【リアル・パートナーズ】教室運営に100%集中できない場合の対処例

┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.863◇◆━━━━━┓

『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2025.01.17~

当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。

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【ご質問・ご要望も大募集中!】

「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
ご要望やご質問もお待ちしております。
お寄せいただいたご質問には、
メルマガ内で可能な限りお答えしてまいります!
→ info@r-partners.jp

【以前の記事はこちらから】
→(フルバージョン)  https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog

【目次】

◇お知らせ
◆まえがき     『塾って潰れるの?』
◆今回のテーマ  『教室運営に100%集中できない場合の対処例』
◆あとがき     『高校理科の教員免許、無事に取得!』

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◇お知らせ(1)<【加盟金ゼロ&ロイヤリティなし】第2回ピグマリオン幼児教室開設セミナーのご案内>

みなさん、「ピグマリオン」をご存知ですか?
全国150教室以上を展開している「学習塾で併設できる唯一の」幼児教室です。

【ピグマリオン(学習塾向けホームページ)】
https://class.pygmalionhd.co.jp

弊社では去る10月に、この「ピグマリオン幼児教室開設セミナー」をご紹介しました。
50塾様以上のお申し込みがあり、かなり盛況だったようです。

今回、内容をさらにアップデートして、1月26日(日)に第2回を開催するそうです。
再度ご案内をいたします!

さて、「ピグマリオン」とは、ピグマリオン学育研究所所長の伊藤恭先生が
長年の教育指導の現場経験をもとに作り上げた教育体系です。

どんな学習方法が子どもたちの健全な成長を促し、思考力や創造力、
さらには問題解決能力を高めて、一生モノの力を身につけられるのかを考え、完成しました。

<ピグマリオン幼児教室の7つのポイント>

1.全国150教室を展開、学習塾で併設できる「唯一」の幼児教室

中学受験生の受け入れの有無や塾の状況などに応じて、3つのコース
「ピグマリオンぷちコース」「ピグマリオン学院コース」「スーパーピグマリオンコース」から
自由にお選びいただけます。

【ピグマリオンぷちコース】
https://www.pygmalion-petit.com

【ピグマリオン学院コース】
https://pygmalion-gakuin.com

【スーパーピグマリオンコース】
https://pygmalionhd.co.jp/course/early_childfood/superpygmalion/

2.対象は年少下から小学3年生までの6学年。学習塾の生徒の早期集客が可能

そろばんやロボット教室とは異なり、ピグマリオンを卒業して
そのまま小学4年生からの通塾に繋げることが可能です。

3.必要な支出は、開設時や毎月のシステム使用料(教材費)だけ

かかる支出は、「ピグマリオンぷちコース」の場合、
「開設時導入教材費55万円」と「システム使用料3,960円(一人あたり毎月」のみ。
※他のコースは、チラシを参照してください。
【案内チラシ】 https://r-partners.jp/files/pygmalion20250126.pdf

4.授業料以外の各種経費の追加は自由

ピグマリオンにお納めいただくシステム使用料を「教材費」として
保護者に負担していただくことも可能です。
「システム使用料」とそのままの名称でも構いませんし、
貴塾の「教室運営費」(維持費や教育充実費・授業充実費)などの名称で
頂いている費用を上乗せしていただいても構いません。
ピグマリオンに納めていただくシステム使用料を保護者に負担していただくことで、
利益がさらに上がる授業モデルを構築することができます。

5.授業料やオリジナルのブランド名を自由に設定するコースもあります

従来の「ピグマリオンブランドコース」とは別に、自塾にあったブランド名や授業料を
自由に設定することもできる「オリジナルブランドコース」を選択することも可能です。
貴塾にとっては、教材仕入れと考えて頂けばいいです。
すでに幼児教室を別ブランドでやっていただいている場合でも、
ピグマリオンのカリキュラムや教材が導入できます。

6.1,000種の教材・教具があり、先生の指導と生徒の学習をサポート

毎回の授業解説動画が有り、生徒への愛情と学ぶ意欲が有れば、誰でも指導ができます。
塾長だけでなく、大学生アルバイトでも問題なくサポートができます。

7.自教室の空き時間・空きスペースを使った開設から
テナントを借りて本格的な幼児教室開設まで、自由に選択できます。

既存教室での開設の場合、開設時の導入教材代(減価償却)や
年間100万円を広告費用にかけても、
たった8名(プチの場合、学院は5名、スーパーは4名)で損益分岐を超えます。
システム使用料を保護者に負担していただき、追加の諸経費を負担してもらえば
損益分岐はここまで下がります。

まずは、ぜひ第2回の開設セミナー(もしくは資料請求)にお申し込みください。
ピグマリオン幼児教室が、みなさんの教室運営の救世主になるかもしれません!

