【リアル・パートナーズ】103万円の壁撤廃で、塾はどうなる!?
┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.850◇◆━━━━━┓
『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2024.11.29~
当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。
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【ご質問・ご要望も大募集中!】
「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
ご要望やご質問もお待ちしております。
お寄せいただいたご質問には、
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【以前の記事はこちらから】
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【目次】
◇お知らせ
◆まえがき 『難関大学は「ほぼ無理ゲー」?』
◆今回のテーマ 『103万円の壁撤廃で、塾はどうなる!?』
◆あとがき 『忘年会シーズン突入!飲み過ぎ・行きすぎにご注意』
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◇お知らせ(1)<優秀な学生講師を採用・育成するためのポイント(セミナー)>
弊塾では、ありがたいことに毎年50件程度の講師応募があります。
しかも、手前味噌ながら、人間性もめちゃくちゃ素晴らしい学生講師たちばかりです。
もちろん勝手に応募があるわけでも、育ってくれているわけでもなく、
それぞれ一生懸命工夫していろいろな施策を行った上での結果です。
そうした経験をふまえ、「学生講師の採用手法(応募数増加)」および
採用後の「育成法」にもスポットを当ててセミナーを開催します!
ちょうど弊社単体の有料セミナーとして実施を考えていた矢先に
POPERさんからお声がけをいただき、
共催の無料セミナーの形で届けできることになりました!
内容は有料級のセミナーが無料開催となりますので、ぜひご参加ください!
「良い人材の確保」と「きちんとした研修」の2本柱が両立してこそ、
優秀な学生講師として働いてもらえる環境が整います。
これらについて、弊塾で実際に行っている講師募集や育成方法を
たっぷりご紹介する予定です!
加えて、採用後のミスマッチに対応していくための手法もお伝えします。
期待して採用したものの、「思った以上に微妙な人材だった」といったケースは、
弊塾でも山ほど経験があります。
弊塾では、しっかり研修する仕組みを作りつつも、研修期間の中で見極めをして
合わないようなら雇用を見直す仕組みも作っていますので、そのあたりもお伝えできれば。
ちなみに弊塾が求める人物像は
「コミュニケーション力があって、人の気持ちに寄り添え、さらに学力が高い」ことですが、
正直なところ、かなり厳しい条件を設定していると思います。
今年もすでに47件の応募がありましたが、
その中から厳選して、本採用に至ったのは1名のみです。
ずいぶん強気な採用だなと思われるかもしれませんが、
それも相応の応募数があるからこそできることです。
だからこそ、できる限り講師応募の数を増やし、
安定して質の高い講師を確保し続けることが必要なのです。
・優秀な講師の採用・育成に苦戦している
・卒業生の採用だけでは講師の数が足りないが、外部から良い講師を採用する方法が分からない
・良い講師を採用したいけれども、応募が少なくて採用できない
・外部から講師を採用したけれど、どうやって育成したらいいか分からない
などでお困りの方には、きっと本セミナーがお役に立てるはずです!
なお、今回のセミナーは、個人塾向けや小中規模塾向けの内容となっておりますので、
その点はあらかじめご了承ください(大手塾さんでも参考になる部分はあるとは思いますが)。
また、アーカイブの提供はございません。
私も本気で今回のセミナーに取り組みますので、
日程を調整してでも参加して聞きたい!という熱量の高い方のみご参加ください。
熱い思いをお持ちのみなさんのご参加、お待ちしております!
<外部からも優秀な学生講師を採用・育成するためのポイント>
■詳 細 : https://r-partners.jp/1326/
■日 程 : 12月5日(木)11:00~12:30
■配信方法 : Zoomを使ったウェビナー
■対 象 : 学習塾関係者(塾オーナー・塾長・教室長・社員・講師スタッフなど)
※アーカイブ(後日視聴)はありません。
■受講費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20241205-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
◇お知らせ(2)<満足度アップに!「高校生向け」「保護者向け」動画プレゼント>
ちょっと早いのですが、日頃から当メルマガを読んでくださっているみなさまに
感謝を込めて「無料」でクリスマスプレゼントです!
