【リアル・パートナーズ】中3継続率をアップするために必要なこと〜2024秋冬版〜
┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.848◇◆━━━━━┓
『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2024.11.22~
当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。
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「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
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【目次】
◇お知らせ
◆まえがき 『ビリギャル著者・坪田先生セミナー、無事に終了!』
◆今回のテーマ 『中3継続率をアップするために必要なこと〜2024秋冬版〜』
◆あとがき 『本日、いい夫婦の日』
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◇お知らせ(1)<優秀な学生講師を採用・育成するためのポイント(セミナー)>
弊塾では、ありがたいことに毎年50件程度の講師応募があります。
しかも、手前味噌ながら、人間性もめちゃくちゃ素晴らしい学生講師たちばかりです。
もちろん勝手に応募があるわけでも、育ってくれているわけでもなく、
それぞれ一生懸命工夫していろいろな施策を行った上での結果です。
そうした経験をふまえ、「学生講師の採用手法(応募数増加)」および
採用後の「育成法」にもスポットを当ててセミナーを開催します!
ちょうど弊社単体の有料セミナーとして実施を考えていた矢先に
POPERさんからお声がけをいただき、
共催の無料セミナーの形で届けできることになりました!
内容は有料級のセミナーが無料開催となりますので、ぜひご参加ください!
「良い人材の確保」と「きちんとした研修」の2本柱が両立してこそ、
優秀な学生講師として働いてもらえる環境が整います。
これらについて、弊塾で実際に行っている講師募集や育成方法を
たっぷりご紹介する予定です!
加えて、採用後のミスマッチに対応していくための手法もお伝えします。
期待して採用したものの、「思った以上に微妙な人材だった」といったケースは、
弊塾でも山ほど経験があります。
弊塾では、しっかり研修する仕組みを作りつつも、研修期間の中で見極めをして
合わないようなら雇用を見直す仕組みも作っていますので、そのあたりもお伝えできれば。
ちなみに弊塾が求める人物像は
「コミュニケーション力があって、人の気持ちに寄り添え、さらに学力が高い」ことですが、
正直なところ、かなり厳しい条件を設定していると思います。
今年もすでに47件の応募がありましたが、
その中から厳選して、本採用に至ったのは1名のみです。
ずいぶん強気な採用だなと思われるかもしれませんが、
それも相応の応募数があるからこそできることです。
だからこそ、できる限り講師応募の数を増やし、
安定して質の高い講師を確保し続けることが必要なのです。
・優秀な講師の採用・育成に苦戦している
・卒業生の採用だけでは講師の数が足りないが、外部から良い講師を採用する方法が分からない
・良い講師を採用したいけれども、応募が少なくて採用できない
・外部から講師を採用したけれど、どうやって育成したらいいか分からない
などでお困りの方には、きっと本セミナーがお役に立てるはずです!
なお、今回のセミナーは、個人塾向けや小中規模塾向けの内容となっておりますので、
その点はあらかじめご了承ください(大手塾さんでも参考になる部分はあるとは思いますが)。
また、アーカイブの提供はございません。
私も本気で今回のセミナーに取り組みますので、
日程を調整してでも参加して聞きたい!という熱量の高い方のみご参加ください。
熱い思いをお持ちのみなさんのご参加、お待ちしております!
<外部からも優秀な学生講師を採用・育成するためのポイント>
■詳 細 : https://r-partners.jp/1326/
■日 程 : 12月5日(木)11:00~12:30
■配信方法 : Zoomを使ったウェビナー
■対 象 : 学習塾関係者(塾オーナー・塾長・教室長・社員・講師スタッフなど)
※アーカイブ(後日視聴)はありません。
■受講費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20241205-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
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◆まえがき<ビリギャル・坪田先生セミナー、無事に終了!>
こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。
昨日、ビリギャル著者・坪田信貴先生を講師にお招きし、
オンラインでご講演いただきました。
これまで坪田先生には、生徒さんのやる気アップなどをテーマに
ご講演いただくことが多かったのですが、今回のテーマは
『塾の価値は働く「人財」で決まる!すぐに使える!坪田流・人材育成&マネジメント法』。
いつもとは切り口を変えて「人材育成」をテーマにお話しいただきました。
人材育成のプロでもある坪田先生の講演は勉強の連続で、
参加者のみなさんにとっても非常に役立つ内容ではなかったかと思います。
ちなみに、トータルでは衝撃の500名オーバーのお申し込み!