<第2回ピグマリオン幼児教室開設セミナー>

■案内チラシ: https://r-partners.jp/files/pygmalion20250126.pdf
■日 程   : 1月26日(日)13:00~14:30
※当日参加が難しい場合は、アーカイブ(録画配信)を提供いたします
※資料請求をしていただければ、事前に授業料などの設定方法や収支分析などの詳細な資料を送ります
■講 師   : 伊藤 恭(ピグマリオン幼児教室代表・メソッド開発者)
■参加方法 : Zoomを使ったオンライン会議形式
■参加費用 : 無料
■申 込   :  https://beast-ex.jp/fx3926/PYG

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◆まえがき<塾って潰れるの?>

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

みなさんもご存知の通り、東京の大学受験予備校「ニチガク」さんが
年明けの1月4日に突然の閉鎖となりました。

驚くと同時に感じたのは、やはりそこに通う生徒さんたちが不憫でならないということ。

他の予備校などが受け皿となるべき手を差し伸べていましたが、
東京で塾運営をしている知人も、「うちの自習室をよかったら」とSNSなどで告知し、
なんとかサポートできないかと動いておられました。

本当に尊敬します。

全国ニュースとなったことで、保護者さんの中にも
「うち子が通っている塾は大丈夫なのかしら……」と思われている方はいらっしゃるはずです。

アプローチの方法や表現は工夫がいると思いますが、
保護者さんに向け「うちは大丈夫ですよ。ご安心ください」的な通達を
出しておくことも大事かもしれませんね。

教育評論家で、ご自身もプラスティーという塾を経営されている清水章弘先生が、
タイムリーにコラムを書かれています。

みなさんにも参考になれば幸いです!

【塾って潰れるの?/朝日小学生新聞・朝日中高生新聞】
https://www.asahi.com/asagakuplus/article/asasho/15584353

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◆今回のテーマ<教室運営に100%集中できない場合の対処例>