保護者さんや高校生にぜひ観てもらいたい、2つの動画をお届けします!
教室管理システム「comiru」でおなじみの株式会社POPERさんと共に制作しました。
顧客満足度のアップにも、もちろん社内研修用に使っていただくことも可能です。
めちゃくちゃ効果的だと思いますよ!
【1】子どもの「学力」や「人間力」を伸ばす親子関係のヒント(保護者さん向け/親野智可等先生)
「うちの子、何度叱っても全然勉強しないんです……」
保護者さんから、このような相談を受けることはありませんか?
中高生の子どもたちは反抗期まっただ中で、多くの保護者さんが親子関係に悩んでいます。
一方で、成績を上げるためには塾に通うだけでなく、
家庭での学習習慣をつける必要があり、保護者さんのサポートも重要です。
親子関係の問題は成績にも響くため、
何かフォローしたいと考えている先生も多いのではないでしょうか。
本動画は、このような親子関係に関する保護者の悩みを解決するために、
子育てやしつけに関して数々の書籍を出版されている
「親野智可等(おやの・ちから)」先生にご登壇いただき、
子どもの学力や人間力を伸ばす親子関係のヒントをお話しいただきました。
・保護者さんから親子関係の相談をされることがあるが、何を伝えたらいいか分からない
・保護者さんから生徒のやる気や生活態度について相談されているがうまく答えられない
・勉強だけでなく、子育ての相談にも幅広く応えられるようになりたい
・保護者さんに有益な情報を提供したい
という方はぜひご活用ください!
<教育評論家・親野 智可等先生 保護者向けセミナー>
■詳 細 : https://r-partners.jp/1337/
■テーマ : 子どもの「学力」や「人間力」を伸ばす親子関係のヒント
■対 象 : あなたの塾に通う保護者
■費 用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/2024-3-3/
※申し込み後、視聴URLをお送りしますので、そのまま保護者さんへご案内ください
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親野 智可等(おやの・ちから)先生 プロフィール
教育評論家。本名、杉山桂一。
長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、
家庭教育について具体的に提案。
『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOK』などベストセラー多数。
人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名。
全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、
先生や保育士の研修会でも大人気となっている。
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【2】大学入試に直結する高校数学の正しい勉強法(高1・2向け/竹内英人先生)
大学入試における数学は非常に重要な科目である一方、
数学に苦手意識を持つ高校生は多いのが事実です。
こうした数学の苦手意識を克服するためには、
正しい勉強法を知り、効率的に学習することが重要です。
本動画は、大学入試を念頭にした数学の学習方法に悩む高校1・2年生向けに、
彼らが数学を得意科目にするにはどのように勉強したら良いか、
竹内先生がしっかり解説してくださいます。
数学の成績が伸び悩む生徒への指導やアドバイスにぜひご活用ください。
・頑張っているのになかなか数学が伸びない生徒さんを、どう指導したら良いか分からない
・数学の教科書や参考書の効果的な使い方を知りたい
・生徒さんの数学の苦手意識を克服させたい
といった方におすすめです!
