【リアル・パートナーズ】日本語が苦手な子どもたちを助けたい!
┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.822◇◆━━━━━┓
『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2024.08.23~
当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【ご質問・ご要望も大募集中!】
「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
ご要望やご質問もお待ちしております。
お寄せいただいたご質問には、
メルマガ内で可能な限りお答えしてまいります!
→ info@r-partners.jp
【以前の記事はこちらから】
→(フルバージョン) https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog
【目次】
◇お知らせ
◆まえがき 『新学期はアンテナ感度をフルマックスで!』
◆今回のテーマ 『日本語が苦手な子どもたちを助けたい!』
◆あとがき 『高3生へ夏のご褒美』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇お知らせ(1)<リエゾン監修者が登壇!「発達障がい・グレーゾーンの生徒への向き合い方」セミナー>
発達障害やグレーゾーンの疑いがある生徒さんへの接し方について、
悩まれた経験はありませんか?
指導に関しても通常の方法が合わず、
どう指導・対応すれば良いかお困りの先生も少なくないはず。
私もさまざまなチャンネルから知識を得るべく勉強しているのですが、
そのひとつが「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」という漫画作品です。
【リエゾン〜こどものこころ診療所〜】
https://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000037242
https://news.kodansha.co.jp/8350
子どもの10人に1人は、何らかの障がいを抱えているとされる現代で、
彼らに向き合い続ける児童精神科医を描いています。
同作を専門家の立場から監修しておられるのが、
児童精神科医の三木崇弘(みき・たかひろ)先生なのですが、
なんとこのたび、三木先生をお招きしてオンラインセミナーを開催できることになりました!
今回も、教室運営システム「Comiru(コミル)の株式会社POPERさんと共催です。
セミナーでは、発達障害やグレーゾーンの子ども達への接し方について
医学的観点からお話しいただく予定です。
効果的な指導方法やコミュニケーションのポイントに加え、
保護者さんの対応方法や協力体制の築き方など、
三木先生の勤務先の病院での事例もふまえてご紹介いただきます。
また、単なる発達障害への配慮だけでなく、
子どもの心を理解した上で塾として現実的にどういった対応をすると良いかなど、
塾運営の勉強にもなる内容もお話いただく予定です。
・発達障害・グレーゾーンの生徒さんへの指導方法が分からない
・発達障害・グレーゾーンの可能性がある生徒さんが入塾相談に来たときの対応に困っている
・発達障害・グレーゾーンの生徒の保護者さんに対してどう対応したらいいか分からない
・発達障害・グレーゾーンに関して、医学的アプローチを学んでおきたい
など、多様な生徒さんとの向き合い方にお悩みの先生は、ぜひご参加ください。
塾長さんだけでなく、社員さんはもちろん、
教員志望の学生講師さんなどにもお役に立つ内容になるはずです。
正しい知識や接し方を専門家からしっかり学んで、自塾の質を高めていきませんか?
今回も株式会社POPERさんのご支援もあり、セミナー費用は無料です。
発達障害やグレーゾーンの生徒さんの向き合い方のヒントになる今回のセミナー。
塾長さんだけでなく、周辺の関係者の皆さまにもお声がけいただき、ぜひご参加ください!
<「発達障がい・グレーゾーンの生徒への向き合い方」セミナー>
■テーマ : 発達障がい・グレーゾーンの生徒への向き合い方
■講 師 : 三木 崇弘先生(社会医療法人恵風会高岡病院・児童精神科医)
■日 程 : 10月4日(金)11:00~12:30
■参加方法 : Zoomを使ったウェビナー
■参加費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20241004-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
三木先生 プロフィール
=====
三木 崇弘(みき・たかひろ)先生
社会医療法人恵風会高岡病院 児童精神科医
兵庫県姫路市出身。
愛媛大学医学部卒業、
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了(医学博士)、
早稲田大学大学院経営管理研究科修士課程修了(経営管理学修士)。
小児科後期研修ののち国立成育医療研究センターこころの診療部で児童精神科医として勤務。
2019年4月よりクリニック、公立学校スクールカウンセラー、児童相談所、児童養護施設、
保健所など医療・教育・福祉・行政の各分野で臨床活動。
2022年7月より地元にUターンし、勤務医をしながら地域の子育て支援のため活動中。
週刊モーニング/テレビ朝日「リエゾン-こどものこころ診療所-」監修。
著書「凸凹のためのおとなのこころがまえ」
=====
◇お知らせ(2)<自立指導塾のプロから、自立指導メソッドを学ぶチャンス!>
近年、授業を行わずに自学自習スタイルで学習をサポートする
「自立指導型」の塾に注目が集まるようになりました。
理論的には、自立型は現行の塾のビジネスモデルとして利益率が最も高く、
しっかり利益を出すことができるとされる指導形態だと言われるにも関わらず、
「自立型で利益を上げる方法を知りたい」「授業がないぶん、思うように成績を上げられない」
「自立型を保護者さんにご理解いただけない(ただの自習だと言われる)」「生徒が増えない」
などなど、経営や教務、生徒募集に苦戦するケースも耳にするのが現状です。
こうした現状をふまえ、自立型のプロにポイントを学ぶセミナーを開催いたします!
