【継続依頼されたいライター必見】編集者の視点から継続されない理由と対策を紹介
「テストライティングに合格したのに継続依頼がない」
「契約してもすぐに打ち切られてしまう」
ライターなら一度は感じる悩みではないでしょうか。今回は、継続依頼されない理由と対策を編集者の視点から解説します。
ライターとして継続依頼をされたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
継続依頼されないのは記事の質が低いため
継続依頼されないのは提出した記事の質が低いためかもしれません。
編集者が何度も同じ指摘をするのは大変です。
また、指摘した箇所が直っていないと、「またか・・・」と落胆します。
「自分の指導はなんだったのか」「時間を返してくれ」と思われるかもしれません。
仮に修正依頼や厳しめのフィードバックがなくても、編集者が修正しているだけかもしれません。
フィードバックをしても改善しないだろう、この方に依頼するのは避けようと思われると、ライターに修正依頼をするよりも、編集者自らが書き直しなどの対応をしたほうが早い場合があります。
修正点が多いと、編集工数が増えるため、その後の依頼はなくなることが多いでしょう。
私も経験があります。ライターを始めて1年ほどでした。
クラウドソーシングサイトを経由しない初めてのライティング案件でした。
1本目の評価は高かったのですが、2本目に提出した記事は、赤ペンばかりの修正で、半分以上が私の書いた文章ではなくなっていました。
これだけ大規模な修正が入ると、継続依頼はありません。案の定、そのクライアントからの依頼はありませんでした。
修正依頼やフィードバックは真摯に受け止め、改善に努めましょう。
テストライティングはコストがかかることを理解しよう
優良クライアントならテストライティングでも報酬を出します。採用の合否にかかわらず報酬を出さなければならず、クライアントのコストが発生します。
また、テストライティングのチェックを編集者に依頼する場合、編集者に支払う報酬も必要です。
テストライティングをするだけでクライアントに費用が発生するのです。
優秀な人材を採用できれば良いですが、テストのみを行い不採用にするとクライアントにとってはお金と時間だけがかかり、マイナスとなります。
よって、テストライティングで少々スキルが足りないと感じても一旦採用して、改善点を指摘される場合があります。
よくある指摘は以下のとおりです。
レギュレーションが守れていない(語尾の連続、表記統一など)
見出しに対する内容が合っていない
文字数不足
冗長表現が多い
同じ内容の繰り返し
など
例をあげればキリがありませんが、私が編集をするときに上記はよく指摘します。
反対に、これらを指摘されず質の高い記事を作成できる方は継続依頼が獲得できるでしょう。
修正点が少なく、高品質な成果物を提供してくれる方に仕事を依頼したいのがクライアントの本音です。これはライターに限った話ではないですね。
継続されるための対策|指摘されなくなった理由を判断する
質が高いから指摘がなくなったのか、質が低すぎて指摘がなくなったのか自分で判断する方法があります。
それは提出した初稿と公開記事を見比べることです。
初稿の修正がほとんどなく記事が公開されている場合は、あなたの記事の質がクライアントの求めるレベルに達していたということです。
しかし、初稿よりも大幅に修正されて記事が公開されている場合、編集過程で編集者が尽力したといえるでしょう。
修正依頼することで、余計に手間が増えると判断した場合、編集者からの修正依頼はありません。自分で直したほうが楽だと思うためです。
公開記事で修正が多く加えられている場合は、修正箇所をスプレッドシートにまとめるなどして今後の改善に努めるとよいでしょう。
継続依頼されるためには、とにかく質を高めること
継続依頼を獲得するためには、何よりも記事の質を高めることが重要です。
編集者の指摘を真摯に受け止め、改善を続ける姿勢が求められます。テストライティングや初稿で指摘された点を把握し、修正を怠らないことが大切です。
質の高い記事を提供すれば、クライアントからの信頼を得ることができ、継続依頼につながります。
質の向上に努め、ライターとしての成長を目指しましょう。