<FocusGold著者・竹内英人先生 高1・2生向けセミナー>
■詳 細 : https://r-partners.jp/1337/
■テーマ : FocusGold著者が徹底解説!大学入試に直結する高校数学の正しい勉強法
■対 象 : あなたの塾に通う高1・2生
■費 用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/2024-4-3/
※申し込み後、視聴URLをお送りします。その視聴URLを高1・2生へお送りください。
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竹内 英人(たけうち ひでと) 先生 プロフィール
名城大学教職センター教授。元愛知県立高校教諭。
啓林館 中学校・高校数学の文科省検定教科書著者。
高校数学参考書FocusGold代表執筆者。
全国の学校・教育委員会で教師研修、出前講義を担当。
近年のライフワークは小学生対象の親子算数教室や親子作文教室を開催し、
作文と文章題を通して、思考力・表現力を育成する取り組みに力を入れている。
また、公教育と私教育の壁を取り払う運動として、
学校、塾、予備校の先生方を一堂に集めたセミナー、勉強会も定期的に開催している。
全国の塾・予備校へ講師研修を兼ねた出前講義にも力を入れている。
趣味はサッカーとB級グルメとスウィーツ(愛知スウィーツ男子の会会長)
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◆まえがき<難関大学は「ほぼ無理ゲー」?>
こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。
以前、弊社主催セミナーでご登壇いただいた教育YouTuberであり、
個別指導塾CASTDICE塾長でもある小林尚先生(通称:コバショー先生)が、
非常に納得のできる動画をアップされていました。
【「ほぼ無理ゲー」難関大合格が高校生には酷な事情】
https://www.youtube.com/watch?v=psdRGzFcwuA
詳しくは実際に動画をご覧いただきたいのですが、
いや、本当にコバショー先生のおっしゃる通りで、今の高校生は忙しすぎると思います。
部活や探究学習、学校行事の増加で一般的な勉強時間が減る中、
難関国公立大学や共通テスト受験というのは、本当に無理ゲーだと感じます。
レベル10ぐらいでラスボス登場して、即全滅みたいな感じですね(笑)。
もちろん部活も探究も行事も大切な高校生活の一部です。
しかし時間は有限ですから、難関大学合格に向けた勉強時間も確保したいのであれば、
どうしても何を選び、何を諦めるのか、取捨選択する決断が求められます。
もし、偏差値58の公立高校の生徒さんから
「東京大学目指します」と相談を受けたらみなさんはどう提案されるでしょうか。
部活を辞めてもらいますか?
もしくは学校を休んだらいいよと言われますか?
それとも東京大学を諦めてもらいますか?
ぜひ、みなさんのお考えもお聞かせいただけると嬉しいです!
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◆今回のテーマ<103万円の壁撤廃で、塾はどうなる!?>
国民民主党が強力に押し進める「103万円の壁」撤廃ですが、
いよいよ現実味を帯びてきましたね。
<【年収の壁】最近話題の103万円の壁って? 壁の引き上げで手取りはいくら増える?>
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/work/93630/
ご存じのように「103万円の壁」は、専業主婦やパートタイム労働者に対する
所得控除の基準として、長年にわたり家計の収入配分や働き方に影響を与えてきました。
この壁が撤廃されることで、学習塾業界にも
間接的ながら重要な影響が及ぶことが予想されます。
いつもは教育関連のニュースから今後の業界予想などを行うことが多いですが、
今回は少し切り口を変えて、103万円の壁が撤廃された場合に、
学習塾にどのような動きや影響がありそうか、一緒に考えてみましょう!
