mmhmm(ムーフー)でオンデマンド講座を作る
mmhmm(ムーフー:公式の解説動画などの発音を聞いていると「んふ」ぐらいの発音)というプレゼンテーションのアプリを使ってオンデマンド動画を作成してみました。次のものはかんたんなサンプルです。
Mac版のmmhmmにしかない機能で「インタラクティブレコーディング」という機能があります。この機能を利用するとプレゼンテーションの作成からクラウドへのアップロードを一気に行うことができます。
アップロードされた動画には次のような機能があります。
・再生速度の変更(0.7x−2.0x)まで
・資料のみの表示
・資料間の再生位置の移動
Youtubeよりも手軽にアップロードできますし、Zoom録画などよりも視聴者に優しい機能が多いように思います。
撮影時に気になった点ですが、
まず、アプリはMac版が主体(マイクの選択やインタラクティブレコーディングなどの機能はWin版にはない)になります。必然的にMacで収録を行うのですが、技術系のオンデマンド講座を作成する場合、Windowsでの操作が必須になります。
どのようにWindowsの操作を録画しているかというとGoogle Chromeのリモートディスクトップを使ってWindowsにアクセスしてその様子をMac側のmmhmmから録画するという方式をとっています。
次にmmhmmのアプリはかなりリソースを食います。特に自動で人物を切り抜く機能にリソースをとっているようです。これを回避するためにグリーンスクリーンが必須になります。Amazonで椅子につけるものとか色々と売っています。
丸形を買ってみましたが、カメラの上部両端が少しかけるので画角の工夫が必要でした。
パワーポイントの資料などをmmhmm内にインポートできます。がしかし、日本語のフォントが中華フォントになるようです。PDFに変換してインポートすれば回避できるような記述も見ましたが、面倒で試していません。
プレゼンテーションの作り方ですが、パワーポイントで資料やシナリオを作り、mmhmm内にインポートする。画面操作部分が必要な部分は画面のスライドを差し込む、パワーポイントで作り忘れた文言等はmmhmm内のテキスト機能でスライドを作成する。
といった方式で作成しています。長いスライドを用意したとしても、好きな位置から好きなところまで録画できるのは便利です。一応、各動画が5−10分以内に収まるように分割して撮影するようにしています。
学生と教員は1年間無料だそうです。僕は有料版を申し込んでしまいました。