講師は、13年前に自立指導型学習塾「マイベスト」を創業され、
20坪弱の教室で年間50名以上の入塾があるという安田卓史先生です。
安田卓史先生 プロフィール
=====
英泉塾/少数精鋭・個人指導マイベスト/総合型選抜専門塾ユアーズ
有限会社EISEN代表取締役
安田 卓史(やすだ・たくふみ)
https://mybest-eisen.com
https://eisen-juku.com
https://yours-online.com
創業44年の個人経営塾「英泉塾」の2代目代表。
2000年代に入り、商圏に名だたる大手塾が大挙として進出してきた影響で
倒産の危機に瀕する。
しかし、一念発起してマーケティング、コーチング、自立学習メソッド等を学び、
生徒数300人を超える人気塾へと復活。
2011年、コーチングによるマインドセットで子どもの主体性を引き出す自立型学習塾
「マイベスト」を開校。
2020年には総合型選抜専門塾「ユアーズ」を開校。
常に教育的チャレンジと経営的チャレンジをし続ける熱血先生。
=====
今回、そんな安田先生に、ご自身の経験をふまえて、
自立指導型学習塾のメリット・デメリットを解説いただきます。
自立型で成功するための教務・集客・経営におけるポイントを、
リアルな失敗談も交えながらご紹介いただく予定です。
・既存の指導形態を変えず、自立学習のオプションを設置して売上を伸ばしたい
・自立学習のノウハウをテスト対策や季節講習に応用して経営効率を高めたい
・既に教材を導入して自立型指導を行っているが、生徒の成績を上げきれない
・自立型指導を始めたが、集客につなげられていない
・自立型で成功している塾の話を聞いて、自立型指導を始めてみたい
・自立型指導をどうやって始めたらいいのか知りたい
・自立型指導に関する、経営のノウハウを知りたい
上記に1つでも当てはまる方はぜひご参加ください。
きっと、教室運営のヒントになるはずです!
今回も、教室運営システム「Comiru」の株式会社POPERさんとの共催です。
POPERさんのご厚意で、どなたでも「無料」で参加可能となっております。
<自立指導塾のプロから自立指導メソッドを学ぶセミナー>
■テーマ : 「自立指導=ただの自習」になっていませんか?
創業13年の自立指導塾が失敗を乗り越え、
成績アップと利益アップを確立したメソッドを大公開!
■講 師 : 安田 卓史先生(有限会社EISEN代表取締役)
■日 程 : 9月11日(水)11:00~12:30
■参加方法 : Zoomを使ったウェビナー
■参加費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20240911-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆まえがき<新学期はアンテナ感度をフルマックスで!>
こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。
弊塾の地元では、来週から公立中学校の新学期がスタートします(高校は9月2日から)。
学校に行くことが大好きな生徒さんにとっては、待ちに待った新学期です!
一方で、新学期を迎えることに不安な気持ちがある生徒さんもいると思います。
ぜひ、こちらの記事をご覧ください。
【夏休みに気をつけたいこと|子どもの行き渋りや勉強遅れのストレスにどう向き合う?】
https://shopro.co.jp/manabico/cate03/1752
私たちができることは、生徒さんの様子に対するアンテナ感度を高めておき、
表情が曇っている生徒さんをいち早く見つけることです。
ちょっとでも気になれば声をかけて、
面談室で「来週から新学期だね」と気軽に話すだけでもしてみましょう。
「先生、実は……」と打ち明けてくれるかもしれませんし、
単にこちらの考えすぎの場合もあります。
結果として何もなく、空振りも大歓迎でいいじゃないですか。
何か引っかかると感じた瞬間、どんどん声かけしていきましょう。
日頃から生徒さんをしっかり見ているあなただからこそ、気付けることがあるはずです!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆今回のテーマ<日本語が苦手な子どもたちを助けたい!>
先ごろ、こんなニュースを目にしました。
<日本語指導が必要な子ども、最多万6万9123人…昨年度・10年で倍増>
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20240808-OYT1T50235/
人材のグローバル化などで、海外にルーツを持つこどもたちが増える一方で、
その子たちの日本語習得がままならず社会問題化しているそうです。
記事によると、実数、前回(2021年度)との比較ともに過去最多を更新しているとのこと。
国や自治体も対応を急いでいるものの、
そうした子どもたちの増加に人員や対策が追い付いていないのだとか。
自分の立場に置き換えても、
もし英語が分からないのに留学して現地で授業を受けたら……と考えると、
学校の授業がどれだけ苦痛で退屈かよく分かります。
当然、内容なんて理解できるはずもありませんし、勉強が嫌いになります。
結果として、彼らの多くは進学や就職でも大きなハンデを背負っており、
高校進学率90.3%(中学生全体で99.0%)、大学進学率46.6%(高校生全体で75.0%)、
高校中退率は8.5%(同1.1%)、高卒就職においても非正規雇用が38.66%(同3.1%)と、
不利な状況に追い込まれています。
また、小中学校に通う(はずの)年齢の子どものうち、
8601人が就学すらできていない可能性も明らかになりました。
いかがでしょうか?