1.家庭の収入増加に伴う教育支出増加
「103万円の壁」の撤廃により、
特にパートタイムで働く主婦層の労働時間増加が期待されます。
そうでない家庭も純粋に基礎控除額が増えるので、手取りはアップする算段です。
これに伴う世帯収入が増えることで、
家計の中で教育費に充てられる予算が増えるかもしれません。
塾経営への良い影響としては、シンプルに「需要の拡大」が考えられそうです。
収入の増加は、家庭が教育への投資を拡大する動機づけになります。
学習塾への入塾そのものだけでなく、
追加のオプション講座や夏期・冬期講習へのニーズが高まってくれるといいですね。
ひいては、教育格差の是正に寄与できることになるでしょう。
これまで経済的理由で学習塾に通わせられなかった家庭が、
新たに塾利用を検討できるようになれば、
塾にとっても子どもたちにとっても幸せなことですよね。
保護者さんの働き方の変化
一方で、労働時間の増加は保護者さんの生活リズムや
子どもたちのサポート体制にも変化をもたらします。
これにより学習塾の役割が、単なる教育支援にとどまらず、
生活サポートの一環へと広がる可能性もありそうです。
例えば、保護者さんの帰宅時間が遅くなることで、塾の送迎サービスや、
授業後の生徒さんを預かるサービスへのニーズが高まるかもしれません。
また、働き方の変化に伴い、保護者さんからの相談を受けたり、
家庭連絡を取ったりする時間帯も変化するケースも出てくるでしょう。
夜間やオンラインを活用したコミュニケーションの重要性が増してきそうです。
では、こうした予測をふまえて塾経営者はどのような準備が必要でしょうか。
まず考えられるのは、サービスの多様化に備えることだと思います。
上述したような送迎サービス、時間延長サービスの導入に加え、
保護者さんとの関係性強化も重要になってくるかもしれませんね。
働く時間が長くなると、保護者さんが子どもの学習進捗を把握しづらくなります。
そのため、保護者さんが忙しくても子どもの学習状況を把握できるように、
レポートをデジタル配信(共有)する仕組みなどがあれば喜ばれそうです。
さらに、夜間やオンラインでの保護者面談を可能にするなど、
柔軟なスケジューリングに対応することで、働く保護者さんのニーズに応えやすくなります。
そして何より、教育プログラムそのものの見直しをすることも大事です。
家計に余裕が生まれた家庭が塾を選ぶ際に、
学習効果だけでなく、付加価値を重視する傾向が強まる可能性は高いと思います。
例えばプログラミングや、思考力系、表現力系、問題解決能力系など、
将来に直結するスキルに関わるカリキュラムのニーズが高まるかもしれません。
生徒さんのみならず、保護者さんが教育やキャリアに関する知識を深められるような
講座(有償、無償問わず)も喜ばれるかもしれませんね。
お知らせ欄でも告知しております「動画プレゼント」もそうですが、
こうしたプラスαのサービスが、家庭全体での信頼感を高めることになると思います。
こうしてみると、いろいろとチャンスが広がってアイデアも湧いてきそうですが、
長期的な展望に基づくリスク管理は大切です。
「103万円の壁」撤廃により、短期的には家庭の教育支出が増加する可能性がありますが、
これによる税収減で、今後の税制や教育政策にどのような影響を与えるか分かりません。
また、家庭の教育投資が増えるのに伴って
新規参入の競合が増えて競争が激化する可能性だってあります。
やはり、独自の強みをさらに磨いてくことは欠かせないでしょうね。
やはり「103万円の壁」撤廃は、
学習塾業界にとって大きなビジネスチャンスと新たな課題を同時にもたらします。
保護者さんのライフスタイルやニーズの変化に敏感に対応し、
サービスの多様化や柔軟な運営体制を整えることがキモかと!
塾と家庭が共に恩恵を受け、成長できるようにしたいですね。
【今回のまとめ】
・家庭の収入が増えれば、教育投資も増える可能性は高い
・教育投資が増えるぶん、塾側のサービスもさらなる質向上が求められる
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◆あとがき<忘年会シーズン突入!飲み過ぎ・行きすぎにご注意>
いよいよ12月目前ですね。
12月といえばやはり忘年会は欠かせません!
例年この時期は3〜4回くらい忘年会の予定が入るので、
妻から「忘年会ホントよく行くよね。今年もそんなに忘れたいくらい嫌な年だったの?」と
厳しいツッコミを受けます。
思えば「いえ、最高の1年でした」と毎年言っているような……
しかし、今年はまだ1回だけの予定ですので、
やっと妻にも堂々と大きな顔ができそうです。
みなさんも、忘年会に参加される機会が増えるかと思いますが、
飲み過ぎはもちろん、行き過ぎにも気をつけながら繁忙月を乗り切りたいですね。
忘年会に行ったがために体調でも崩そうものたら、目も当てられません。
楽しみつつも体調は崩さないことが最低限のルールですね。
みなさんからの忘年会のお誘い、こそっとお待ちしております(笑)
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