さすが坪田先生ですね!
坪田先生は、移住先のニュージーランドからの配信でしたが、
特に配信トラブルもタイムラグもなく、無事に終えることができました。
すごい時代になったなものです。
坪田先生に少しでも近づけるように、
私も学んだ内容を生かして教室運営しようと思います。
坪田先生、お忙しい中ありがとうございました!
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◆今回のテーマ<中3継続率をアップするために必要なこと〜2024秋冬版〜>
「中3継続率」――毎年、この時期に取り上げているテーマですが、
今年も内容をチューニングしてお伝えしたいと思います!
なぜこの時期かというと、今あなたのマインドが変われば
「今からでも中3継続率にアップに間に合う」からです。
4年前の記事を毎年少しずつアップデートしてお伝えしている内容ではありますが、
伝えたいことの本質はほぼ変わっていません。
変えたくても変える必要がないぐらいのものなのです。
それぐらい不変的なものだとも言えますので、ぜひご参考にしていただければ幸いです!
さて、ここ数年、中学生メインだった塾さんが
高等部を設立するケースがブームになっているようです。
その流れから「中3生の継続率アップ」「高等部のつくりかた」というテーマの
セミナーも多く開催されています。
弊社でも、現在のようにブームになる前から
これらをテーマにしたセミナーやメルマガ記事を頻繁にお届けしてきたのは、
それだけ重視してきたテーマだからです。
今年はスケジュールの都合上で開催のタイミングを逸してしまいましたが、
毎年「中3継続率70%セミナー」を開催しています。
弊塾の継続率は毎年平均70%前後ですが、その取り組み事例をお伝えするセミナーです。
継続率は本当に大事で、例えば中3生が3人でも継続してくれれば、
新たに3人入会していただく労力が不要になるわけですから、
教室運営的にもとても助かります。
また、中3生10名中2名(継続率20%)が継続するのと、
10名中7名(継続率70%)が継続するのとでは、雲泥の差です。
ただし、順番を間違えてはいけません。
「生徒数・売上維持のため、継続させる」という自分の利益主体の意識では、
絶対に継続率はアップしません。
逆に言えば、ここを間違えなければ中3継続は決して難しいことではないのです。
ある程度長期的な視点で取り組む必要はありますが、
やることをしっかりやれば、高い継続率はきちんと実現できます。
しかし一方で、「継続率1~2割のまま」、「高校入試が終わると全員退塾する」と
苦戦なさっている塾さんもあるようです。
私はこの原因には、三つの傾向があるように感じています。
1.『非受験生の退塾数が多い』
2.『高校入試が終われば退塾すると、社員・講師が思い込んでいる』
3.『社員や講師に、高校生指導や大学入試の知識・意識がない』
ということです。
1.『非受験生の退塾数が多い』
みなさんの塾では非受験生(中3・高3以外)の年間退塾数は何名ぐらいでしょうか。
また、どのくらいであれば退塾があってもセーフラインとお考えでしょうか。
先日のメルマガ記事でもお伝えしましたが、私の目安としてはこんな感じです。
まず、受験学年(中3、高3)をのぞいた
昨年度のMAX生徒数と年間退会数を出してください。
この「年間退会数÷MAX生徒数」から出てきた数値が「退会係数」です。
私が基準としている目安は以下の通りです。
=====
退会係数0~0.05・・・内部充実がきちんと出来ている塾
退会係数0.05~0.08・・・内部充実がまあまあな塾
退会係数0.08~0.12・・・内部充実が甘い塾
退会係数0.12以上・・・内部充実ができてない塾
=====
仮にMAX生徒数60名で退会数が6名だったら、退会係数は6÷60=0.1。
9名だったら、9÷60=0.15となります。
共に退塾数が多すぎるという評価です。
MAX生徒数が60名であれば、
年間の退会数は2~3名に抑えるのが基本ラインかなと思いますね。
1度あなたの教室でも、この目安に基づいて数値を計算してみてください。
この数と中3継続率は不思議なほど相関性を見せており、
非受験生の退塾が少ないほど中3継続率は高く、
多いほど中3継続率が低くなる傾向があります。
特に「危険水域」の塾さんの場合、中3継続率は軒並み低いはずです。
