申込情報は株式会社POPERと共有いたします

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◆まえがき<「2050年、大学定員の3割が埋まらず」の衝撃>

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、先日、衝撃的な報道を目にしました。

【2050年の大学定員「3割埋まらず」文科省が試算見直し】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE1272Y0S4A111C2000000/

もともとは定員の2割埋まらないという試算だったそうですが、
少子化の加速が止まらずに3割に見直されたそうです。

大学定員の3割が埋まらないって、恐ろしいですね。

もちろん、各大学が均等に3割埋まらないわけではないでしょう。

中堅国公立や関関同立・GMARCHレベルの難関私大でなんとか1倍以上の競争率、
産近甲龍・日東駒専クラスですら全入になると思います。

地方国公立も全入できそうですね。

難易度や偏差値のみが大学選びの基準になるわけではないですが、
強い特徴や専門性を持たない中堅以下の大学は、かなり苦しむことになりそうです。

おそらく各大学とも必死に改革を行って、生き残りを図ってくるのではないかと思います。

学習塾業界も対岸の火事ではありません。

塾業界全体で高等部の設立が人気傾向にありますが、
大学の定員割れが続き全入化が加速すれば、おそらく近い将来、
難関大学を受験する層以外は通塾の必要もなくなるでしょう。

私たちも、未来をしっかり受け止め、時代に合った教室運営が必要になりますね。
みなさんはどうお考えになりますか?

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◆今回のテーマ <GIGA端末、3分の1が使われていない!?>

GIGAスクール構想で、学校に一人1台のデジタル端末環境が整備されましたが、
実は公立高校の配備された端末の3分の1が1度も使われておらず、
しかも1部は今後も使われる見込みがないことが分かったそうです。

<公立高校向けタブレット端末 3分の1が使われず 会計検査院>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241015/k10014610121000.html

かつて「電子黒板」なるものが世に登場したころも、
似たようなことが起こったのをご存じでしょうか。

多額の予算を投じて学校に投入されたものの、現場で使いこなすことができず
ほぼ使われないまま倉庫でホコリをかぶっていた学校が多かったのです。

GIGAスクール構想以前から、あるいは学校でも塾でも、
教育の「デジタル化派」と「アナログ派」の対立があったのは事実です。

今回の件を受けて、「アナログ派」からしてみれば「ほら見たことか」と
嫌味の一つも言いたくなるかもしれません(苦笑)。

しかし、問題の本質はそこではないと思います。

教育の「現場」と指導機関の間に生じた温度差が、
こうした行き違いや無駄を生んでいると考えられるからです。

またそれは、学習塾の運営においても大きなヒントになると思います。

大きくは、以下の5つが挙げられるのではないでしょうか。

1.現場のニーズを理解する
2.目的と活用法を明確にする
3.トライアル導入で効果を検証する
4.導入後のサポートと教育が重要
5.コストパフォーマンスを重視する

それぞれ、詳しく考えてみましょう。

1.現場のニーズを理解する

学校においてIT機器が無駄にされた背景には、文部科学省などの“お上”主導のもと、
ある意味で一方的に現場に配備したことがあると考えられます。

教育現場(学校)がタブレットを使いたいと望んだわけではなく、
必要性を実感できないまま配布されたため、使用頻度が低くなったということです。

この「文科省が勝手に決めて現場に次々と下ろし、教員がついていけず疲弊する」
という構図は、以前から何度も問題視されてきました。

近年定着してきた、探究学習の潮流などにも言えることです。

これと同じで塾経営においても、設備投資や教材導入の際に重要なのは、
まず「現場のニーズを理解すること」ではないでしょうか。

塾に新しい教材やシステムが導入されるとき、
たいていは塾長が「これはいい!」と思ったものを現場に下ろす形だと思います。

しかし同時に、講師が日々の授業でどのような問題に直面しているか、
生徒さんがどのような学習ツールを使いたがっているかをリサーチすることも大切です。

講師や生徒さんにアンケートを行い、
具体的にどのようなツールが授業に役立つかを調査することで、
導入後の使用率や効果を高めることができると思います。

  1. 目的と活用法を明確にする

タブレットが学校で使われなかった一因として、
「目的が不明確」であったことも考えられるでしょう。

例えば、デジタル機器を授業の補助として使う場合、
その利用目的や学習効果を具体的に示さなければ、ただの「飾り」に終わってしまいます。

塾でも同様に、新しい教材やシステムを導入する際には
「何のために使うのか」「どのように効果を測定するのか」を
事前に明確にしておくことが重要です。

例えば英語学習アプリを導入するのなら、
「リスニング力を高める」など具体的な目的を設定し、
それに沿った活用法を講師やスタッフに共有(あるいは一緒に考える)したいところです。