これって、かなり由々しき問題だと思います。
塾で何とか助けてあげることはできないでしょうか。
やりようによっては、事業化も可能かもしれません。
ここからは、あえてビジネスの観点に絞ってお話しますが、
日本全体で子どもの数が少なくなる中で、
学習塾経営も多角化が進んでいるのはご存じのとおりです。
学童保育や放課後等デイサービスの分野に乗り出す塾さんもありますし、
弊社も別事業で通信制高校サポート校やフリースクールを運営しています。
そうした意味で「日本語サポートができる民間教育機関」も
ニーズがあるのではないかと思います。
調べてみたところ、そうした専門塾のようなものはいくつかあるようですが、
NPOやボランティアによる運営になっている団体も多く、
市場としてブルーオーシャンになるかもしれません。
こうした子どもたちは、主に製造業の工場などがあり、
そこで働く外国人労働者が暮らす地域に多いようですが、そればかりとは限らないはずです。
みなさんの地元ではいかがでしょうか?
人知れず困っている家庭があるかもしれません。
一度、実態を調査してみるのも良いでしょう。
これは仮説ですが、そうした家庭は
そもそも「塾に頼る」という発想がない可能性があります。
日本語が不自由で学校の授業さえままならないのに、
「塾なんか行けるわけがない(行っても仕方ない)」、
「少なくとも日本語による学習に支障がない子が行くところ」と思っているかもということです。
確かに、サポート体制のない現状ではそうかもしれませんが、
他にないからこそビジネス的にはチャンスと言えます。
「人の困りごとで金儲けをするのは……」と思われるかもしれませんが、
すべてのビジネスは誰かの困りごとの解決のために存在するものですし、
決して悪いことではないはずです。
実際、社会福祉的な対策が追い付いていないなら、
民間事業者がそれをカバーするのはおかしいことではありませんし、
「塾」とは本来そういう存在だったはず。
補習型の塾にしても、超進学塾にしても、
公教育の枠や体制ではカバーしきれない子どもたちの力になるべく生まれました。
だとしたら、「日本語指導」を含めた学習サポートもまた、立派な社会貢献です。
ちなみに、外国籍を持つ児童生徒の母国語の内訳は、ポルトガル語(20.8%)が最も多く、
次いで中国語(20.6%)、ベトナム語(6.5%)、スペイン語(6.4%)と続くそう。
一方、日本国籍を持ってはいるけれど日本語に不自由な子どもたちの言語は、多い順に
日本語(30.5%)、フィリピン語(19.4%)、中国語(16.6%)、英語(14.9%)となっています。
近年はオンライン英会話などもありますし、
必ずしも教室の地元地域でバイリンガル講師を探す必要はありません。
そう考えると、チャンスはあるのではないかと感じます。
いかがでしょうか?
ビジネス的な新規開拓という面はもちろんながら、
「学習面で困っている子どもたちを助ける」という塾の本懐にもピタッと当てはまります。
考えてみても良いかもしれませんね。
【今回のまとめ】
・日本語指導が必要な子どもたちの数は過去最多
・塾事業におけるブルーオーシャンとなるかも
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆あとがき<高3生へ夏のご褒美>
夏休み期間中、弊塾の高3生(大学受験生)は週6〜7日のペースで通塾しています。
要はほぼ毎日、教室に来て勉強しているわけで、本当に素晴らしいですね。
私には絶対に真似できないので、彼らを心から尊敬します。
私が高3のときは、目も当てられないぐらい勉強していませんでしたし、
夏休みに何をしていたかお伝えすると超絶ドン引きされるレベルですので、
伏せておきますね(笑)。
自分にできなかったことを生徒さんには課すってどうなのと言われたら、
言い返す言葉もございません。
この夏を頑張った高3には、ご褒美としてスタバのドリンクをご馳走する予定です。
顔見知りのスタバの店員さんからドリンクメニューをお借りしてきたので、
好きなドリンクに好きなカスタマイズをしてもらって、ドーン!とプレゼントします。
高3のみんな、あと1週間ファイトです!
体調にはくれぐれも気をつけて走り抜けましょう。
────────────────────────────────────────────
株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~
〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司
◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
ご意見・ご感想等、お気軽にお伝えください。→ info@r-partners.jp
◇以前分のメルマガはこちらをご覧下さい。
→(フルバージョン) https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog
※このメルマガは、著作権により保護されています。
許可無く、内容を無断掲載・無断引用することを禁じています。
従って、内容を誰かに教えたい、共有したいと思っていただけた場合は、
読者登録( http://www.mag2.com/m/0001341233.html )をお勧めくださると嬉しいです。
私も、少しでも多くの方に喜んでいただけるよう、頑張って参ります。
────────────────────────────────────────────
(c)2011-2024 Real-Partners All Rights Reserved.