原因として考えられるのは、受験生だから、非受験生だからという以前に
結局、内部充実が図れておらず、顧客ばなれが進んでいるということでしょう。
そんな教室では、中3生の継続など言わずもがなです。
内部充実を図ることができていれば
「高校になってからもこの塾でお世話になろう」という流れが自然にできるのが普通です。
「高校入試が終わったら、絶対にやめてやる」みたいな関係性になっているのであれば、
中身から改善することが必要です。
要は、高校進学が「退塾する良い機会」になっているわけですからね。
内部充実の定義や手法はさまざまかと思いますが、
生徒さんや保護者さんに一定ラインの満足感があれば、多くの退塾は発生しません。
不満の原因としては、成績が上がらない、教室がうるさい、
社員とのコミュニケーションがはかれない、社員の印象が悪いなど、
さまざまな要素が考えられます。
つまり、塾そのものの質が固まっていない状況で、
中3継続率をアップしようとしても意味がないということです。
小手先のテクニックを使って目先の結果(継続率)が出たとしても、
それは塾としての実力や魅力に起因しない一過性のものです。
厳しい言い方になりますが、「たまたま」なんですよね……
たぶん、生徒さんたちが高2に上がるまでに
たくさんの退塾がでているのではないでしょうか。
力技で、高1の4・5月を続けてもらったところで、
残念ながら夏休み前から退塾が止まらないと思います。
まずは「中3継続率アップに裏技など存在しない」と、肝に銘じることが大切です。
2.『高校入試が終われば退塾すると、社員・講師が思い込んでいる』
次に、そもそもこちら側の人間(社員・講師・スタッフ)に、
「中3生たちは高校入試が終われば辞める」という無意識の前提があることです。
そもそも、スタッフがそういう気持ちになるのは、
後述する大学受験の指導に自信がなく、内部充実が図ることができておらずに、
生徒さんや保護者さんとの信頼関係を築ききれていないなど、
後ろめたい思いがある場合がほとんど。
つまり「高校入ってからも私たちに任せてください」と自信を持って言えないということです。
少し考えていただきたいのですが、小6生が新中1になる際は自然と継続しませんか。
それはみなさんの中で「うちは中学部に自信があるから、卒業しても今までお任せください」
という強い思いが前面に出ているからです。
継続するのが当然である、と思っているということですね。
その思いは、普段のさまざまな言動ににじみ出ます。
それが生徒さんや保護者にも安心感として伝わり、自然と継続するのです。
それにも関わらず、中3→新高1のときには継続しないのは、
こちら側の自信のなさや意識の低さに問題があるといっても過言ではありません。
「高校でも3年間、私たちが自信を持ってサポートします」というマインドになることで、
飛躍的に継続率はアップするはずです。
ただ、このマインドになるためには、
自塾の高等部に自信があるという状況が必要となるため、
大学入試の知識や合格できる仕組み作りを確立することが大切です。
ほか「商業(工業)高校に進学する生徒は、継続しない」というのも単なる思い込みですし、
自分で「無理」というバイアスをかけています。
商業高校でも工業高校でも、生徒さんは普通に継続してくれます。
なぜなら、彼らも高校の定期テストもありますし、
3年後には大学進学を考えることになるかもしれないからです。
仮に高卒就職を考える生徒さんであっても、
校内で推薦を得るためには日々の勉強を頑張っておかないといけないですからね。
とにかく「高校生になってもサポートする自信がある」と心から言える
社員・講師スタッフを育てていきましょう。
そのためには、塾長であるあなた自身が、
高校生をサポートできると胸を張れる中身を備えることが大切です。
3.『社員や講師の高校生指導や大学入試の知識・意識がない』
高等部という看板を掲げているのに大学入試の知識やノウハウがなく、
「とりあえず中3生を継続させておく」というのでは、もはや詐欺に近いです。
と言うか詐欺です。
保護者さんは、私たちが持つプロの知識や技術を信じ、そこへの対価として、
安くない月謝を払っていることを忘れてはいけません。
もし、それでも高等部を作ってしっかり頑張ろうと思うなら、
大学入試のノウハウや知識を取り入れて、