私は良くも悪くも体育会系の気質があって、
「最後は気合と根性!」みたいな考え方をすることもあります。

「時間がないのは単なる言い訳!」
「やりたいことがあれば、時間を作ってやればいい!」
「結果を出したければ、経営者は頑張るべきだ!」

当メルマガでも、しばしばそんな激しい檄を飛ばしていますが、
改めて文面で見ると怖いですね(汗)。

ただ、最近はこの考え方と並行して、「とは言え」という考え方も大切だなと感じています。

育児、介護、自身の体調管理、パートナー(家族)との関係構築など、
仕事以外も大切なことがあり、そこに力を注がないといけない方も
たくさんいらっしゃいるはずです。

そんな方まで、寝る時間を削って仕事ばかりに時間を費やしてしまうと、
すぐに行き詰まってしまいます。

そうした方は、しっかりとバランスをとった教室運営をしていただきたいです。

私自身、幸いにしてまだ親の介護はしていませんが、
その必要性が出てきたら今のような働き方はできません。

そう考えると、今後の運営についても色々と思うところがあります。

例えば弊塾は年間355日開校していますが、
「本当にそれがマストなのか、自己満足ではないのか」などと思うこともあるのです。

私の知人でも、教室運営を頑張りすぎて
身体を壊しがちの個人塾経営者が何名かいらっしゃいます。

生徒さんのため、保護者さんのためという情熱に押されて、
ある意味で囚われて、無理しすぎておられるのです。

特に50代の先生方に多い傾向があります。

しかし、体調を崩して塾運営に支障が出れば、自身もさらにしんどくなりますし、
結局は生徒さん・保護者さんに迷惑がかかります。

そう考えると、体調を崩さない程度に、細く長く教室運営をすることも大切ではないでしょうか。

最近は、顧問先の塾さんにもこうした類のアドバイスをさせていただくことが増えてきました。

そこで、実際にどんな塾運営スタイルなら、
無理なく、かつ顧客満足度の低下を防ぐことができるのか提起してみたいと思います。

もし自分自身が親の介護がすることになった場合、
「こんなふうにすれば、自身の気持ちも少しは楽になるかな」という発想で考えてみました。

まあ、自分へのアドバイスでもありますね(笑)。

中にはすでに、実施しているものも一部あります。

なお、弊塾個人塾である都合上、個人塾向けの内容になることはご了承ください。

具体的には、おおむねこんなイメージです。

(1)開校曜日の1〜2日、通常授業がない日を作る
(2)土日の開校時間を短縮する(特別日だけ土日開校する)
(3)平日は16;:00出社、講習会は午後開校
(4)塾長の担当授業を減らす
(5)事務員さんを雇う

(1)開校曜日の1〜2日、通常授業がない日を作る

個別指導塾の場合、月曜日〜土曜日に通常授業を組まれているケースが多いと思います。
月曜日が休校日の塾さんは、火曜日〜土曜日ですね。

通常授業の生徒さんが毎日いると、当然ながら授業管理も毎日やる必要があります。

そんな中で生徒さんや学生講師が急に休んだりすると、
(仕方ないとは言え)心が削られる方もいらっしゃるでしょう。

そこで、週に1〜2日、通常授業を組まない日を作ることをお勧めします。

実際に弊塾でも、毎週水曜日は通常授業がありません。
その代わりに、少人数の授業を行なっています。

週に1日でも通常授業がなければ、授業準備を始め、
生徒さんや講師の欠席・欠勤に気をもまないで済む日が丸一日できますし、
いっそ、そのまま休校日にしてしまう設計も可能なはずです。

月曜日を休みにしている塾さんがまさにそうですね。

月曜日が休校日の塾さんでも、火曜日〜土曜日の中で1日だけ
通常授業を入れない日を作るのも良いかもしれません。

弊塾のように少人数授業を実施するもよし、休んだ生徒さんの振替実施曜日にしてもよし、
柔軟に対応することができます。

もちろん、そのぶん通常授業がある日に様々なものが集中するということでもあるので、
教室のスペースや講師数確保の問題は出てくると思いますが、
それをクリアできるようなら非常に運営しやすい仕組みとなるはずです。

(2)土日の開校時間を短縮する(特別日だけ土日開校する)

土日もずっと開校しておられる塾さんも多いと思います。

弊塾も週末は10:00〜19:00で開校していますが、
開校を午後からにして、13:00〜19:00に設定してみるのもアリだと思います。

午前中が空いているだけでも。だいぶ気持ちに余裕が持てますよ。

テスト前の土日だけ開校するのも一つの方法ですね。

「土日は朝から勉強したい!」という熱量の高い生徒さんが多数いる場合は、
スマートロックなどを導入して生徒さんご自身で解錠・入室してもらうやり方もあります。

ただし、セキュリティの強化は必須です。
防犯カメラの設置や警備会社との契約など、やるべきことはきちんと行ってくださいね。

一方、私が尊敬しているある塾長さんは、
「社員にはしっかり休んでもらって、プライベートを充実させてほしい」という考えで、
一貫して土日祝は原則休校にしています。

そのぶん、生徒さんが自宅で勉強してもらうためのアプローチや、
平日(通常の通塾時)のカリキュラムは、徹底して作りこんでいるそうです。

「土日に勉強したい(教室を使いたい)」という生徒さんは入塾に繋がりませんが、
このやり方で賛同してくれる生徒さんたちがしっかり集まってくれているので、
経営上もまったく問題なく回っていると言われていました。

それどころか、複数教室展開でどの教室も数千万円の売上を誇っておられますので、
机上の空論でも理想論でもないということです。

(3)平日は16:00出社、講習会は午後開校

一般的な個別指導塾の場合、出社時間は13:00〜15:00ごろかと思います。
夕方までは授業準備や事務作業などを行い、18:00ごろから授業という感じですね。

しかし、授業準備を前日に終えるとかか、
事務作業を軽減する(事務員さんにお願いする・Comiruを導入するなど)とかできていれば、
16:00出社も大いにありです。