  1. トライアル導入で効果を検証する

GIGAスクール構想では一度に大量の機器が配備されましたが、
実際の効果や使用状況を小規模な試験導入で検証するプロセスに
欠けていた面があったのかもしれません。

塾の設備投資でも、いきなり教室全体に新しいツールを導入するのではなく、
まずは一部の教室や特定の生徒さんにトライアル的に導入し、
効果を検証するのが無難かもしれません。

例えば、複数のデジタル教材のうち、
どれが最も生徒さんの理解度向上に役立つのかを確認するため、
テスト導入してみることもできるのではないでしょうか。

  1. 導入後のサポートと教育が重要

「導入後のサポート不足」も、IT機器が教育現場で使われなかった原因の一つでしょう。

機器だけは配布されたものの、教員が使い方を学ぶ機会が少なく、
最終的に使用されないという状況が見受けられます。

塾でも新しいシステムや教材を導入した際には、
講師やスタッフにその効果的な使用方法を十分に伝え、
活用法についての研修やサポート体制を整えることが重要です。

「今日からこれを使うから、後はうまくやってくれ」では講師も困りますよね。

  1. コストパフォーマンスを重視する

教育機関でのタブレット配備は、多額の予算がかけられているにもかかわらず、
実際に活用されていないことが問題視されています。

これは明らかな経営資源の無駄遣いであり、効果的な投資が行われていない典型例です。

中小規模の学習塾経営においても、
当然ながらコストパフォーマンスを意識した設備投資が求められます。

上述した「トライアル導入」なども併用して、高額な設備を一度に購入するのではなく、
予算に見合った、そして現場で本当に必要とされる機器や教材に限定することが大切です。

また、導入効果を数値で把握するための指標を設定し、定期的に投資効果を見直すことで、
コストに見合った投資が可能となるでしょう。

今回のニュースのような事例は、単にハードウェアやシステムを導入するだけではなく、
現場でのニーズの把握、導入目的の明確化、トライアル検証、サポート体制の確立、
コストパフォーマンスの考慮がいかに重要かを示しています。

新たなツールや設備が次々と登場する中ですが、現場の声に丁寧に耳を傾けながら
実際に必要とされ、活用される設備投資をしたいところです。

【今回のまとめ】
・素晴らしい教育ツールも、「上」が勝手に決めて下ろすだけでは宝の持ち腐れ
・何かを新規導入するときは、現場の声に耳を傾ける姿勢を忘れずに

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◆あとがき<自分に非がなくても事故は起こる>

先日、とても衝撃的な経験をしました!

一般道のトンネルを走行中のこと、
どうやら後ろの車がトンネルの側壁に当たって単独事故を起こしたようです。

しかも、それで止まるどころか、ふらつきながら
フル加速で追い上げて来るではありませんか!

ドライバーさんが何かの発作で意識を失ったり、
パニック状態になったりしているのかもしれません。

ルームミラー越しに見える後続車のヘッドライトの光がだんだん大きくなって、
ミラー全面が光で覆われた瞬間、「ぶつかる!!!」と覚悟しました。

結果としては、その車はそのまま対向車線を100キロぐらいの猛スピードで走り抜け、
トンネル出口でガードレールに突き刺さるように止まりました。

対向車が来てなくて本当によかったです。

私もたまたま大丈夫でしたが、1秒でもタイミングがずれていたら、
ぶつかっていたり、最悪死亡していたりしたかもしれません。

救出されたドライバーさんが無事だといいんですが……

いくら自分が安全運転をしていても、事故に遭う可能性は常にあります。
みなさんも、運転中はできる限りお気をつけください!

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【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司

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