「他塾さんではこの子を幸せにできない。自塾がしっかり3年間見届ける!」
と言い切れるぐらいの覚悟で勉強をしましょう。
ポイントは、生徒さんが進路指導で悩んだ際に、
「高校の進路指導の先生より信頼され、相談される先生になる」ことですかね。
書籍はもちろん、YouTubeでも大学入試の情報はたくさん手に入れることができますから、
日常的に勉強を続けることが大切です。
例えば、現高3から共通テストがアップデートされます。
出題時間や範囲も変わり、科目名も大幅に変わります。
少し意地悪な言い方になってしまい恐縮ですが、みなさんは大丈夫ですか?
どう変わるかご存知ですか?
生徒さんや保護者さんから信頼してもらうためには、
こうした情報をきちんと知っておくのはプロとして当たり前だと心得ましょう。
また、私大入試も年々変化しています。
総合型選抜を中心に年内入試が加速していますし、
関西で主流だった学力型(主に2科目)の公募制入試も関東に浸透し始めています。
今から数年で、大学入試は大きく変わると私は考えています。
共通テストをどうクリアしていくのか、私大対策の年間カリキュラムをどう立てていくのかなど、
しっかりと道筋を立てて伝えることが必要です。
中学生の生徒さんには、高校受験に向けて
きっちりスケジュールを組んでサポートしてきましたよね?
それと同じことを、大学受験でもできるようにしましょうということです。
いかがでしたでしょうか。
中3継続率をアップするのであれば、
自塾の本質からしっかり見直しをする必要があります。
「高校継続キャンペーン、4月無料」なんてやったところで、焼け石に水ですよ。
続けてくださる生徒さんや保護者は、キャンペーンがなくても継続してくださるので。
また、もし今年度の継続が振るわなくても、
来年度の1年間をかけて勉強すれば知識を増やすことは可能です。
今からでもまだ間に合う部分はたくさんあるはず。
教室内部充実の徹底や大学入試の知識を取り入れ、
生徒さんから「高校になってもお世話になりたいです」と
言ってもらえるような教室を作っていきましょう。
おすすめは、弊社が不定期で開催している
「中3継続率70%セミナー」
「高等部つくりかたセミナー」
にご参加いただくことです(笑)。
来年度は必ず開催しますので、ぜひご参加ください!
【今回のまとめ】
・中3継続をアップするには、教室全体の改善が必要
・誰のための継続なのか、本質に立ち返る
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◆あとがき<本日、いい夫婦の日>
今日は11月22日、「いい夫婦」の日ですねー!
大学時代の友人の中には、この日を選んだ結婚した人もいました。
もちろん結婚が人生のすべてではありませんが、
現在、パートナーがいらっしゃる環境であれば、せっかくの機会です。
日頃の感謝を込めて、ちょっとしたプレゼントを贈ってみませんか。
急にプレゼントなんて渡したら
「えっ、なんで?浮気でもしたん?」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)、
「いい夫婦の日だからと思って」と伝えれば、きっと喜んでもらえるはずです。
渡す側も、いいきっかけになるのではないでしょうか。
私は、やっぱり仕事を充実する上で、プライベートの充実がとても大切だと思っています。
せっかくの「いい夫婦の日」、何かプチイベントを開いたり、
プレゼントを贈ったりしてみてはいかがでしょうか。
私も日頃から妻にはおんぶに抱っこで甘えてばかりですので、プレゼントを贈ってみます!
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株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~
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【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司
◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
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