テスト期間中などは13:00~14:00開校にすれば良いと思います。

業務効率を上げて単純に労働時間を減らすことができれば、
精神的にも肉体的にも、かなりゆとりが出てくるのではないでしょうか。

また、講習会期間中は午前中から開校されている塾さんも多いと思いますが、
午後開校という選択肢があってもいいかもしれません。

夏期講習・冬期講習がどうしても無理であれば、春期講習だけでも良いでしょう。

普段は22:00まででも、講習会期間中は20:30までにするなど、
「講習会期間中は終了時間を早める」のもおすすめです。

生徒さんや保護者さんへ告知し、意図をご理解いただいた上で準備すれば、
フルタイムで開校できなくても顧客満足度は下がらないと思います。

(4)塾長の担当授業を減らす

原則として個別指導塾の場合、塾長が授業を行う必要はないと思います。

たいていの場合「講師が足りずに入らざるを得ない」という理由でしょうが、
私たちおじさんおばさんより、歳の近い大学生の講師のほうが
生徒さんのモチベーションが上がる可能性が高いです(笑)。
(もちろん、若い塾長さんもおられるでしょうが)

また、塾長であるあなたが授業を担当すると、
塾長しかできない仕事がおろそかになるかもしれませんし、
教室全体を俯瞰できなくなって、退塾リスクも増えます。

講師が足りないのであれば、講師採用にお金と時間をかけて、
あなたが授業に入らなくてもいいようにするのが先決です。

自分が担当する授業が多すぎて、
自らの首を絞めている塾長さんもいらっしゃるかもしれません。

授業は講師にどんどん振る、塾長は運営に専念する、が基本ですよ!

(5)事務員さんを雇う

これ、めちゃくちゃお勧めです。

塾長さんが雑務もすべてやっている個人塾さんは多く、それはそれですごいですが、
やはり塾長は塾長にしかできない仕事をするほうが良いです。

個人塾で社員を雇うのはハードルも高いですし、何かと大変ですから、
子持ちのお母さんに、パートで入ってもらうなどがおすすめです。

勤務時間も午後から夕方までで大丈夫ですし、日頃から家事で慣れている方であれば、
教室もめちゃくちゃ綺麗に掃除してくださいます。

もちろん人選は、面接である程度見極める必要がありますが、
雑務などを片っ端から任せられる方であれば、かなり助かるはずです。

また、土日に勤務してもらえる方を雇えば、あなたが土日に出社する必要もなくなります。

仮に土日に出社する場合であっても、今までなら「生徒たちが待ってるから急がねば」と
常に時間に追われていたのが、「スタッフに任せて、自分は用事を済ませてから出社しよう」という余裕も持てるはず。

実際、今の私がまさにそうです。

その他にも、もし「塾長以外でもできる業務を塾長がやっている」部分があれば、
積極的に手を放していきましょう。

経営に集中したり、いざというときに臨機応変に動くためにも、
塾長の日常は、多少は手持ち無沙汰ぐらいでちょうど良いのです。

いかがでしたでしょうか。

縁起でもない例えで恐縮ですが、もしあなたの親御さんが急に倒れ、
今日いきなり入院や介護が必要になったとして、
あなたの塾は対応できるようになっていますか?

「イエス」と即答できるようになっておきたいところですね。

私自身も仕事をまだまだ抱え込む傾向があるので、
どんどん周りに振って。身軽になれるように心がけています。

【今回のまとめ】
・いい意味で手を抜けるところは抜く
・業務を抱え込まず手放すクセをつける

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◆あとがき<高校理科の教員免許、無事に取得!>

先日、高等学校教諭一種免許状(理科)を取得することができ、免許状が届きました!

実は大学在学中に、教員免許取得に必要な単位や教育実習などは満たしていたのですが、
学習塾に就職することもあって申請しなかったのです。

しかし、巡り合わせとは不思議なもので、通信制高校サポート校を運営することになり、
代表が教員免許取得者のほうが良いだろうと考え、
せっかくならと23年の時を経て申請したといういきさつです。

あまりにも昔の単位ということもあり、
兵庫県教育委員会の方もちょっと困っておられたのが印象的でした(笑)。

追加で必要書類を提出するなど、申請してから4ヶ月ほどかかりました。

長い道のりでしたが、これで高校理科を学校で教える資格が得られました。
依頼さえあれば、実際に学校でも授業を担当してみたいです。

大学時代は、びっくりするぐらいのダメ学生でしたが、
教員免許を取得できたことだけは自分自身を褒めてあげたいと思います!

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株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~

〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司

◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
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